Diary 2010

2010年度学位記授与式のあとキャンパスにて
Always, now under Construction.
2011年3月25日(晴れ)
2010年度学位授与式
時刻:11:00〜12:00
場所:大隈候銅像と講堂に臨む:



(担任)
2011年2月5日(土)晴れ
卒論発表会&年度納めコンパ
時刻:11:00〜18:30
会場:14号館604教室

19:00〜21:30
いねや別館2階

(担任)
2010年12月7日(曇り)
授業
欠席者:3年6名/4年11名
遅刻者:なし
予定した発表者が欠席のため、「里親制度」の復活と就活懇談会について話し合いました。
【「里親制度」概要と予定 】
- 2年生と3年生で2〜3人のペアを作って、3年生が2年生の研究などをサポートしていく制度です。
- 12月中に一度ペアで三点(研究テーマ、研究動機、研究計画)について話し合うようにしてください。
- 1月中に2年生は上記三点を踏まえたHPを作ると思うが、先生に提出する前に一度ペアの3年生に見てもらう。
- ペアの3年生が欠席してゼミにいない場合は他の3年生が臨機応変に対応します。
- 下に『2年→3年』の順にペアの一覧を載せているので各自確認しておいてください。
【里子←里親ペア一覧】
- 井澤←小笠原
- 石関←梶田
- 宇野←川村
- 海老原←儀武
- 太田←久我
- 岡野←佐藤
- 小野←鈴木
- 栗木←西野
- 小島←浜野
- 小針←原
- 小山←日暮
- 斉藤←吉田
- 高須←久我
- 野々村←佐藤
- 前川←鈴木
- 森←日暮
- 若菜←西野
【就活懇談会について】
- 先生から日程合わせや参加人数の調整が大変であるため、懇談会としてよりは、会員名簿を見させてもらい、連絡を取ってゼミOB訪問として時間をとって会ってもらう方が良いのでは、とアドバイスを頂いた。 4年幹事の濱崎さんに相談することにした。
(西野)
2010年11月30日(晴れ)
授業
欠席者:3年6名、4年8名
遅刻者:4年1名
授業前に、先生からゼミ運営の方法について次の提案があった。
【里親制度の復活】
- 3年生が2年生の相談・指導役に
- ゼミU、Vの時間で2年生が発表してはどうか→ただ、4年生の卒業論文が優先 正規のゼミ後にサブゼミ(2・3年ゼミ)の時間を取るなど 次の合宿の予定を。合宿が無理なら他の手段も。
- 今のところ;3年生と2年生のペアを決める 、
- 冬休みまでに2年生は研究テーマを決め、担当の里親にプレゼン(ゼミ後に15分くらい時間を取る?)→里親はアドバイス 、
- 1月以降は、月に一度、お互いの研究成果を発表しあう 、
- 特に修正点がなければ、ペア決めを来週のゼミで行う予定。
【 4年真壁さん】「交通渋滞の解消」
- テーマ設定の経緯
- 研究動機
- 交通渋滞が招く悪影響とは
- 政策アプローチの全体像
- 交通容量拡大策
- 交通需要調整策@、A、B
- 今後の研究
内容:
- 交通渋滞→11.6兆円の損失、一人あたり年間30時間の無駄、CO2増加
- 交通容量拡大策→都市部における環状道路の整備。都心に用事があるのではなく、周辺に向かうため都心を通過する車が多い。
- 交通需要調整策→ロードプライシング、パークアイランド、カーシェアリングなど。
- 今後、交通需要調整政策に偏っているので、交通容量拡大策についてもう少し調べたい 。
質疑応答:
- まだ一般論の段階。
- 東京とではロードプライシングの導入は?(2003年あたりに検討されたがまだ導入されていない。)
- 何故導入されていないのか?実験的に導入されていないのか。など、具体的に絞って考えてみると研究につながる 。
- 今注目されているからどうかではなく、自分がどこにフォーカスしたいのか 。
【4年小田さん】「日本の物流政策」
- 研究動機
- 前回までのまとめ
- 物流新幹線構想
- 問題点&課題
- 最も効果的な案とは
- 今後の研究の方向性
内容・コメント:
- 物流新幹線構想→中央分離帯などを活用し貨物列車を運転する。
- 交通容量拡大策→都市部における環状道路の整備。都心に用事があるのではなく、周辺に向かうため都心を通過する車が多い。エネルギー消費量やCO2排出量削減、交通安全面、ドライバーの人手不足解消など 。
- 現在、ドライバーのほとんどが40〜50代→構想が実現するころには高齢ドライバーが増えるのではないか 。
- 課題→建設費用は2兆円で足りるのか?
- スーパーレールカーゴを詳しく。→佐川とJR貨物の共同で行われているがここだけJR東海が嫌われているので鉄道の活用には難がある。絵に描いた餅?
次回の発表は、引き続き4年生です。
( 鈴木)
2010年11月16日(晴れ)
授業
欠席者:2年3名、3年3名、4年生5名
遅刻者:
先週お誕生日を迎えられた先生を、豪華プレゼント(?)でお祝いしました!おめでとうございます!
* 今後日記をMLで流す際は、numasanの方に流すようにとの連絡がありました。
* 先週配布したアンケートは事務所に提出すること。
【4年井元さん】「首都圏空港の民営化と運営一体化」
質疑応答:
- 成田・羽田だけで最大効率化を目指すのではなく他の空港(茨城空港など)を組み込む予定は?→現時点ではこの2空港で需要を賄えるとの試算が出ている。まずはこの2空港で一体化を進める予定。
- ビジネス/観光客のようなユーザー別の棲み分けは日本ではあり得ると思うか?→ロンドンではBAAが一元化して運営しているので可能。日本では現状では難しい。民営化されてからの話、という空気だが、一刻も早く計画を立てる必要があると思う。
- 両空港間を結ぶアクセスは実現可能なものなのか?→(詳しいアクセス図を見ながら)十分実現可能といえる。
【4年新井さん】「医療介護問題について」
質疑応答:
- そもそもなぜ介護事業は儲からないのか?→儲けているところもある。(高所得者介護など)低所得者を対象とするとどうしても儲からない。低所得者向けは自治体が賄うわけだが、自治体も資金が不足しているのが現状。
- ワタミがやっている介護事業は?→高所得者向けなので儲かる。民間はこういうものしか手を出さない。
- 課題の整理にとどまっているので、政策提言ないしは目指すべき方向性の提言にまでもっていけるように。
- 外国人労働者の介護現場への登用についてどう思うか。→外国人労働者を介護従事者にという方策は付け焼刃であり効果はない。
- 介護保険が予防型にシフトされたが、信頼あるデータをもとにしていない。事業仕分けの方向性も不透明である。そのような中で、今後の政策の展開をどう予想しているか?それに対してどのような考えを持つか?→海外の事例は税制の違いも含め参考にする程度にしかならなと思っている。根本的解決は不可能に思える。
- イギリスでは地域の役割と公的な役割がうまく分担されている事例がある。どこまでを公でカバーするのかをはっきりさせる必要があるのでは。一つの機関・制度ですべてを対応するのではない仕組みづくりが求められる(安定化)。
次回も、四年生の発表です。
(佐藤)
2010年11月9日(晴れ)
授業
欠席者:2年3名、3年4名、4年6名
遅刻者:
始めに、先生から日本学生支援機構の書類が配られ、一部記入した。
【3年梶田さん】「インドハンセン病コロニーにおける諸問題の解決方法」
- 研究動機(ハンセン病問題支援学生NGOの経験、中国渡航6回)
- インドの現状(人口11億人、800以上の言語、宗教、カースト制度)
- ハンセン病とは?(患者差別の実態、法律とメディア)
- インドのハンセン病コロニーの特徴、諸問題、解決方法
- 今後の研究課題(コロニーを訪問、ゲイ市場、社会起業家、ヒンドゥー教とイスラム教、喜捨について)
質疑応答:
- カースト制度上位でもハンセン病になるのか?→割合的に下のほうが多いが、上のほうでも発症しうる。まだまだハンセン病は未研究。
- イメージとしては先進国だと思っていたがどうなのか?また、ハンセン病などの問題は国家レベルで解決すべきでは? →まだまだ未発達な地域が多い、また、WHOなどの差別防止に対する政策もインドにおいては適用されていない。
- 病気は治るのか?今後はどういった活動していくのか?→薬で完治できる。日本人などが支援を行うだけでは意味がないのでインドの現地学生などの力が必要。
- 他の大きな組織の活動はないのか?→日本の大きな財団も尽力している。
- 今後の自分の活動に考えが寄っているから日本、中国の事例を研究しては?→状況が違い過ぎるが、ハンセン病の例を基に差別問題に対する解決報などを提案していく予定。
- なぜNGOなのか?→資金面の問題等あるので今後どうするかはまだわからない。
- 日本においても差別は昔からあったが官民の力で問題に取り組んできた。なぜNGOが問題解決に必要なのか、効果的なのか。そうした点をこのケースでも論証するのは意味がある。→まず学生が現地の学生とともに活動する中で、火をつけていくことが大事。
次回は四年生の発表です。
次回日本学生支援機構の書類を集めるので記入して持ってきてください。
(3年久我)
2010年11月2日(晴れ)
授業
欠席:2年6名(内2名授業)、3年8名、4年9名
遅刻:
3年生の発表予定者2名が欠席のため、4年生秦さんに急遽、発表して頂いた。発表者予定者は、欠席やむなしの時には、責任を持って発表順を交換してもらう等の対応を。
【4年秦さん】「海運行政について」
- 前回までの発表:* スーパー中枢港湾を軸に日本の今後の海運行政とアジアの物流網の構築を考察/* 国が単独で行う海運行政について
- スーパー中枢港湾とは:* 国際競争力強化を図ることが特に重要なものとして政令により指定されている港湾/* 官民連携でアジア主要港湾を凌ぐコスト・サービスの実現を図る
- シンガポール港民営化について:* シンガポール港湾庁(営利的海運サービスを提供)が公社化→株式公開し政府が筆頭株主に。/* 結果、競争力強化が図られアジア屈指の利用数。
- 今後の方針:* オランダ・アムステルダム港も考察し相違点、民営化の是非を分析し政策提言をしていく。
質疑応答:
- 日本のインフラ整備の失敗例は?
- 料金設定の他に他国との差の理由は?→港湾の規模が小さいので、大型船の入港ができない。日本への貨物が手数料・手続き時間の理由で韓国経由で運搬。経済面だけではなく、海運への道筋の確保が結果的に安全保障へと繋がる。
- 民間へ開放することで問題は解決するのか?→行政が現在すべて管理しているので、民間運営にすることで効率化が図れるのでは。
- 民間への開放に際して、企業のメリットはある?→調べる。
次回の発表は梶田さん、吉田君です。
(儀武)
2010年10月26日(雨)
授業
欠席:3年7名、4年9名
授業前に、先生から欠席に対する諸注意があった。
- 無断欠席→言語道断。社会では通用しないので今後気をつけること。
- 体調不良→自己管理があまいと見られるよ。
- 諸事情→って何よ。ゼミが優先 。
【3年小笠原君】「情報爆発とネット中立性」
- 問題提起
- 情報量増大の原因
- 資料
- 情報量削減によるコスト回避
- 情報量削減のための妨害
- ネットワーク中立性」
- アメリカの例
- グーグルとベライゾンの共同宣言
- 日本の現状
- 参考資料
質疑応答:
- アメリカの例が取り上げてあったが、もう少し具体的に(図で比較するなど)したほうが分かりやすいのでは。
- どのように国民生活や政策に影響するのか。
- 今のままだと、企業研究になってしまう。
【3年日暮君】「地域資源を活かしたまちづくり〜千葉県野田市を例に〜」
- 野田市
- 野田市の地域資源
- 街づくり計画 取り組み事例
- 今後の予定
質疑応答:
- 取り組み事例の詳細は→野田市を7つの区に分けた都市計画
- 取り組み事例の内容をもっと詳しい発表した方がいいのでは→いずれ政策提言の核となる部分
- 発表の構成にもう少し工夫を :「問題点→取り組み事例」
次回の発表は梶田さん、吉田君です。
(鈴木)
2010年10月19日(晴れ)
授業
欠席者:3年6名、4年6名
遅刻者:なし
連絡事項:先週のゼミ合宿の写真を希望する人は、先生まで連絡すること。
上沼ゼミが早稲田大学のHPにて紹介されています。
- 早稲田大学社会科学部 HPトップページ
- →英語ホームページ
- →日本語閲覧に
- →グローバル30
- ゼミ生のジョ・ネイさんのインタビューも掲載されています。
【3年濱野君】「未来の八王子〜コミュニティシティの模索〜」
- これまでの経緯:八王子が好きだ。/今までは地方自治について研究しようと思っていた。/しかし、今後は、「八王子市のまちづくり」に的を絞って研究することに決めた。
- 学園都市八王子市:八王子市にはのべ23校の教育機関(大学、専門学校など)が存在することが分かった。/それら特色を生かした政策:正直あまり進んでいない。
- 八王子未来学:八王子にキャンパスを有する教育機関が連携し、@地域のニーズや課題についての研究活動、A地域を実践の場とした問題解決型の教育活動に取り組む。実際に、ごみ袋のデザインやマップ制作などを大学生が行っている。
- 大学コンソーシアム八王子:2009年4月に設立。/地域市民と連携し、活動している団体、機関はたくさんあるが、バラバラにやっていてもあまり大きな効力を発揮しない。/なので、ひとまとめにしよう、という試み。/しかしながら、それぞれの想いがあるらしく、なかなかうまくいっていない。
- 八王子学園都市大学いちょう塾:市民と学生の幅広い学びを提供することを目的に設立。/各大学の正規科目を受講し、その大学が単位を認定すると大学の単位として互換できる。
- 課題
- 交通の便が悪い。
- 卒業後、八王子から都心に出てってしまうのを防ぐ政策がない。(八王子市へのバックが少ない)
- 産学公連携が難しい、など。
質問・意見:
- いろんなアクターがあって、なかなか太い結びつきが見えてこない。なのでまずは、それぞれのアクターの想いやメリット(コンソーシアム化)するをあげてみることが大切なのではないか。
- 実際に八王子市にある大学に通っている学生に意見を求めてみるべき。
- 八王子の課題が具体的に何かを強く提示すべき。
- 八王子が実際にどんな動きをしているかがわからない。市民は八王子の課題をどうとらえているか、それが分かれば研究者自身の研究課題もはっきりしてくるのでは。
- 八王子市に将来どうなってほしいかをもっと具体的に提示すべき。
- 政策課題を考える際には、実際に当事者の生活に即した考え方をしなければ、本当の課題は出てこない。
【3年原君】「日本に未来はあるか〜経済面からみる日本〜」
- 前回までの発表:すぐに破たんする可能性はない。(最悪、通貨を発行できるため)
- 消費時増加は効果があるか:1%上げると、税収2兆増加する。/しかし、国債をすべて消費税で賄おうとすると、20%以上上げる必要がある。→税収増加を消費税のみに頼るべきではない
- 法人税は高いか:他国と比較した場合、高い。しかし、日本を代表する企業は、そんなに高い法人税を支払っているわけではない。→日本の法人税は、そんなに高くない。
- 優遇措置が認められている。企業の税負担には社会保険料も含んでいる。
- 実際に日本の税負担は低い(フランスやドイツの7−8割ほど)
- 課題:
- 企業の税負担を法人税でしかとらえていない
- 税額控除などがある
- 社会保険料の負担を忘れている
質問・意見:
- テーマが非常に大まかなものであるが、何をもって?⇒日本の未来がある=借金が返せる、という認識
- 相続税を高くすれば、どうか?(高齢者社会)⇒今の相続税でも支払えない人がいる。
- タイトルをもっと分かりやすいものに、変更すること。
(梶田)
2010年10月9日-10日(雨→晴れ)
軽井沢セミナーハウス合宿
欠席:
朝に激しい雨が降る。
担任の院生時代からずっとお世話になった、政経学部の故・柏崎利之輔先生を偲ぶ会に添う雨なのだろう。会場方面に目礼して、正門行きバスを穴八幡で降りる。文学部キャンパス横にはチャーターしたバスが既に待機。10時集合に例によって重役出勤のI君が遅刻。月曜連休のせいか車の数は多いが、割と順調に進行。高坂パーキングでトイレ休憩、横川で昼食。どちらも混雑中。途中、富岡製糸工場、下仁田(誰だ、しもねた、と噛んだのは)ねぎ、こんにゃくとガイドするが、学生は無反応。つまらぬ。ガスが増え、妙義山も、碓氷峠も眺望に恵まれない。軽井沢に到着。外気は11度を示す。
5号棟の管理棟1階の教室にて、全員が管理人さんから事前注意を受ける。特に、他町村の処理施設に依存している軽井沢町の一施設として、ゴミの徹底した分別出しの必要性と、全館一新した室内火災報知器の作動を試した学生がいて消防車が駆けつける騒ぎとなり、担当教員が翌日まる一日、関連各所に詫びに回ったとのエピソードとが印象的だった。鍵とシーツを持って移動し、その後、研修室のある9号棟101教室に集合することとなった。教職員用のグリーンハウスには、数室を家族で利用する職員がいて、賑やかだ。コーヒーを飲もうにも茶碗とグラスしかない。
3年生が個人研究テーマの研究発表をする。温風暖房が必要。室内入り口付近にPCがlan接続で設置してあった。事務所職員とメール。
持参した3年ゼミ長のPC画面をスクリーンに表示するのに手間取る。その間に、@発表者が自信の日記を書くことにA2年生にゼミ活動として、次の2泊3日合宿の企画、ゼミ論集の編集刊行、OB名簿のメインテナンス、3年生との間で里親制度復活などを話す。
【3年川村さん】「都市計画と地方自治」
- 研究動機
前回の発表でもっと練馬区にフォーカスする必要性を感じたので、今回は、特に練馬区の特徴と産業の推移を、具体的データを中心に調査した。
- 練馬区の統計:
- 面積:23区の中では5番目。
- 人口:23区では世田谷区の次に多い。
- 練馬区の産業 農業について
農地面積は都内最大。
少量多品目の直売型経営が主流。最近では高齢化などで経営困難となり、支援が進んでいる。
- 大根からキャベツへの移行
昭和30年ごろから練馬大根が衰退、主要生産物はキャベツへ
- 地区別の特性・土地利用
土地面積の推移 都市部のベットタウンとして宅地が増え、畑の面積が減少している。
人口密集地域では公園などの緑化計画もさかん。
- 東京都の地域別マスタープラン
1 東京湾ウォーターフロント活性化ゾーン(政治・経済・文化の中心)
2 センターコア 再生ゾーン(東京湾、交通・物流の拠点)
3 都市環境再生ゾーン(住宅地から市街化)
4 核都市広域連携ゾーン(多摩ニュータウン)
5 自然環境保存・活用ゾーン(西多摩地区 山間部)
練馬区は3の地区にあたる。
- 今後の研究目標
練馬区の政策プロセス(より詳細に)
東京都の計画との関連(地域別マスタープランを中心に)
他の地域の産業の変化
- 参考文献
練馬区HP
東京都産業労働局HP
東京都HP
質疑応答
- 具体的に成功している他の区の事例は?
→墨田区や台東区などはまた違う特性なので練馬区と単純に比較できない。もっと練馬区を掘り下げてから他の地区について調べる予定。
- 実行するにあたっての税収などは?
→あまり公にできる事項ではないのでまだ今の段階では調べられていない。
- 地方自治とは、東京都から練馬区がどの程度自由にやっていくかということか?
→都政と練馬区の行政を並行して調査する方向で検討中。
- 地方自治が何を指すのか、どれくらい独自性あるのか。そのための財政力、権限は?
- なぜ練馬区がアニメのまちで売り出そうと考えたのかというストーリーを考える必要がある。他のまちもさまざまな課題を抱えている中で産業を興している。政策について考察することで、ゼミ生の質問のような様々な疑問が湧くはず。そこから練馬区の地方自治、何を求めているのか見えてくる。背景や、練馬区独自でやっていても注目されていない他の部分。またそれはどうしてなのか。もう少し掘り下げて考えてみること。
【3年久我君】「」
* 川村さん・マスマーケットに集中したシナジー効果とは? 日本のように国内メーカー数社がでシェアを争うのではなく、韓国のようによりボリュームのある層にマーケティングを行い利益を出していくこと
* 吉田君・自動車は水平分業かどうか? 自動車産業は伝統的に垂直統合されている
* ジョさん・水平分業は製造部分だけで行われているのか? マーケティング及び販売をアメリカkが担当し、それぞれの部品の製造を台湾の企業が行なっている
* 濱崎さん・日本にはエレクトロにクス産業だけで9社が争っているのになぜ韓国は2社だけなのか?財閥などの関係から見てみるとよい
* 小田さん・日本のケータイ電話がガラパゴス化したのはキャリア側がメーカーに対して圧力をかけたためである
* 井元さん・今後どういう政策に繋げていくのか? 企業だけの視点ではなく、国家の政策も見ていくべき
* 儀武君・政治的な政策に関して、iPadを教育に導入するという意見があるがどうか?
* 先生から、井本さんの意見のように政策として結論を出すには企業だけの目線では不十分。もっと国家的な視点も研究すべき
【3年佐藤さん】「在宅医療政策〜在宅透析の視点から〜」
- 研究動機
- 在宅医療とは
- 在宅透析とは
- 在宅透析のメリットとデメリット
- 制度的問題点
- 今後の予定及び参考文献
質疑応答、ご意見
在宅透析を行うために必要な訓練についての詳細をもっと知りたい。
在宅透析を行うための費用について、通院時との比較データがあるとよい。
医療費削減の数値的データがあるとよい。
仕事を続けやすいなど、QOLが向上することがメリットといっているが、そもそ
も障害者雇用の現状はどうなっているのか。
認知度が低いとの問題点を挙げているが、患者と医療従事者という2つの視点だ
けではなく、医療機器メーカーという視点からメーカーの広報戦略をみてみては
どうか。
普及率が低い原因はもっと理由がある気がする。単に認知度と費用の問題だけ
なのか?
発表者:すずき
「長時間労働への対策」
章立て
割増賃金
新たな試み
・裁量労働制
・勤務間ターバル規制
・ワークライフバランス
質疑応答
労働組合側は何か対策を講じているのか。
企業側は労働時間などに対して監査を行っているのか
制度は整っていても現実は上手くいっていない
同じ企業内でも部門別で労働量が違う
同じ業界でも、しっかり対策しているところもあれば、ブラック企業と呼ばれ
てしまうところもあるのはなぜか
くるみんマーク?
そもそも、問題の主体はどこなのか
制度だけ調べて論じても、表面だけの薄い内容になってしまう。もう少し踏み
込んだ発表を
国内クレジット制度について
西野 修平
国内クレジット制度とは?
大企業の技術・資金等を提供して中小企業等が行った温室効果ガス排出抑制のための取組みによる排出削減量を認証し、大企業等が自主行動計画や試行排出量取引スキームの目標達成等のために活用する制度。平成20年10月に開始された政府全体の取組み。
排出削減の取り組みを活性化し、促進することを目的としている。
中小企業のメリット
@ 排出削減、省エネ対策の実施
A 通常行われないランニングコストの低減効果(省エネメリットに加え、国内クレジット収入)
B PR効果(地球温暖化対策への積極的な取組)
大企業のメリット
@ 自主行動計画の目標達成に活用
A 試行排出量取引スキームの目標達成に活用
B 温対法の排出量報告に反映可能
C 省エネ法の共同エネルギー事業として報告可能
D CSR効果(地球温暖化防止・地域貢献)
国内クレジットの流通
転売できる
償却できる
転売と償却について
仲介者(銀行、商社等)が一旦国内クレジットを買い取り、国内クレジットを最終的に償却する最終需要家に転売することができます。また、国内クレジットの最終需要家が見つからない等の事情により国内クレジットを転売できない場合は、最終需要家を変更したり、仲介者自らが国内クレジットを償却することもできます。
さらに、国内クレジットを最終的に償却したことを確認できるような主体(例えば、業界団体・公益法人等)が、当初自ら償却する目的で国内クレジットを取得した場合も、その後、国内クレジットの最終需要家が現れた場合には、国内クレジットを当該最終需要家に転売することができます。
事例:東京電力株式会社
ヒートポンプやエコキュートなどを飲食店から公共施設にいたるまで様々な企業に導入して、CO2の削減のノウハウ等を提供した。
最近の事例:国内クレジットの地産地消
静岡ガスは、県内の2企業から購入したCO2のクレジットを静岡銀行に売却した。
国内クレジットの地産地消が実現できた初めてのケース。
課題
まだあまり世間で浸透していない。
認証されたクレジットが流通しづらいのではないか?
認証までのプロセスが複雑。
参考文献
国内クレジット制度
国内クレジット推進協会
18時から夕食:6団体と混雑するので、各自が券を利用して
着席した順で食べ始める方式に
20時までに風呂 シャワーは23時までと6時から
温水となるのに2分とか
21時から3号棟の1階教室で 椅子は楽だ
懇親会 墾 吉田か
自己紹介 サークル ちゃらい連発 大丈夫か
先輩が化けたのに驚き 2年生もああなってくれるかな
金の草鞋を履いても 教養なし
午後の紅茶にヒップフラスコのブランディに食いつく
お菓子はやめて 豆腐にザーサイ 野菜スティックを
23時に引き上げる 雨は小降りに GHがスポットライト
に浮かぶ
10日朝
雨
薄日が差し雨あがる
朝食ごに9時に部屋を片づけて9号棟201集合
サッカー場でサッカー
10時からバレボール 6班でゲーム
バトミントンのシャトルが松の枝に
昼はカレー、真ん中にご飯で両側にチキン、ビーフ盛り
午後1時20分まで各自休憩、集合写真 バス乗車
(担任)
2010年10月5日(曇り)
授業
欠席:3年4名、4年5名
遅刻:4年1名
連絡事項:日記はnumasanのアドレスに送信すること。
合宿について:
- 集合:戸山キャンパス正門前に9時50分
- 実施場所:軽井沢セミナーハウス
- 持ち物:筆記用具、運動着、防寒着、保険証
- 発表者は準備をしてくること
【3年儀武くんの発表】「次世代送信網 スマートグリッドに関して」
- ・スマートグリッドとは
- 再生可能エネルギーの大量導入に対応可能な送信網。アメリカの電力会社が構想。IT技術を用いる高品質、高効率、高信頼度の電力供給システム。
- ・再生可能エネルギー
- クリーンなエネルギーで半永久的に利用可能。
- ・スマートメーター
- <電力の使用状況を把握することで、停電時の原因部分の特定や電気の開通時の出会いの簡略化が進む。
- ・アメリカ版スマートグリッド
- オバマ政権下で本格的に始動。安定的送電網の確立を第一の目的。
- ・日本では不要なのでは?
- 日本は停電が少ないため不要という考えもあった。分散型発電が増えると既存の送電網を変えていかなければいけない。そのため、必要という声が高まってきた。
- ・日本型スマートグリッド
- アメリカとは異なる目的を持ち、おもに太陽光発電の大量導入時代に即した送電網の在り方を検討。現在では末端需要家である工場や一般家庭の電力制御までには及ばず、効率的な送電の追及に余地あり。
- ・政府の取り組み
- 経済産業省が実証実験を行う予定。
- ・課題
- コスト負担の明確化。関連規格の標準化。再生可能エネルギーの技術開発。
- ・これからの研究
- 海外での取り組みの比較。電力会社の利益独占体制の改善。東工大の実証実験。
以上の発表に対して、質疑応答があった。
- 日本における実施については?→今は実施実験など導入に向けて研究されている状況。
- 電力会社の利益独占体制の改善とは具体的には?→家庭用の太陽光発電などによって少しずつ独占企業と対等になる仕組み
- アメリカの生活は導入後どう変化したのか?→新しいインフラによる景気刺激と、ライフラインの安定化が主な効果。
- 導入すべきということを前提にするなら、企業がどう取り組んでいるかなど絞って研究する方が明確化する。
- アメリカは国土が広いから電力ロスがあるのか?→無駄が多い分、アメリカではメリットも多いのでは
- 電力ビジネスというテーマは近隣諸国とのやりとりなど国境を越えた課題になる
- 企業としてはコスト削減、技術力など目的は様々。企業の取り組みを調べるべし。
(3年川村)
2010年9月28日(曇り)
授業
欠席:?
遅刻:
今日から2年生17名が新しく加わった。
先生から授業開始時の注意があった。
- 椅子、パソコンが足りないので4限は2年生が、5限は3,4年生が優先的に
使うこと。
- PCでのメールチェックが遅れるようなので、ゼミ・メーリングリストに携帯電話のアドレスを希望者については登録した。チェックと返信をきちんとすること。アドレス変更の即時届け出、受信箱の整頓は、基本。
合宿についての計画:
- 軽井沢セミナーハウスにて10月9日〜10日に行われる。
- 詳細は次週プリントで配布する。暖かい格好をして来ること。
- 3年生の発表の順番を決めた。
- 2年生は自己紹介pptの作成をすること。
(3年吉田)
2010年7月13日(くもり)
授業
欠席:3年1名、4年4名、5年1名
遅刻:3年1名、5年1名
【4年白石さんの個人研究発表】「割り箸と森林」
- 世界の森林の減少(主にブラジルなどの南アメリカ、アフリカ、東南アジア、中国は増加)→割り箸は使うべきか?
- 割り箸生産大国と間伐:割り箸の90%以上が中国産 森林が増加していることから割り箸は生産したほうがいい
- 日本の森林:増減なし 林野庁→間伐の有効利用として割り箸
- 割り箸の廃棄:製紙会社などリサイクルを進めている
- LCAとうい手法:塗箸と割り箸どちらが地球にやさしいか?→現段階ではわからない
発表に対して以下の質疑応答があった。
- 日本の森林面積が横ばいなのは?→調べ中
- 今日の発表の参考文献からすると白石君が研究する意味や貢献はどこにあるのか?→割り箸と森林減少についての統計は各研究機関、研究者によってまちまちであり、自分独自のデータを算出し、そのうえで問題について考えたい。
- 政策論は?
- 先行研究の紹介だけではなく、自分なりの疑問を示して、政策提言として考えるべきだ。
【4年川崎さんの個人研究発表】「食の安全」
- 農地法改正:目的 農地減少の抑制 農地の利用促進 現在450万ha(内40万は放棄地)ピーク時は600万ha
- 改正の背景、ポイント:後継者不足、遊牧耕作地の増加、自作農主義から耕作者主義へ
- ⇒耕作者主義への転換
- 改正による効果:大企業による農業ビジネスが可能になる。罰則の強化
- 疑問:個人経営者の保護、 本当に大規模経営は可能か?
- 食料工場:野菜工場、魚工場→安定した供給が可能、高い生産性・品質の同一化・安定性が高い
発表に対して、以下のコメントがあった。
- 前半部と後半部のスライドの論理がつながっていないと思う。
- どこにフォーカスするか?
- これまで、ギョーザ問題、食料自給率、食品安全庁、今回と各発表に脈絡がない。きちんと論理展開をすること。
【4年ジョネイさんの個人研究発表】「エコカーを普及するためには如何なる国家政策が必要か」
- 研究動機:日本の強み産業が知りたい、自動車業界はその大きさから次世代と関係があり、興味がある。
- 1章:中国自動車産業の現状
- 民営企業の台頭:
- 価格競争から総合競争へ:現在中国市場は激しい価格競争に
- 集団消費から個人消費へ:価格に敏感になる
- 見込生産から個人別受注生産へ:消費者ニーズの多元化 個別受注生産に転換すべき?
- 2章:世界自動車メーカーの動き
- 自動車業界の危機:化石燃料の枯渇、二酸化炭素増加→エコカーを作るべき
- 各エコカーの比較:ハイブリッドと電気自動車、二酸化炭素排出量では電気自動車が優位
- 日本のエコカー戦略:電動化目標
- 企業別戦略:ハイブリッド車→トヨタとホンダ 電気自動車→三菱、日産
発表に対して、以下のコメントがあった。
- 前回までの中国国営自動車会社の価格形成との関連は?
- 国有と私営とあるが、国営でなく国有とする意味は?
- 価格形成や販売戦略だけでなく、エネルギーや大気汚染、CO2排出へと課題が変遷しているが、日本の経験をしっかり学んで欲しい。
この後、大学近くで、新ゼミ生との懇親会が行われた。
来週のゼミは任意参加です。前期発表分のHPの更新をまだしていない人は積極的に参加すること。
ゼミ合宿(10月9、10日)と総会での発表者を決めます。
(3年日暮)
2010年7月6日( )
授業
欠席:3年5名、4年5名、5年1名
遅刻:
【4年新井さんの個人研究発表】「医療介護問題」
- 問題点…人手不足、資格なき医療行為
- 介護ビジネス…その規模は数兆円。訪問介護、通所介護、有料老人ホーム等
- 介護保険の財源不足の問題
発表に対して以下の質疑応答があった。
- 管轄は一元化されるか?→恐らくされない。扱う規制分野が異なるため、難しい。
- なぜ介護保険料が徴収されるようになったのか?→国や地方公共団体が全負担していたが、その負担額が重くなってきたため。
- 介護制度全体の制度化の経緯、特に介護保険制度の経緯をまず明らかにし、制度及び運用の問題点を概観し、その中でなぜ医療介護にフォーカスするのか、を明確に論理展開すること。
- この分野について、政府厚生労働省をはじめ、地方団体、医師会、NPOなど各ステークホルダーの主張について、比較できるように整理して、自分の政策提言を明確にしていくこと。
【4年糸永さんの個人研究発表】「農業のビジネスモデル」
- 農業分野では、規制緩和だけでなく、規制強化もなされている。
- フランチャイズ型の農業経営:
- @ワタミ→子会社が10の直営農場を経営し、それらをフランチャイズ化して規模を広げ、店舗での食材としている。
- A野菜クラブ→消費者である市民が農家になる。独立支援プログラムで一から研修。
- 農業の6次産業化:和郷園
- 貸農園を行い、さらに農機具などを提供→人手不足やノウハウがないため広まらない。
- マッチングを行うマイファーム
次回は、ゼミ後に新歓コンパをやります。
(西野、原)
2010年6月29日(曇り)
授業
欠席:3年2名、4年10名(内3名連絡あり)、5年2名
遅刻:
【4年芳賀さんの研究発表】「臓器移植法改正について」−現状の確認と問題点−
- 改正法案・・・A案が7月17日に施行されることになった
- 施行に向けて…ガイドラインの公布、運転免許証の様式変更、gift of life プロジェクトなど
- 今ある問題点…WHOの指針、海外の受け入れ拒否、小児救急医療体制の未整備
- 今後考えられる問題点…レピシエントの選定基準の見直し、小児用補助人工心臓の不足、移植コーディネーターの不足
- 問題の根底にあると考えられるもの…安定しない政権、一般認識の薄さ
発表に対して以下の質疑応答があった。
- 免許証の変更はいつからか→この秋から。
- 海外では臓器移植をどう扱っているのか→本人の意思はあまり問題ではなく、家族の同意があれば移植できる国が多い。コンピュータシステムが整備されており、コーディネーターが要らない。(日本では医師免許が必要でハードルが高い)
- 法案の成立から施行までに1年かかったのは何故か→通過してからガイドラインの作成や周知をはかるからでは。
- IPS細胞から臓器が作れるようになると臓器移植はどうなるのか→必要なくなる。ただし、現時点で技術が追いついていないので、平行して議論するに至ってはいない。
- 臓器移植について議論しているアクターは→患者の会、家族の会、臓器移植ネットワーク
- 施行までの経緯が現在や施行後にも影響を及ぼすから、各党の様々な案が乱立していた状況から法案成立までの経緯をもっとくわしく見ることが大切。(なぜ○○という問題が生じるか→法案成立までに●●という妥協があったから、のように、現在の問題を生じさせる過去の政策過程もある。)そのためにも、まず問題点を探し、それがなぜ生じたのかという観点から当時の政治状況をみていくとよい。
- 加えて、施行が決まった後の研究なのだから、この臓器移植法では今何が問題として考えられるのかを考え、解決のために提言するところまでを研究とする。
- 以上のことから、次回の発表までに今後考えられる具体的な問題点を挙げること。そこから今後の研究の糸口が見えてくるのでは。
来週は、新井さん、糸永さん、白石さんの個人研究の発表です。
(佐藤)
2010年6月22日(晴れ)
授業
欠席:3年5名、4年6名、5年1名
遅刻:4年1名
【4年井元さんの研究発表】「BAAに見る空港民営化の事例」
- 前回までのまとめ
- BAAとは?
- 民営化の影響
- BAAの経営戦略
- 現状→日本の空港は設備、制度上の理由から海外の空港に対して、競争力が低下
- 空港の民営化と運営の一体化によって、国際競争力を強化する必要性の議論の高ま
- BAAは元はロンドンを中心とした公団だったが、サッチャー政権時に民営化され、現在は『空港民営化の模範』と言われている。
- BAAの経営戦略の柱としては、エアモールの導入、デベロッパーとしての活動、海外事業展開など。
- エアモールとは?→空港内での高品質ショッピングモールのコンセプト
発表に対して、以下の質問・意見があった。
- サッチャー政権による民営化推進は、空港の事業収益増だけではなく国の財政健全化にも貢献した
- わが国の地方赤字空港への具体的政策は?
- 国際競争力とはどのような意味をここでは表しているのか?少し見えにくい
- 旅客数や貨物数などが競争力の指標ならば、日本でも一部進む民営化の影響を評価する数値が出せないか
- 英国のBAAモデルは、不動産事業の展開に見られるように、土地制度というそれぞれの社会の制度が背景にあるのではないか。
【4年小田さんの研究発表】「環境問題と日本の物流政策」
- 研究動機
- 日本の物流と環境問題の関係
- 民主党政策の物流界への影響
- モーダルシフトとは
- モーダルシフトの問題点
- 今後の予定
- モーダルシフトとは→貨物や人の輸送手段をより効率的な手段への転換を図ること。具体的に自動車や航空機による輸送を、鉄道や船舶による輸送で代替すること。
- 導入後の弊害としては、物流ルートの減少により緊急時の輸送対応が困難になることや、荷主の意識向上に頼ってしまう点などがある。
発表に対して、以下の質疑応答があった。
- モーダルシフトへの業界からの反発は?→最低限の物流ルートを確保しつつ、主流のルートへとシフトしていく
- 電気自動車ではだめなのか?→シフトにかかる費用対効果が低い。また、体力のない中小企業では電気自動車への移行が困難
- 相当以前の話だが、北海道でコンテナ貨物車両が、そのまま鉄道を走行する実験をして報道された。ターミナル駅と車両を接続する課題克服の取り組み事例を調べることが必要だ。
- 以前にドイツと日本の交通事故死者数の対照的な数値を事例に調べた際、日本の一日何回も行われる小口配送の背景である多様な消費者ニーズに対応する販売戦略が浮き上がった。海外でのCO2削減戦略との比較も必要では。
来週も4年生の発表です。3年生は、既に発表した部分の各々のHPへの反映と更新をすること。
(儀武)
2010年6月15日(曇り)
授業
欠席:3年4名、4年6名、5年1名
遅刻:3年1名、4年2名
個人研究発表:
【3年日暮君】「野田市とキッコーマン」
- 研究動機
- 野田市と醤油産業
- キッコーマン
- キッコーマンの取り組み
発表に対して、以下の質疑応答があった。
- 吉田君:キッコーマンの由来は?、千葉県にあるヤマサとの比較→ヤマサは事業者との取引が多い、由来は未研究。
- 佐藤さん:キッコーマンから入っているので、今後、掘り下げるテーマを街づくりとか食文化か等と決めるべきだ。野田市に住んでいるのなら、街づくりにフォーカスしてはどうか。
- 久我:キッコーマンは、野田市以外にも工場を持っているのか?→北海道などにも工場がある。
- 糸永さん:欧州ではヤマサがメインだったけど。
- 川村さん:千葉が環境に適しているのか?→立地条件等がよい。
- 先生から:醸造技術が日本の中で発展していったことを含めバイオの分野ではどういうことをしているのか? 労働力の安いとこに工場などが移動していく中で、地元の人々の雇用状況等にも目を向けていくべきでは。
【3年吉田君】「ベトナムへの日本のODA政策」
- 研究動機
- ベトナムへのODA
- 問題点
- 今後必要なこと
- この研究の目標
発表に対して、以下の質疑応答があった。
- 佐藤さん:日本は支援においてどのような調査を実施しているのか?→世界銀行に預け、そこから分配する場合もある。日本とベトナムで取り決めを行なう場合もある。
- 先生から:ベトナムにはほかの先進国もおこなっているが、その取り決めについては?→OECD諸国のなかで対GDP比を元に取り決めを行う。
- 商社がブローカーとなっている。外務省よりも日本の商社のほうが情報力と仲介力があると言われる。海外協力を研究するゼミではなく、上沼ゼミで研究する意味を見出して欲しい。
その後、予定されていた菅平合宿が中止となったことについて、幹事の原君から連絡があった。
次回からは、四年生の発表です。
(久我 )
2010年6月8日(晴れ)
授業
欠席:3年5名(内3名無断)、4年9名(内4名無断)、5名(内1名無断)
遅刻:5年1名
前回と同様、出欠確認時に、出席者の近況(就職活動と研究進捗具合)の確認を行った。また、今回から日記の担当は、実態に合わせて一人で行うようにした。
【3年浜野君の研究発表】「未来の八王子―コミュニティシティの模索」
- 研究動機
- 八王子市のデータ
- コミュニティシティ構想→市民同士が触れ合い、知り合う機会を提供する。
- 現在の取り組み
- 市民塾→地域資源を活用した事業を起業する社会起業家を目指す講習会。
- 八王子祭り
- 現状の課題
- 現役世代が参加しづらい
- 地域的な温度差→アクセス面での問題
- コミュニティの衰退
- 他地域での取り組み
- 三鷹市立第四小学校:コミュニティスクール→ボランティア登録で地域の人々が補助教員として子供の勉強をサポート
- 諏訪中央病院→ボランティアを募り、患者の話し相手になるなど、闘病生活の緩和に貢献する
発表に対して以下のコメントがあった。
- 「コミュニティシティ構想」は誰が提唱したか?→コミュニタリアリズムを元に、発表者独自の案。
- 取り組の成果が分かりづらい。どのような調べ方をしていくのか?→市役所の中の部署が取り組みを行っているのでそこが担当しているようだ。
- どのような住民運動があるのか。八王子の公約や選挙の争点、議会でどのような議論がされているかなど、市民・市政の中で現にどのような声が発せられているかを先に調べることが大切。
- 幾つもの地元の大学の学生達がすでに先行研究を行っているはず。参考にしてみては。
- 他地域の取り組みよりは、まずは八王子にフォーカスした調査。現状をもう少しきちんと把握すること。
- 八王子に産業はないのか?本当にベッドタウンだけなのか?
- 地元にある資源を再発見し、あるいは発掘して活用していくのが地域振興の一つの形では?
【3年原君の研究発表】「日本に未来はあるか―財政面からみる日本」
- 国債費の返済に予算の20%を使っている。
- 歳入は税収のみで48%。公債で不足分を補っている。
- このまま国債を発行し続けていもいいのか?
- ギリシャの二の舞では?→貯蓄を国債の購入に回せ、買い手は主に国内企業。よって1千2百兆円までなら国債を発行しても大丈夫。ギリシャでは買い手が外国や海外企業。この違いが破綻危機を生んだのかもしれない。
- 今後、国債を発行する以外に資金調達の方法はないのかを調べて行きたい。
発表に対して、質疑応答があった。
- 国債と公債の違いは? →国債の一部が公債
- この研究はなぜ原君がやらなくてはならないのか? →将来公務員を目指すのでその役に立たないかと思い研究課題とした。
- どれくらいで破綻してしまうのか? →あと10年くらいか。
- 消費税を上げる話、無駄を省くための事業仕分けなど既に大方の議論は出ているのでは?
- 世の中の議論に対して、自分自身の議論がどのように展開して、または、どのような視点で研究していくのか?
- 日本については出尽くしている感じなので、EUの事例に特化するなどの工夫を
- 例えば、日本の財政再建や欧州の危機を一つの道筋にする、など。
発表後に、合宿用の名簿を作成した。
本日欠席した人で、合宿に出席する予定の人は、原君まで連絡お願いします。
来週は日暮君・吉田君の発表です。
(鈴木)
2010年6月1日(晴れ)
授業
欠席:3年2名、4年9名、5年1名
遅刻:
先生から、ゼミT応募者への面接を本日昼休みに実施したとの話があった。旧式とか旧弊とか思うかもしれないが、服装も評価の一単位になる。就職活動をしている4年生以上にはわかるだろうが、人を服装で判断するなといわれるが、TPOをわきまえるように、とのこと。
【3年鈴木君の発表】「労働のあり方」
- 東京都の取り組み:ワークライフバランスを推奨→仕事と家庭の両立を目指す。
- 東京モデル
- 両立支援推進助成金
- 企業の取り組み
- 株式会社 インデックス:会社側がワークライフバランスを重要な経営問題として認識
- エス・エー・エス株式会社:外部から講師を呼び、ワークライフバランスに関する教育・研修の実施。福利厚生や社内制度の拡充。職場の人間関係を重視し構築することで、孤独になりがちな過労死やうつ病を防ぐ。
- 問題点:取り組みのほとんどが中小企業、雇用の柔軟化による弊害
報告に対して、次の質疑応答があった。
- スペインとの比較は?→やらないことに決めました。
- 調べていくと、中小企業だけではなく、大企業のほうが盛んなのでは?→調べてみます。
- 組合(職業別・産業別などいろいろな種類がある)も調べてみては?
- イギリスが日本式労働方法を評価しているとの報道があった。
- 政策問題として考えてゆく。ワークライフバランスが定着していくには、どのような政策や方法が必要であるか、また関連しそうな文化や考え方、歴史なども調べてはどうか?
- ワークライフバランスの定義は?→家庭と仕事の両立のこと。→最初は女性の育児休暇にフォーカスしすぎていた(少子化問題とも関連があった?)が、今は性別関係なく、一人ひとりの仕事以外の大切なことと、仕事ととの付き合い方などを考えるための言葉となっている。
- 今回の発表の内容は、研究動機に書かれたものとは違う。無理に接合している。少子化対策としての男女共同参画社会イニシアティブ、そしてワークライフバランス論ではないのか。
【3年西野君発表】「日本の森林再生について」
- 少し研究テーマを変更した。でも研究動機は変更していない。
- 森林再生とは?
- 増大する木材資源のために植えっぱなしの木を管理することで、再生させる。
- 二酸化炭素削減にもつながる。(by住友林業の取り組みより)
発表に対して、以下の質疑応答があった。
- 排出権取引の市場規模はどれくらいか?→これから日本も伸びていくのでは。
- 排出権取引が何年か前から東京都が独自に行おうとしていた気がするが、それはEUの取り組みとはまた異なる取り組みなのか?→競争力をつけてから展開するのでは?調べてみます。
- このテーマでの排出権取引について、具体的な活動や取引を提示したらもっとわかりやすいのでは。バラバラにしないで、事例とコンセプトを結び付けることが大切。
(梶田・小笠原)
2010年5月25日(晴れ)
授業
欠席:3年6名(内、無断2名)、4年6名(内、無断3名)、5年1名
遅刻:
【3年儀武君】「普天間基地問題」
- 実質公約を破る現行案で調整
- 鳩山首相による謝罪が始まった
- 徳之島案が検討中
- 県民大会では9万人の集合
- 実際は県内でも意見の相違や矛盾が見られる
- 鳩山首相の県庁入り、謝罪
発表に対して以下のコメントがあった。
- ニュースをなぞらえているだけでは、研究にはならない
- 他でもない、儀武君がどういう切り口を考えるか
- 戦後の政治的経済的構造や、県民や地区の意見、沖縄の歴史なども考察すべき
【3年佐藤さん】「医療現場の災害対策」
- 身近な経験からの興味関心を持つ
- 阪神淡路大震災の災害場面で、既往症を持たない被災者を含む人々の人工透析の必要性の報道から
- 人工透析について
発表に対して、以下のコメントがあった。
- 患者同士のネットワークや提言は?→その提言は実際にある
- 外国の事例を参考にすること
- 痰の吸引が、やっと救命救急士に認められる Cf.幼稚園児の入園拒否事例
- 透析に必須の被災地での水確保問題
次回も発表を続けます。
(伊藤、川村)
2010年5月18日( )
授業
欠席:
遅刻:
()
2010年5月11日(晴れ)
授業
欠席:3年6名、4年8名、5年2名
遅刻:
会議で遅れる先生の到着を待たず、すぐに発表を行う。
【3年川村さん】「都市開発と地方自治」
- 練馬区の取り組み:練馬区では事業所数が減少している
- 東京都からの支援:練馬区のアニメ産業活性化の取り組みは都の助成事業に認定されている
- 他の23区の例:台東区
- 墨田区では東京スタイツリー建設に伴い新しい景観づくりが計画されている
- 都市開発の問題点について:マスタープランの統一や体系化が必要
- 今後の研究目標:他の23区の取り組み事例を調べる
発表に対して、以下のコメントがあった。
- 東京都内限定で調べるのか?→地方は広すぎてしまうので都内でやりたい
- 川村さんが考える都市開発とは?
- 事業所減少→税収、就職先減、他にも様々の問題がある中、今後いかに行政が中心となり展開していくかを考える
- 都と区の二層レベルで都市開発を考える
- 練馬区の歴史、現状を詳しく
【3年梶田さん】「国際協力(市民社会)の行方」
- 現在NGOの活動に参加し、国際協力を行っており、最近注目を集め始めている社会企業家や、NPO・NGOに興味がある。
- そもそも「市民社会」とは
- 国際的資本主義社会の現状
- 社会企業家・NPO・NGOとは?
- NGO・NPOとは何か
- 社会企業家とは何か
発表に対して、以下のコメントがあった。
- 実際のNGOでの貴重な体験を踏まえ、NGO、NPOの何が問題なのか?
- もっと事例や事実、経験のフォーカスするところを決める
- そもそも論や資本主義非難のよくある抽象的議論は、不要
次回も個人研究の発表です。
(西野、日暮)
2010年4月27日(晴れ)
授業
欠席:3年2名、4年7名、5年1名
遅刻:4年3名、5年1名
はじめに、4月28日の学部デーでのゼミ個別相談会の説明要員分担を以下の通り決めた。
13:00〜13:30…川村、小笠原、浜野、鈴木
13:30〜14:00…西野、日暮、久我、儀武
14:00〜14:30…吉田、佐藤、原、伊藤
※場所は14号館B101
続いて、個人研究発表に移った。
【3年小笠原君】「著作権と行政」とういテーマより、「グーグルの中国撤退」について
- 著作権とは関係がないが、ネットビジネスが国レベルの統制や攻撃には弱いという例として出した。日本では情報統制とまではいかないが、著作権保護法などがネットビジネス成長の妨げになっている。
- ほかの研究テーマにも目を向けている(地熱発電)。地熱発電が実現すれば20兆円ほどの利益がある!?外国からエネルギーを輸入しなくて済む。日本はエネルギー自給率をあげるべきだと考えている。
発表に対して以下のコメントがあった。
- 温泉で得られる利益<地熱発電で得られる利益;利益を優先すればしかし文化が退廃←このような対立図式は本当なのか?
-
-
【3年西野君】「排出権取引について」
- すでにヨーロッパで導入されている排出権取引。後発国になる日本は、どう環境先進国に立ち向かうのかを調べたい。
- 森林資源の活用の一つとして、排出量取引につなげたい。
発表に対して、以下のコメントがあった。
- ブラウザ依存の改行などはいい加減やめましょう。
- 政策研究=課題を解決するために、知識をどうつかうか、どんなアイディアがあるか。排出量取引がどう森林資源とリンクするかをまず調べること。
次回も個人研究発表です。
(鈴木、佐藤)
2010年4月20日(雨)
授業
欠席者:3年2名、4年8名、5年1名
【5限 通常授業】
授業の初めに先生から連絡事項・注意事項が伝えられた。
- 日記を書く際の注意点:BRタグについて:LISTタグを書けば改行されるので、その場合はBRタグを置く必要はない。
- HPの更新時の注意点:拡張子やタグは必ず半角英数字で。ブラウザの中には終了タグが落ちていても、それなりに表示できるものがあるが、講習で習ったようにタグはしっかりと書くこと。
- 4/28の学部デイ:他のゼミと一緒に4限@14号館201でブースを出す。
- 今日の公開ガイダンス(本日6限)について:おおよそ一時間ほどで終わる予定。もっと話が聞きたい新2年生は28日のブースでより詳しく説明すると伝える。鈴木君が前でプレゼンをし、質疑応答。
続いて、個人研究発表を行った。
【3年日暮君】「野田とキッコーマン 地域の活性化を考える」
- 最近テーマについて悩んでいたが、この度テーマを変更した。
- [研究動機]:自身が住んでいる野田市には複数の醤油会社がある。野田市は昔からキッコーマンの恩恵を受けている。市が合併したことでその恩恵を受けていることに対して意識が薄れてきている。市と醤油会社の関係や、どんな問題を抱えているかを検証してみたいと思った。(日暮君はこのテーマについての切り口について悩んでいる様子。)
発表に対して以下のコメントがあった。
- キッコウマンからkikkomanへ社名を変化させた理由には、グローバル化する世界に対応していくため。
- kikkomanは様々な事業・CSRを展開しているため、いろいろな切り口がある。
- したがって、kikkomanの特徴を生かしてテーマの切り口を考えてみてはどうか。
【3年伊藤君】「環境と企業経営」
- [環境と企業経営の関係]
- 公害問題の発生:原因、加害者と被害者の特定がしやすいという特徴がある。
- 環境規制の施行:規制強化に伴って、企業は多大なコストをかけて対応しようとしている。
- 環境管理体制の形成:不特定多数のリスクへの対応が求められる。
- 環境保護に対する市場の評価:CSRやSRIへつながる。
- 以上の各段階にかけて、環境の位置づけが変化している。その研究をしてみたら、SRIにつながった。
発表に対して以下のコメントがあった。
- 発表で伊藤君が説明したSRIとは、まさにISOそのものではないのか。
- ISO、CSR、SRIは結局どのように異なるのか。
- SRI市場やそこで設立され事業展開している具体的企業に関して、次に発表して欲しい。
次回の個人発表は伊藤君の続き、小笠原くん、西野君の担当です。
【6限 公開ゼミナール】
- 新2年生の男の子9人・女の子2名が来場した。計11名。
- 新2年生は公開ゼミをハシゴしている人が多く、一度のプレゼンでは来場者全員に説明を行うことができなかったため、結局二度プレゼンを行った。
- 3年幹事長原君からのゼミ紹介プレゼン:時々笑いをとりながら、しっかりとゼミで何をやっているかがわかりやすいようにプレゼンを行った。
- 個人研究発表「日本の労働」について3年鈴木君のプレゼン:
- 発表に対して以下のコメントがあった。
- スペインの労働構成はどうなっているのか。→今後調べる予定。
- EUでは一日11時間は休息しなければならないという条例がある。→でも、実際はあまり機能していないらしい。また、EUやその他の地域で施行されているからといって、日本で導入して効果があるとは断言することができない。
- 概念だけでなく、何が対象なのか、例などを挙げないと研究が発展していかない。
- 西、南ヨーロッパは経済的に問題がある。しかし日本やアメリカなどのGDPが高い国ではワーカホリックという問題を抱えている。
- 結局働くといっても、多くは個人単位ではなく、グループで働くことがおおいのでは。
- その結果、スペインでは引き継ぎがうまくいかなかったり、結局責任感の強い幹部クラスの労働者が過労死などの問題を抱える結果となっている。
- ゼミについての質問:自由なテーマを研究できると言っているけれど、政策研究に関係ないテーマを扱ってもよいのか。
- 回答:2年時には共同で勉強、発表を行い、その後の3年時には個人で調べたいテーマにそってそれぞれ研究をすすめるという方法をとっている。最終的には4年時に卒業論文を書き上げ、それを学内のHPにアップする。各テーマの動機づけは個々人によって異なるが、知りたい、発表したいというテーマを本当に自由に研究、発表することができる。
- 反省点:配布資料が足りず、途中で印刷せざるを得なかった。新2年生の女子が少ない。なぜ?
(梶田・川村)
2010年4月13日(晴れ)
授業
欠席者:3年3名(うち2名無断)、4年10名(うち4名無断)、5年2名
遅刻者:4年1名
先生の研究室PCが故障し、年度末に作業途中だったファイルが読み込めない状況であり、それ以前のホストのファイルをダウンロードして復旧した。そこで、ホームページ更新用ファイルを先生に送ったが未更新の人は、メール添付で再度提出するようにと連絡が先生よりあった。
まず、始めに4月20日6限のゼミT募集用の公開ゼミのリハーサルを幹事長の原君が行なった。幾つか、修正と追加を求める意見があった。
- 曜日、時限(火曜4限14-609)の明記
- ゼミの目的をより明確にうちだす
- ゼミ日記
- パワポ講習
- 共通テキストの発表と学習
- HP作成講習
- 大学セミナーハウス合宿
- ゼミT後期半期化に伴う年間スケジュールの見直し(上級生によるサポート体制)
次に、同様に、1階学部ゼミ専用掲示板に掲出するポスター案を、小笠原君がプレゼンした。
更に、公開ゼミでの模擬発表者を、じゃんけんで鈴木君に決定した。
続いて、個人研究発表を行った。
【3年日暮君】「現代日本の雇用危機 広がる格差社会」
発表に対して以下のコメントがあった。
- ベーシックインカム等との関連において解決策をどこに求めるか?
- 政府や省庁などどこの要因にフォーカスしていくのか?
- 議論が尽くされ、既に解決論が進行中。一般論ではなく部分的、専門的な箇所、具体的な取り組みへと目を向け問題に出会うことが大切。
テーマについて、再度やり直すことになった。
【3年吉田君】「ODAについて」
- マレーシアの高速道路から着想
- アジアの発展と日本の付き合い方について
以下のコメントがあった。
- 各国において様々な要因が存在。サイコ変数、地理的変数、デモ変数の検証も必要。都市と地方で格差がある。
- 先生から:
- 挿入する画像にはcaptionを付けること
- 自分のPC環境に即して、ブラウザでの反映の仕方、見え方に即して改行タグを入れる人が多いが、テキストエディタでは「右端で折り返す」設定でベタ打ちでテキストを作成すること。後から、必要な改行のところで改行タグを入れて、その後を実際改行して入力。段落タグもその前後にテキストを入れずに、一目見て、段落タグで段落が見えるようにテキスト構造を作成すること。箇条書きタグも同様。
- 参考文献の書き方は、著者の名前を最初に書き、本の題名は二重かっこにする。論文や記事名はかっこ、それに続いて編集者等を書き、論文や記事の所収書籍・出版物名。
- ケーススタディにフォーカスし具体的な事例を取り上げ、それを研究し問題の形成過程、どのような人が実行し利害関係があるのか、そして解決までの流れ、解決後の影響等提言。
- 最初だけしか援助が持続しない、ODA援助先の社会に合った、持続可能な技術援助の必要性。AT技術(Alternative; Appropriate Technology)
次回は、個人研究のプレゼンと公開ゼミナールです。
(儀武、久我)
2010年4月6日(晴れ)
第1回授業
欠席:3年3名、4年12名、5年2名
遅刻:
○まず、2010年度開始の挨拶と次の約束事の確認があった。
- 日記はメモ帳ではなく、htmlで書くこと
- 基本的に、就活は欠席の理由とはならない。また、無断欠席が多い。欠席理由を連絡すること。
○ゼミメーリングリストの確認
○ゼミT募集活動について
- 4月20日ゼミ後の6限に公開ゼミ授業・ガイダンス
- 4月28日(水)の学部デーでのブース設置による個別相談会
- 14号館1階ゼミ掲示板にポスター掲出
※20日、28日いずれも予定をあけておくこと
○年間のスケジュール確認
- 個人研究を進め、ゼミ論文をHPに作成、更新
- 6月に現役生の研究合宿
- 前期末か夏休みに新ゼミ生歓迎合宿
○ゼミロッカーの利用について
- ロッカーを使用するのは結構だが、私物(教科書参考書など)を放置しないこと。幹事長は時々、点検を。
- ロッカーの利用は、授業期間中のみ。
○ゼミ3年の幹事長の選出
- 3年生 原 拓也 君
- 当然、各自幹事長に協力をすること
(日記担当:伊藤・小笠原)
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