Diary 2014

新3号館406教室での卒論発表会(2015/01/31)
Always, now under Construction.


2015年1月31日(土、快晴)
第15回授業「卒論発表会」@3号館604教室
欠席者:

 期末試験期間を少し残しているこの日、本年度卒業予定者による卒論発表会を、13時から18時過ぎまで実施した。前日は天気が悪く心配されたが、穏やかな快晴に恵まれ、旧3号館教室の装いを復元した窓から望む大隈講堂や3号館前広場の眺望が懐かしかった。
 今回より、タイマーをセットし、後輩幹事による司会進行、後輩諸君からの各2名ずつのコメンターを事前に割り振る段取りにて、スムーズにパワーポイントによる発表とコメント、休憩と運んだ。1名が寝坊して間に合うか、単位なし、となるかぎりぎりだったが。
 発表後には、卒業予定者一同から先生に21年物のスコッチが、後輩諸君からは先輩に花が贈呈され、全員で記念撮影をした(初参加の来年度新ゼミ生4名が写真撮影担当)。閉会後、馬場での追いコンに向かった。

 2月28日には、卒業生による就職相談会+OB総会が開催される。













(担任)


2015年1月20日(晴れ)
第14回授業
欠席者:
遅刻者:

 次回は、期末試験期間中なので、Course N@viでの授業とし、3年生はゼミ論、4年生以上は卒論を提出することを以って授業の課題とし、教室授業は行わない。恒例の一分間スピーチも今期最後とあり、卒業予定者は感慨深そう(?)だった。
 予定通り、今回は、2年生全員によるゼミ論ホームページの発表と講評を行った。時計係りとして、タイマーを使った。

(担任)


2015年1月13日(晴れ)
第13回授業
欠席者:
遅刻者:

 年末年始の休業が終わり、最初の授業である。新年の挨拶を兼ねて、一分間スピーチを行った。流行したインフルエンザに罹患し残念だったとの話が多かった。一巡後、お世話になった人に年賀状を出す礼節を身に付けて欲しいと先生から苦言が呈された。
 また、鈴木ゼミ長より、卒論発表会とOB会のスケジュールについて確認が、会計担当の牧野君から昨年末の忘年会等の会計報告があった。
 なお、今回より、次期ゼミ長の2年生、杉橋君が進行役を務めることになった。

【3年 秋山発表】研究テーマ「地域防災」
章立て:

  1. 前回までの流れ
  2. 研究概要
  3. 中野区の防災対策
  4. 地域防災住民組織(防災会)
  5. 中野区の考えられる課題
  6. 東京都の防災対策
  7. 防災隣組
  8. 参考になりそうな事例
  9. 今後の展開
  10. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 中野区防災計画など、現行の政策に立ち返り、根本を見直す。
  • 区議会の防災を得意している議員の政策などに注目してみる。
  • 阪神淡路大震災20年の事例研究に学ぶ。

【3年 濱島発表】研究テーマ「日本の再生可能エネルギー推進政策ー地熱発電の視点からー」
章立て:

  1. 今までの発表まとめ
  2. 地熱発電の種類
  3. 世界の地熱発電事情
  4. 発表まとめと今後の方向性
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 地熱開発には多くの企業が関わっているので、一つの企業に注目しても面白いかも。
  • 来年度の政府予算案で、代替エネルギーや地熱発電の研究に予算がついた。これに注目してみる。
  • 発表前に、先生から関連資料を頂きました。

 次回は、2年生のゼミ論テーマをホームページにより発表する。

(3年秋山&濱島)


2014年12月16日(雨)
第12回授業
欠席者:
遅刻者:

2月下旬に開催されるゼミOG・OB総会(先輩による就職相談会を含む)の開催案内状の封筒詰めなどの作業を、グループを分けて実施した。
封入物のコピーなど2年生ゼミでの準備作業が遅滞なく完了していたせいか、予定よりも早く、封入作業が仕上がった。
出欠を確認して、1分間スピーチで、各自の年末年始の予定を発表した。

先生より、事故がないよう。事故に遭ったら必ず大学に連絡し、指示やサポートを受けるよう。また、3年生以上はゼミ論・卒論を1月の試験前に更新作業をしておくよう。更新では更新日を更新し、画像は縮小・加工してjpgにて保存する、など復習確認をし、先生の手を煩わせないよう。注意があった。


上沼ゼミ御用達の「いねや」本館2階での忘年会の開始時刻を早めてもらった。
忘年会といえば、雪が降る時期。東京は冷たい雨が遅くまで止まなかったが、日本海側や北海道、四国地方など雪模様。
2階和室にはストーブが2台。釜飯が炊かれ、ゼミ生の熱気も上がり、室内はムンムンとした。3年鈴木ゼミ長より、2年の次期3役が発表された(2年生は9名だけど)。9時過ぎに閉会。外は寒いが雨上がる。

次回のゼミは、年明け13日。
(担任)


2014年12月9日(晴れ)
第11回授業
欠席者:
遅刻者:

一分間スピーチのあと、鈴木ゼミ長から、来週のゼミでのOB会準備作業、ゼミ後の「いねや」での忘年会、及び2月28日のOB総会・就職相談会の出席確認などがあった。
先生からは、2年生は着々とゼミ論ホームページの更新作業をしているところだが、上級生諸君もゼミ論あるいは卒論のホームページを年末年始の時間を有効に使って、更新できるよう、今から段取りをしなさいとの指示があった。

【3年 一ノ瀬発表】研究テーマ「日本の労働環境充実のために」
章立て:

  1. 前回の発表を踏まて
  2. 育児休暇の取得率の現状とその問題点
  3. 自治体における取組とその影響
  4. 考察
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 行政、自治体、企業といった多層的で、興味深い取り組みの事例を、引き続き調べて、制度の課題や政策の提言に繋がるよう、考察をする。
  • 北欧などの制度の紹介があったが、北欧あるいは外資系企業の日本法人では、どういった取り組みをしているか調べる。

【3年 川村発表】研究テーマ「学校給食と食育」
章立て:

  1. 前回の発表を踏まえて
  2. 学校給食の仕組み
  3. 栄養教諭
  4. 食育で何が変わるのか
  5. 各地域での食育推進と学校給食
  6. 学校給食の課題と展望
  7. 参考文献
発表に対するコメント:

 次回は、
(3年一ノ瀬、川村)


2014年12月2日(晴れ)
第10回授業(就職活動報告&相談会)
欠席者:
遅刻者:

今回は、予定通り、4年生による「就職活動報告&相談会」を実施した。

  • 事前に3年生から質問や相談事項を4年生に伝えてあった。
  • 出席確認の「1分間スピーチ」で、3年生と2年生に就職活動について、更に聞きたいことがあれば、なければ通常の話題で、一巡した。
  • 進行役は、4年清水君。
  • 基調講演は、昨年の三橋君作成のスライドを元に加筆した、田中君のプレゼン。
  • 個人体験談は、田中(商社、メーカー)、清水(公務員試験、メーカー)、大池(運輸・新聞)、藤田(新聞)、稲村(旅行)、高部(広告)、青木(通信)、佐名木(保険)、杉本(通信)。
  • 授業時間を延長しての熱弁が続く。
  • 個別の質問や相談は、3年生が予約した会場に移動して行う。

次回は、ゼミ論の個人研究発表と講評。

(担任)


2014年11月25日(冷たい雨)
第9回授業
欠席者:
遅刻者:

今回は、2名の予定だったが、連絡ミスで1名の発表となった。その分、グループディスカッションを時間を掛けて実施した。

【3年 遠藤発表】研究テーマ「銭湯のこれからについて」
章立て:

  1. 研究テーマの変更について
  2. 銭湯について
  3. 銭湯・温浴施設の現状
  4. 銭湯減少の主な原因
  5. 新しい銭湯
  6. 外国人のニーズ
発表に対するコメント:
  • 銭湯が減っていっても、いま栄えているところで観光地として残せればいいのではないか。
  • 高齢者介護としての利用や、他の業種とのコラボするといった方法を考える。
  • 銭湯と温泉の区別をもっとしっかりするべき。学生街とか、観光地とか、場所によっても違いがあり、一概には論じられないのでは。
  • そもそも銭湯は必要ないという意見がグループでは多いので、銭湯の存在意義、財政援助をしてまで残す必要があるのかをしっかりと研究する。
次回は、2名のゼミ論発表と講評の予定。
鈴木ゼミ長から、ゼミOB会の準備幹事会への出席者募集と、2年生のゼミ役員選出の依頼とがあった。

(3年遠藤)


2014年11月18日(晴れ)
第8回授業
欠席者:
遅刻者:

【3年 城山君発表】研究テーマ「アイスホッケー競技の課題と発展に向けた政策」
章立て:

  1. 前回までの研究
  2. 研究に対するコメント
  3. AC長野パルセイロ
  4. コンサドーレ札幌
  5. 欧州型総合スポーツクラブ
  6. アメリカ マルチスポーツ文化
  7. 氷を使わないスケートリンク
  8. 考察
  9. 参考資料
発表に対するコメント:
  • 地域スポーツクラブ化は、スポーツがもつ健康増進・医療費削減や、地域・コミュニティ再興への貢献、成熟社会での新たな人生の目的や価値について、明らかにしている。
  • 文科省の政策だけでなく、省庁連携の政策や、議員立法などないのか。
  • 地域クラブとして長野や札幌などの動向は興味深い。更に、地域の動きを掘り下げて欲しい。
  • マルチスポーツ文化が進んでいるアメリカの事例が興味深い。いつ誰がそのようなアイデアを抱き、実現させたのか。日本への導入は困難であろうが、政策のヒントになるので、研究を深めるべき。
  • 氷を使わないスケートリンクは面白いが、同じ用具を使うのなら初期費用が高いのは変わらない。

【4年 田中君発表】研究テーマ「日本のテニス振興策」
章立て:

  1. 前回までの研究
  2. 今日の特ダネ:錦織圭選手について
  3. 総合型地域スポーツクラブ
  4. スポーツクラブ21ひょうご
  5. 具体例
    • 和田岬はちのすクラブ
    • 西須磨はつらつスポーツクラブ
    • NPO法人格を取得した加古川総合スポーツクラブ
  6. 総合型地域スポーツクラブの課題
  7. 今後の研究
  8. 参考資料
発表に対するコメント:
  • 総合型地域スポーツクラブの具体事例を考察は大変興味深い。さらに深めて欲しい。
  • 卒論に向けて、研究テーマのテニス振興策への提言を展開する。

 次回は、引き続き、ゼミ論発表の予定。
(3年城山、4年田中)


2014年11月11日(雨)
第7回授業
欠席者:
遅刻者:

 出席確認の1分間スピーチのあと、3年生諸君が用意してくれた「ハッピイーバースデイ」の一幕が始まる。真っ暗な中、廊下からロウソクが立つケーキが登場。火を吹き消すとヤンヤの喝采と拍手。風呂敷と手拭い愛好を知って、鮮やかな色の手拭いがプレゼンとされた。その手拭いを使って拭いたいほどの感涙にむせぶ、のでした(担任)。


【3年 杉崎君発表】研究テーマ:「未来の交通手段ー高齢化社会のモビリティシステムー」
章立て:

発表に対するコメント:

【4年 高部君発表】研究テーマ:「着物産業の復興政策」
章立て:

  1. これまでの研究
  2. 外国と着物
  3. 政府の日本文化発信政策
  4. 今後の展望
  5. 参考資料
発表に対するコメント:
  • 外国に目を向けて、韓国のチマチョゴリが韓国でどのような文化保護を受けているかを参考にして着物保護の政策を考える。
  • 日本の文化で、着物以外の文化がどのような保護を受けているかを調べて参考にする。
  • タンス屋の社長に積極的にインタビューをして研究に役立てる。

 次回は、
(3年杉崎、4年高部)


2014年11月4日(早慶戦には絶好の快晴)
第6回授業
欠席者:4年5名、3年1名、2年3名
遅刻者:4年2名

先週末は、学部デー、体育祭、早稲田祭と行事が続いた。天候に恵まれず、期待のスポーツも、ラグビーで負け、伊勢路駅伝でシード落ち、野球も明治に優勝をさらわれた。
今日は、早慶戦があり、最後の応援に行った遅刻予告の4年生が結局、欠席となった。2年ゼミでは、冒頭、早慶戦で勝利した時のみ歌われる「早稲田の栄光」の歌唱指導があった。
ゼミ長から、OB名簿への現役生登録の依頼と、次期役員選出の説明会開催の案内があった。
(担任)

【3年 鈴木洸平】研究テーマ「介護福祉士不足を補うために〜未来の介護現場を救う政策提言〜」
章立て:

  1. これまでの研究
  2. 介護福祉士不足の原因A
  3. 今後の展望
  4. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 介護福祉士の給与が国家資格にも関わらず安いというが、給与がどのように決定されるのか、財源は何か、など調べて論じること。また、なぜ給与が低いのかを理解することが重要。
  • 介護福祉士の社会的評価が低い理由に深入りするのではなく(業務の負担が重い・給与が安いから、で十分では)、政策提言につながる具体的な先進事例の紹介や解決策に関する研究を進めるほうがよい。

【4年 杉本】研究テーマ「孤独死」
章立て:

  1. これまでの研究のまとめ
  2. 先進的な孤独死対策を行っているNPO法人
       
    • LDCソリューションの孤独死対策
  3. 企業の孤独死対策
       
    • 日本郵便の孤独死対策  
    • 東京ガスの孤独死対策
  4. 今回の研究から学んだこと
  5. 今後の研究展望
  6. 参考文献
グループディスカッション:「孤独死を防ぐアイデア」
  • 多世代シェアハウス
  • 病院のデータ
  • 水道やお手洗いにセンサー
  • モスバーガーの高齢者採用
  • 商店街の情報を活かす。しかし現在は下火
発表に対するコメント:
  • 孤独死をどこまで対策しておくか?というプライバシーの問題が関わってくる。実際のケースと孤独死を防ぐ際の根拠が必要。
  • 孤独死はそもそも問題なのか?という個人の倫理観。それは実際のケース(具体例)と照らし合わせて検証する必要がある。
  • 各対策の効果はどうなのか?どのターゲットに有効なのか。できることできないことを明確化する必要がある。

(3年鈴木、4年杉本)


2014年10月28日(晴れ)
第5回授業
欠席者:4年4名、3年2名、2年4名
遅刻者:なし

牧野会計担当より、軽井沢合宿の会計報告があった。また、鈴木幹事長から、先週末の沼門会幹事会の報告があり、10周年総会までのスケジュールの説明とTo doの依頼があった(欠席者にも連絡を徹底する)。

【4年 茂中】研究テーマ:「社会との接点を意識できる教科学習を目指して」
章立て:

  1. 問題意識とその現状
  2. 授業外での学習の場
  3. 2での教科学習の現在
  4. 教科学習の系譜
  5. 今後の教科学習に向けた動き
  6. 5から見る有効策や課題
  7. 今後の課題
  8. 参考文献
発表に対するコメント;
  • 動機づけなどの意識調査で他国より低い結果が出たが、現在の日本の労働環境下ではあまり問題にならないのでは
  • 政策対象は学校を中心に研究を進めるのか。
  • 動機づけはその時々でするのではいけないのか。
  • 問題が漠然としていてイメージしづらい。
  • 教育内容に焦点を当てているのか、教育プロセスに焦点を当てているのか。
  • 問題意識が漠然としている。
  • 他国と比較してどうだと言うより、日本国内の具体的な政策(プログラム)事例を切り口に研究する方が議論が深まるし、政策提言に結びつく(ex.「ゆとり教育」とは何だったのか、「総合学習」の効果は何だったのか、道徳教育の教科化と充実とは何か)。そうした切り口で研究の問題意識を扱えるようになるのではないか。
  • そもそも教育というものは、その効果が出るまでには時間がかかるもの。社会の接点とか性急な成果を求める議論はなじまない。

【3年 仲田】研究テーマ「外国人労働者問題-技能実習制度を中心に-」
章立て:

  1. 前回のまとめ
  2. 外国人労働者受け入れによる影響-愛知県豊田市の例
  3. 外国人労働者受け入れによる影響-ドイツの例
  4. 考察
  5. 今後の展望
  6. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 外国人労働者受け入れの弊害として考えられる、自国の国民の雇用圧迫に対する対策としては、受け入れる業界・業種を限定する(人手不足の業界など)ことによって、雇用枠の奪い合いが起きないようにすればよいのではないか。
  • 積極的に外国人労働者受け入れを行っているシンガポールの事例を掘り下げて考察するとよい。
  • 国レベルでは、外国人労働者受け入れは進まない。抽象的になってしまい、現実的な政策は見えてこない。⇒地方自治体レベルでの政策を考えるべき。
  • そのために、次回は移民の多い地域を深く調べ、そこに対して地方自治体や企業、民間団体などが実際にどのような取り組みを行っているかを調査する。
  • ドイツの事例について詳細が分かった。ドイツや欧州の事例を見て日本の政策対応が形成されてきている面もあるので、今後は、豊田以外の日本の「労働開国」の現場を調べて考察する。例えば、11月1日11時30分からの「目撃!日本列島」で山口県岩国市が取り上げられる予定。

(4年茂中、3年仲田)


2014年10月21日(小雨)
第4回授業
欠席者:4年4名、3年2名、2年3名
遅刻者:3年1名

1分間スピーチを一巡して出席を確認後、軽井沢合宿の写真を鑑賞した。

【3年 牧野】研究テーマ「尖閣諸島における領土紛争の解決をめざして」
章立て:

  1. 新聞の報道からみる棚上げ
  2. 日台漁業協定の具体的側面
  3. 今後の展望
  4. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 参考文献に掲載した一部のホームページは、筆者の所属大学名など詳細をリンクテキストでわかるようにする。
  • 棚上げに関する政府の公式見解は、日中国交正常化の70年代から前民主党政権の前原外務大臣の発言までの間にも変化している可能性があるため、その確認もおこなうこと。
  • 質問1:棚上げ後も日本が実効支配できたのはなぜか。
    回答:中国側が要求しなかったため。棚上げ前の現状を少しでも変化させうる要求をさけたと考えられる。
  • 質問2:日台漁業協定に関して民間単位での取り組みの有無を調査するところにある真意とは。
    回答:取り決めの影響をうけるのは現地で操業する漁民。トップダウン方式で協定を結んでしまっては、日台双方の漁民にとって納得できるような漁業協定にはできない。また、日本政府の公式見解上、日台間には国交がないため、国家間での交渉は中国に抗議や介入の余地をあたえてしまう。このような背景からしても、民間単位での取り決めを推し進めることが望ましいと言える。

【4年 大池】研究テーマ 「「静岡空港」の活用策を考える」
章立て:

  1. 迷走の軌跡
  2. 新たな利用方法
  3. 貨物輸送の新拠点として
  4. 「中部横断自動車道」
  5. 東海道新幹線・空港新駅について
  6. 静岡県の描く戦略
  7. 最大の問題はJR東海
発表に対する意見、コメント:
  • 「防災」の観点をもっと掘り下げる
  • カジノ導入と新幹線の連携
  • ヤマト運輸の沖縄輸送拠点化計画

(3年牧野、4年大池)


2014年10月11−12日(快晴)
第3回授業(軽井沢セミナーハウス合宿)
欠席者:3年2名、4年6名
遅刻者:3年1名

 木曽御嶽山の噴火の後だけに、同じ休火山の浅間山がある軽井沢追分での、また、大型の台風19号が接近している時期での合宿である。
 事前の確認や、保険加入の手続きを行い、また、合宿中の飲酒や事故についての注意を徹底した。
 いつもの通り、文学部校舎の先で生協手配のマイクロバスに乗車。2年生の多くが欠席したので、中型のバス。運転手さんは何度もセミナーハウスを往復して、管理人とも懇意なベテラン。暑いくらいの快晴の早朝、連休初日とあって、早目に出発。懇親会用のお酒の量を3年生がかなり節制する配慮をしてくれた。
 関越は、車も多く予想通り混雑していたが、高坂と横川で休憩して1時間遅れで到着。昼食は、横川など大きいSAは避けた方が良い。長野道は雲ひとつない快晴で、富岡製糸工場の辺りを探し、途中の碓氷峠の絶景に声を上げ、雄大な禿山の浅間山を見上げ感嘆する。
 到着後、A棟2階のロビーで管理人さんから注意を受け、部屋割りの後、B棟の201室で授業。夕食。風呂。授業。懇親会と続いた。夜空に満天の星。
 二日目は、曇り空。学生企画の「白糸の滝」(英語でホワイト・・・?!秋山君、座布団だね)と軽井沢のアウトレットを見学。担任は「クルミそば」に喜ぶ。

【3年和田】研究テーマ「日本におけるセクシャルマイノリティーについて」
章立て:

  1. 性同一性障害者の性別の取り扱いに関する法律
  2. 職場、学校での問題
  3. 今後の展望
  4. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 同じ表題のスライドが何枚もある場合、表題に番号をふるとよい。
  • 議員立法なのか政府立法なのか、また法律が出来た時の政策過程や、法律の運用の実態やその課題は何か。
  • 職場、学校だけでなく、地域レベルでの取り組みはどうか。また、大学、例えば早稲田大学ではどんな対応をしているのか。
  • 調べるだけでなく、問題に対しての自分の考えを明確にしていく。
  • 早稲田の「グローブ」というサークルが多様性について取り扱ってる。
  • 研究テーマを「セクシャルマイノリティ」だけでなく「多様性」に広げてもよい。
  • 当事者に対する取り組みか、周りの人たちに対する取り組みか。

【4年藤田】研究テーマ「北東アジアと日本の外交・安全保障政策〜地域安全保障の視点から〜」

  1. これまでの研究
  2. 集団的自衛権に関する従来の政府答弁と解釈プロセス
  3. 今日の安全保障政策の変化
  4. 政策判断と効用
  5. 外交・安全保障面での二国・複数国間の協力
発表へのコメント:
  • 仮説により枠組みを構想しているが、そこまでのプロセスを明確に記述する必要がある。

【4年稲村】研究テーマ「格差是正の政策提言」

  1. 研究動機
  2. これまでの研究
  3. 格差は「悪」であるか否か
  4. 学歴社会について
  5. 教育格差是正に向けての政策@、A
  6. 今後の展望
  7. 参考資料
【ディスカッションテーマ】
「社会科学部の教育は今後どうあるべきか」
  • ゼミ履修の早期化は、研究テーマが決まらない学生にとって、選択肢を絞りきれない。
  • 語学の授業(英語や二外)の充実を図るべきだ。文学部のように週に何コマも履修して実践力を向上させる。
  • 海外留学等のインターンを多く組み込むべきだ。インターの単位が基盤でしか認められない。先進でも認めて欲しい。
  • 学生生活における横のつながりが厚くなるようなカリキュラムの導入を。
発表へのコメント:
  • 政治的な理念だけを念頭に置いて研究を進めないようにすること。
  • 「格差原理」について、正確な知識とすること。
  • 教育において具体的に地域での成功例等を参考にすると良い。例えば、教育格差の原因は、所得格差ではなく地域の関与度の格差だという実証研究例もある。

【3年宮田】研究テーマ「日本におけるネット選挙のこれから」

  1. 他国におけるネット選挙解禁の状況: (1)アメリカ合衆国、(2)大韓民国
  2. まとめ
  3. 今後の展望
  4. 参考文献
発表へのコメント:
  • 米韓では大統領制がしかれている。大統領選挙は、日本の選挙方法とも異なっているので、そこのところを検討する必要がある。
  • 日本においてもスクエアなどの機器が使われ初めている。参考になるはず。

【4年清水】研究テーマ「地方農業の振興」

  1. 卒論に向けた展開方針
  2. 今までのまとめ
  3. 「農業の担い手」への視点の絞り込み
  4. 各「農業の担い手」の将来性考察
  5. 参考資料
発表へのコメント:
  • 地方農業」という言葉の定義の明確化(場合によってはテーマの言葉選びを考えなおす)
  • 過去の農政、現在の農政、農作物への需要(食生活の変化)、国外事例、具体例を卒論には組み込んだほうがよい(研究の焦点が供給に偏っている)。

【合宿風景】

(担任、3年和田、4年藤田、4年稲村、3年宮田、4年清水)


2014年10月7日(晴れ)
第2回授業(ゼミガイダンス+佐名木君発表)
欠席者:3年2名、4年3名
遅刻者:4年1名

【ゼミガイダンス】
 いつものゼミ教室で、副幹事長の3年一ノ瀬さんが進行役を務めて、スライドによるガイダンスを実施した。研究事例として、3年の杉崎君が研究テーマ:「未来の交通手段〜新たなモビリティシステム〜」のプレゼンを行った。
 予想を上回る参加者があり、1階ロビーのゼミ広報掲示板に掲出された少し「ゆるめ」のポスターも含めて、和やかな雰囲気であった。が、ゼミ登録申請者数がどうなるか、心配ではある。(担任)


 見学者退室ののち、短いスピーチにより出席を確認。予定通り、4年の佐名木君の研究発表を行った。)

【4年 佐名木】研究テーマ「日本におけるこれからのインフラ整備」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 前回までの主な研究と追加事項
  3. 民間で行われている対策
  4. 海外のインフラ整備に関する事例
  5. 今後の展望
  6. 参考資料
発表に対するコメント:
  • 日本が海外でどのようなインフラ輸出などの活動をしているのかについての研究をする。
  • 他方、日本が海外から技術や労働力などを輸入しているインフラ整備などしている事例があるかについて調べる。
  • 発表で取り上げた事例がどれほどの成果をあげたのかを明確にして、政策提言につなげる。
  • 幾つも調べた事例から、政策提言に繋げていける事例を絞って、考察を深めて内容を膨らませると良い。

(4年 佐名木)


2014年9月30日(快晴)
秋学期第1回授業
欠席者:3年1名、4年4名

夏休みの活動をテーマに1分間スピーチを行い、出席をとった。続いて、来週末の軽井沢セミナーハウス合宿の準備(集金など)を行った。計画表は、メーリスで幹事長から配信予定。

【4年 青木】研究テーマ:「日本のゴミ問題について」
章立て:

  1. これまでの研究
       
    1. 1日本のゴミ問題の現状  
    2. 行政の取り組み  
    3. 外国の取り組み(ドイツ)  
    4. 企業の取り組み
  2. 地域の取り組み(徳島県上勝町)
  3. ICTの可能性
  4. 今後の展望
  5. 参考資料
発表に対するコメント:
  • 産業部門のゴミ減量が進んできたなら、全体のどの部分が最終処分場の問題になっているか、それは何故かを明確にする。 
  • 徳島の上勝町がどうして成功したのか調べる。
  • 他の地域(十勝、水俣市、西宮市、スウェーデン)の取り組みも調べてみる。
  • サブタイトルをつけて、メインタイトルも含めて、センスの良いタイトルに要修正。

(4年 青木)


2014年7月22日(晴れ:梅雨明け宣言)
第15回授業

期末試験期間のため、授業はCourse N@viにて実施する。
課題は、以下の通り。

今学期のまとめとして、また、夏休みの研究継続のため、ゼミ論を期限内に提出してください。
過去に実施した提出方法に従い(忘れた人のために以下箇条書きをヒントとし)、

  1. kaminuma.index.htmlファイル(kaminuma部分は自分の苗字、現行のゼミHPでアドレスやパスを確認)
  2. 素材ファルダ(名称をjpg、あるいはphotoなど)←htmlファイルからの読み込みチェック
  3. 上記のファイルとフォルダを新しいフォルダ(名称は苗字のはず)に格納して、右クリックでzipに圧縮。
  4. kaminuma.zipを提出。
  5. 画像や図表のサイズが大きいまま、あるいは、タグの書き方が間違いのまま提出すると、そのまま返却。加工するには、すべてのプログラム→アクセサリ→ペイントを使う。
  6. タグの書き方は、前回コメント指導したファイルを当時のCourse N@viから見直すこと。
以上、健闘を祈る。
提出期間:2014/07/15 20:00〜2014/07/28 23:59

(担任)


2014年7月15日(晴れ)
第14回授業
欠席者:2年1名、3年1名、4年1名、5年1名
遅刻者:なし

【3年 仲田】研究テーマ「外国人労働者受け入れに向けて」
章立て:

  1. 研究テーマ・動機
  2. 日本における外国人受け入れの現状
  3. 外国人技能実習制度とは
  4. 外国人技能実習制度の問題点
  5. 考察
  6. 今後の展望
  7. 参考文献
コメント:
  • 日本の制度欠陥に関して、もっと掘り下げるべき(韓国、台湾、ドイツの制度との比較研究)。
  • 谷本まゆみ著『ノマドと社蓄』を参考に、”ノマドワーカー”について調べてみてもよい(移民受け入れにより、本国の国民が雇用競争に巻き込まれていることについて)。
  • 米国での奴隷制との非難や、国連で定義された”移民”の定義→”移民受け入れ”という観点に広げるのもあり。
  • 日本の人口減少に関しては、社会デザイン思想として、「人口を増加させなければならない」という考えもあれば、「このままの定常状態を保つのでもよい」という考えもある。このような視点があることを踏まえた上で、どこにフォーカスをあてるのかを考え、研究の立ち位置を決める。

【3年 宮田】研究テーマ「日本におけるネット選挙のこれから」
章立て:

  1. ネット選挙解禁の結果
    • 「お金のかからない選挙が実現する」の検証
    • 「若者を中心に投票率が上がる」の検証
    • 「双方向の選挙が実現する」の検証
    • まとめ
  2. 今後の展望
  3. 参考文献
コメント:
  • ネット選挙解禁は当初の狙いからは違った結果を生み出したが、その原因を考える時、解禁の経緯が参考になるのではないか。政官を中心に本当にこの結果が予想できなかったのか、それともある程度の予想はできていて、その上での議論があったのか。参考になるのでもう少し掘り下げるべき。
  • TVが新しいメディアとして登場した時、TVと政治、選挙の関係が盛んに研究された。「新しいメディアが政治とどう関わるか」という観点から、これらも調べてみてはどうか。
  • ネット選挙が世界的にはどれくらい普及しているのか、やはり調べてみるべき。
  • 「まとめ」で結論付けた理由(日本の政党重視の体質)以外にも、今回の解禁が当初の狙い通りにならなかった理由があるはず。もう少し広く調べてみるべき。

(3年仲田、宮田)


2014年7月8日(晴れ)
第13回授業
欠席者:3年1名、4年3名、5年1名
遅刻者:なし

【事務連絡(牧野)】

  • ゼミ論文の提出期限:7月28日(月)23:59 コースナビ上で提出
  • 春学期ゼミ納会:7月29日(火)
  • 秋学期ゼミ合宿:10月11日〜12日(土、日)軽井沢セミナーハウス

【3年 杉崎】研究テーマ:「未来の交通手段〜新たなモビリティシステム〜」
章立て:

  1. 前回のご指摘
  2. 本日の流れ
  3. 自動車業界の開発の方向性
  4. 海外の新たな「モビリティ」の出現
  5. 日本国内での現状
  6. 今後の展開
  7. 参考文献
発表に対する意見、コメント:
  • 技術の説明、紹介に終始してしまっている。
  • 地域の様々な住民のニーズを考える交通システム全体の中で、研究テーマがどのような役割が果たすことが想定されるのかを考慮する。新技術だけにフォーカスしない。
  • なぜこのテーマなのかという理由づけを、しっかりとつける。
  • 水素燃料電池などで日本がリードしているようなので、そちらの研究をしてみたらどうか
  • 図が多くてわかりやすかった。

【3年 牧野】研究テーマ「尖閣諸島における領土紛争の解決をめざして」
章立て:

  1. 固有の領土という概念
  2. 「既成事実」の強さ
  3. 「棚上げ」について
  4. 日本のとるべき行動
    • 中国の奪取から守るという視点で
    • 対立をさけ利益を確保するという視点で
  5. 今後の展望
  6. 参考文献
グループディスカッション:
テーマ「集団的自衛権の行使を容認することが閣議決定されたが、これに賛成か、反対か」
  • 反対 閣議決定には反対。日本の基礎をつくる憲法の解釈を変更する前例をつくってしまった。これは許されざる事態である。
  • どちらかと言うと賛成 外国がその国の国民の命で代償をはらった場合、日本が消極的な態度を見せればその国との友好にかかわる。アメリカ主導の戦争に参戦することを余儀なくされるリスクを排除できるならば、全面的に賛成。
  • どちらかと言うと反対 安全保障分野をアメリカに頼りきっている現状も確かに問題ではあるが、日中関係、日韓関係ともに緊張状態にある中、このような行動は火に油をそそぐだけである。
  • 反対 アメリカに頼りきりと言うが、日本は基地の場所を提供するという形で既に代償を払っている。集団的自衛権を容認するかどうか以前に、そもそも解釈を変えると言うプロセスがよろしくない。どうしても集団的自衛権を容認したいのならば、憲法改正をするべき。
コメント・意見:
  • 資源の共同利用を目指すにしても、そもそも尖閣が厳然たる日本の領土であることを前提としている国内の勢力をどうやって納得させるのかと言う問題になってしまうのではないか。
  • 東シナ海平和イニシアチブにせよ、漁業協定にせよ、具体的にどこまで進んで、どのような形となっているのかにクローズアップするべき。台湾と沖縄には、北方領土にあったようなローカルな交流があるのかどうかを確認してほしい。
  • 戦勝国こそ国際秩序をつくるべきと言う風潮になりつつある現代では、現実的な解決方法は非常に難しいかもしれない。

(3年 杉崎・牧野)


2014年7月1日(晴れ・蒸し暑い)
第12回授業
欠席者:2年1名、3年1名、4年以上9名
遅刻者:3年1名

鈴木幹事長から、秋学期の合宿日程について、セミナーハウスの工事休館があって当初の予定を変更し、10月に実施する。ついては、各自の都合をアンケートするので協力して欲しいとの発言があった。

【研究発表 3年鈴木洸平】研究テーマ:「介護福祉士不足を補うために」
章立て:

  1. 前回のまとめとコメントへの謝意
  2. 本日の発表の概略
  3. 介護福祉士不足の影響2
  4. 介護福祉士不足の原因1
  5. 今後の展開
  6. 参考文献
発表へのコメント:
  • 介護福祉士が増えない背景として、サービス提供体制強化加算というものが絡んでいるようなので調べるといい。
  • 外国人労働者導入に関して、介護福祉士会が反対しているようだが、その件に関しても調べるといいかもしれない。
  • 先生がクローズアップ現代の3つの番組を資料として挙げてくださったのでチェックする。
  • スライド作成の際、スライド番号が続く場合は3−1や3−2のようにする。
  • 資料印刷の際は、スライド6枚で「横」にして印刷する。
  • 事前印刷の場合、先生の資料は発表担当者が事前に用意をする。

【研究発表 3年濱島】研究テーマ:「日本の再生可能エネルギー推進政策ー地熱発電の視点からー」
章立て:

  1. 前回発表の確認
  2. 地熱発電の概要
  3. 地熱発電の現状と課題の考察
  4. 研究の方向性
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 温泉業者のクレームにはどう対処するのか。(⇒基本的には対話をする。科学的には温泉に影響が出る確率は低いとされているため、十分な話し合いをすれば理解は得られると思われる。)
  • 地熱発電所はどの地域に多いのか。(⇒九州や東北地方に多い。)
  • どのように地熱発電を推進していくのかという政策過程に留意をして研究を進めるべし。なぜ、地熱発電が政策として重視されなかったのか。
  • 地熱発電を社会の中でどのようなポジショニングで用いるのか。(etcスマートグリッド。寒冷地の地域暖房。)
  • 推進する組織どこなのか。原子力村のようなもの。(それには、+キーワードが必要:地産地消など)

【研究発表 3年川村】研究テーマ:「食糧廃棄問題」
章立て:

  1. 前回のまとめ
  2. 発表に対するコメント
  3. 食糧廃棄について
  4. 政府の取り組み
  5. 地産地消の取り組み
  6. 食育について
  7. 今後の課題
  8. 参考文献
コメント
  • どれが一番の問題なのか。取り組みが足りないところ。なぜうまくいかないのか。などを考える
  • 他国との比較と、日本人の倫理観
  • ドギーバックについて
  • 食糧廃棄と地産地消のつながり
  • 地産地消の持つ意味、広がり

(3年鈴木、濱島、川村)


2014年6月24日(曇り)
第11回授業
欠席者:2年2名、3年4名、4年7名
遅刻者:なし

【研究発表 3年秋山】研究テーマ:「東京の地震対策」
章立て:

  1. 前回の発表とフィードバック
  2. テーマの限定
  3. つながりの欠如
  4. 東京都の防災対策
  5. 防災隣組
  6. 事例
  7. 今後の課題
  8. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 東京都の対策は、自助共助に加えて公助(上から)があるということ。
  • 現状の対策が、すでに政治家(プロ)によって厳選された結果のものなので、これ以上斬新なアイデアは出てこない。この中でやっていくべき。
  • そうしたソフト面でのアプローチにおいてネックになるのが、介護問題と個人情報保護法との兼ね合いのような、既存の法律との対立。(この場合も個人情報保護法と対立する部分がある)
  • 一極集中の是正というのでは枠組みが大きすぎる。そこで、防災隣組の事例研究を進め、それら防災と自治の共同体である事例から、自分の地域にフィードバックをする方向で研究を進めていくといいのでは?

【研究発表 3年和田】研究テーマ:「日本におけるセクシャルマイノリティについて」
章立て:

  1. 前回のフィードバック
  2. 青年の家事件
  3. 性同一性障害者の性別の取扱いに関する法律
  4. ダイバーシティ経営推奨
  5. 性同一性障害と子ども
  6. 今後の展望
発表に対するコメント:
  • 「性同一性障害者の性別の取扱いに関する法律」によって何が変わったのか、を詳述して欲しい。
  • 家族の在り方(所有権や親権など)も近年多様化してきている。そうした実態や意識の変化、あるいは既存の制度(教育、労働、生活の場の)への影響、を分けて説明して欲しい。
  • 海外の制度に目を向ける前に、国内での現状で職場や学校において国や企業や教育委員会は何をしていて、それをふまえた上で何が課題なのか、を考察し、その具体例の考察のなかで、海外との比較を行うのが良い。

(3年秋山、和田)


2014年6月17日(晴れ)
第10回授業
欠席者:2年3名、4年4名、5年1名

【研究発表 3年一ノ瀬】研究テーマ:「欧州からみる男女の働き方」
章立て:

  1. 前回の発表に対するフィードバック
  2. ノルウェーにおけるジェンダー意識の根付き
  3. 考察
  4. オランダの労働環境の変化
  5. 考察
  6. 今後の展開
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • パートライム労働者の定義が曖昧であった。
  • 研究対象が「欧州」と広すぎるので○○の分野における雇用体系、などもっと具体的なテーマに焦点を絞るべき。
  • 参考になりそうな事例研究(女性が働きやすい企業、ゼロ残業の取り組み、育ボスなど)を調べる。ジェンダー論や、各国の比較制度論から入るのではなく、注目すべき働き方をしている自治体、企業、団体などの事例研究をし、なぜ可能なのか、可能にしている要素、要因は何か、それらを広げるにはどうしたらいいのか、政策を探る。

【研究発表 3年遠藤】研究テーマ:「若者とインターネット・コミュニケーション」
章立て:

  1. 前回のまとめ・変更点
  2. インターネット・コミュニケーションについて
  3. 依存症・引きこもり
  4. 若者の支援策について
  5. 今後の課題
発表へのコメント:
  • テーマが広すぎる。引きこもりに限定するなど、研究対象を絞ったほうがいい。
  • インターネット依存とコミュニケーション能力不足の関係が、根拠に乏しい。
  • インターネットに関する政策は、因果関係の特定が難しく、評価も分かれ、難しいのでは。
  • 先輩で同じような関心から、ゼミ論を展開した例があるので、参考にしたらいい。
  • 若者の引きこもりや学習困難への対策として、欧米の先進事例に倣ったユースサポートセンターは有効なのか、効果があるのかなどについて考察する手もあるが。
  • まだ、本当に何を研究したいのか、が漠然としている。

【研究発表 3年城山】研究テーマ:「アイスホッケー競技の課題と発展に向けた政策」
章立て:

  1. 前回までの研究
  2. 研究に対するコメント
  3. サッカー日本代表の歴史
  4. サッカー競技人口の推移
  5. Jリーグ百年構想
  6. アイスホッケーの社会貢献
  7. 考察
  8. 参考文献
発表に対するコメント:
  • サッカーが地域クラブとして、この間に再生しポピュラーになった経緯やポイントを明らかにして、大変興味深い発表だった。
  • スポーツの多様性というテーマで研究を勧めるとよい。
  • アイスホッケー競技だけでなく、フィギュアスケートと関連付けて研究してみる。
  • サッカーのようなスポーツではなく、アイスホッケーとより近い環境のスポーツを比較対象にするとよいのでは。
  • 他のスポーツ競技のように、他国の強い選手を受け入れるなどの政策について考察してみては。

(3年一ノ瀬、遠藤、城山)


2014年6月10日(晴れ)
第9回授業
欠席者:4年4名

【研究発表 3年宮田】研究テーマ:「日本におけるネット選挙のこれから」
章立て:

  1. 日本における選挙
  2. インターネット選挙解禁の概要
  3. インターネット選挙解禁までの経緯概略
  4. 今後の展望、参考文献など
発表に対する意見、コメント:
  • ネット選挙は解禁されたが、昨年夏の参院選や都知事選ではネットを活用した候補者がかなりの数落ちている(鈴木寛氏、家入一真氏など)。選挙の部分と政治の部分の2つが主に大切だが、これらをどう関連させていくのかが課題。
  • ネット選挙に関連した内容を扱う授業があるので、後期に履修し、研究の参考にしてみてはどうか。
  • 昨年「政策の流れモデル」を学習したことが活かされると思う。
  • 「投票年齢を下げる」などの議論はあるが、どのように若い世代の政治的関心をひきだすのかがネット選挙解禁においてもポイントになってくるのではないか。

【研究発表 3年仲田】研究テーマ:「報道被害をなくすために」
章立て:

  1. 研究テーマ、動機
  2. 報道被害とは
  3. 事例ー大津いじめ事件
  4. 報道被害の原因
  5. マスメディアの対策
  6. 今後の展望
  7. 参考文献
発表に対する意見、コメント:
  • メディアの性質上、制度論はそぐわないのでは。
    →市民側の「メディアリテラシー」の観点から掘り下げると良い
  • 結局は「メディアの倫理」という一般論に行きつき、政策提言につながらないのでは?
  • 研究を急ぎすぎている印象
    →ただ一般論を並べるだけではなく、そこに自分なりの疑問を投げかけて研究を深める。
  • 具体的な数値などを用いることで、より分かりやすい現状把握ができるように。
また先生から研究動機である大津いじめ事件を含む教育委員会改革に関する新聞記事を提供していただいた。報道被害が発生する度に注目され政策も行われ制度が論じられるが、大した変化はなくまた報道被害事件が起きる。大津いじめ事件という研究動機から、視点を変えて課題設定することも検討する(いじめ対策、教育委員会改革など)。

(3年宮田、仲田)


2014年5月31日・6月1日(晴天猛暑)
第8回授業:鴨川セミナーハウス合宿
欠席者:2年1名、3年2名、4年4名、5年1名

【出発】
 朝9時過ぎに文キャンの先に集合。文キャンは行事があるらしく人の出が多い。学生会館隣のスポーツ競技センターが入った号館が取り壊されて更地になっていた。昔は、体育局があって保健体育の授業も行われた。恒例のコンパ飲料買出しでは、3年の杉崎君が車を出してくれた。

【海ほたるで昼食】
真夏日のような陽気。東京湾の浅瀬では潮干狩りなど人出が見えた。あさり、アナゴなどを使った丼や麺類を食べる。名物は、二人で「あさりまん」。今回は、湾の地中を掘った掘削機のカッターフェイスの展示物を発見。

【セミナーハウス到着】
 部屋割りと利用の注意確認後、ベランダで出席写真撮影。太平洋は、暖気で曇ってぼんやり(夜には霧が出ていたそうな)。

【研究発表】
 午後5時まで2階の研修室で授業。今回は、プレゼンファイルをゼミメーリスに配信し、ナビに置き、各自がプリントして持参。パソコンは管理人に予約して借用し、ネットとスクリーンの接続もスムーズ。

【3年牧野】研究テーマ:「尖閣諸島における領土紛争の解決をめざして」
章立て

  1. 導入‐なぜこのテーマなのか
  2. 領土紛争の起源・歴史
  3. 日中の主張・妥当性
  4. 日本がとるべき行動
  5. 参考文献
グループディスカッション:テーマ「尖閣諸島、竹島などの領土問題に対して、日本はより強い姿勢にでるべきである」
  • グループ@「No」
    2012年の日本の国有化の際は中国に火をつけてしまった。中国の過激な行動に大義名分をあたえるだけなので、強い姿勢にでるべきではない。
  • グループA「まんなか」
    強くもなく弱くもなく姿勢でいるべきである。
  • グループB「No」
    現在強い姿勢をとることは中国を刺激し、悪循環におちいる。今は時がくるのを待ち、中国が孤立、弱体化した時などに、合法性を盾に強気にでるべき。
  • グループC「まんなか」
    軍事力の行使までにはいたらないようにするべき。
  • グループD「Yes」
    ロビー活動で日本の正当性をアピール。国際司法裁判所に訴えるなどの手段も検討するべき。
コメント・意見:
  • 研究動機に自分独自の接点をつくり、同様のテーマを研究してきた先輩達との差別化をできると良い。
  • 安全保障等の問題は情報へのアクセスが難しい。その分、専門家達がやれることとは別に、学生独自の何かが加えられるとよい。自分自身がどういった立場をとれるか、どう言った意見をもてるかが重要になる。
  • 漁民の視点も加えるといいのではないか。
  • 国内での反対がおきることが予想されるが、海洋保護区域の導入はどうか。中国の戦略に法律で対抗するのは難しいのでは。

【3年杉崎】研究テーマ:「未来の交通手段〜超小型モビリティについて〜」
章立て

  1. 研究テーマ、研究動機
  2. 超小型モビリティとは?
  3. 日本の交通が抱える問題
  4. 想定されるメリット
  5. 日本での普及に向けた課題
  6. 今後の課題、参考文献
発表に対する意見、コメント:
  • あまりメディアへの露出が少ないようだが、本当に開発は進んでいるのか。
  • 似たようなコンセプトであった軽自動車は大型化の一途をたどっているが、その路線の違いは何が原因か。
  • このテーマでは研究があまり深まりそうにないので、自動車全般の研究をしてみたらどうか。
  • 公道で走る上での法律上の位置づけは現在どうなっているのか。
  • 論理展開と証拠に関して穴があるので、今後は細かい点もちゃんと調査の上で研究する。

【4年大池】研究テーマ:「静岡空港」の活用策を考える
章立て

  1. 志望動機
  2. 静岡空港をとりまく現状
  3. 苦戦の要因?アクセス?
  4. 他空港との比較
  5. 利用方法を考える→「防災拠点」「輸送力の補完」
  6. 東海道新幹線、静岡空港新駅
発表に対する意見、コメント:
  • 防災の観点からのほかの空港との連携の道を探る
  • 24時間化、ハブ空港としての視点を持つ
  • 聞いている側は静岡空港の知識をあまり持っていない。
  • Ex)新千歳…雪による遅延、空港で過ごす人にどう過ごさせるか→テーマパーク
  • 飛行機以外の収入、地元の地域にあった作戦を考えるべき。
  • リニアの開通によって物流や人の流れが変わる。新幹線という視点を今後も継続していく。

【4年清水】研究テーマ:「地方農業の振興」
章立て

  1. 第一回発表内容の要約
  2. 第二回発表内容の要約
  3. 今後の方針
  4. 地方農業成功のポイント
  5. 地方農業成功のポイント/事例研究
  6. 企業の農業参入と六次化の可能性
  7. 新規就農の難易度
  8. 参考文献
グループディスカッション:割愛
発表に対するコメント、意見:
  • JAに入らない農家の動きに関して。入らなくてもいいのか、JAの意義は。農協政策について考慮するとよい。
  • TPPて生き残る農家は都会にない、職人芸的なものを持つ農家ではないか。そのようなケースも参照するとよい。
  • おすすめされたもの:クラインガルデン・日本農業への正しい絶望法
  • 利益を追求する企業の参入はおそらく困難。そこにはあまり期待しないで研究を進めたほうがよい。
  • NO政といわれる戦後日本農政の要素をもう少し含んだ発表にするよとい。

【4年杉本】研究テーマ:「孤独死問題」
章立て

  1. 前回までの復習
  2. これまでの研究の流れ
  3. 孤独死とは
  4. 行田市、上尾市の孤独死対策
  5. 孤独死対策の成功例 〜常盤平団地編〜
  6. 常盤平団地の背景
  7. 常盤平団地の孤独死対策
  8. 今後の展望:
    前回やった上尾市の孤独死対策について掘り下げる。
    海外事例について取り上げる。特に自立死先進国アメリカについて
    学校PTA NPO法人 各種民間団体の孤独死対策についても調べていきたい。
コメント:
  • オムロンという企業がある。企業の活動として、「血圧見守りたい」→コミュニティ形成を助長する。
  • インターネット使ったコミュニティー形成 exニコニコ動画で人の命救われるケース。
  • 孤独死の死因は過去と現在で変わっているのか。変わっているのだとしたら対策も変わるのでは。
  • 孤独死対策を共有する場はあるのか(各市、各県)。
  • 自治会レベルでの活動が一番効果があるものではないか。「遠慮がちのソーシャルキャピタル」という視点がある。フェイスtoフェイスの見守り活動が大切。

【4年高部】研究テーマ:「着物産業の復興政策」
章立て

  1. 研究動機
  2. 着物について
  3. 着物の歴史
  4. 世間の着物に対する悩み
  5. 今後の展望
  6. 参考資料
発表へのコメント:
  • 政府などが実施している着物の政策を調査してもっと調べる
  • 一般の呉服屋の戦略だけでなくもっと広い視点での政策を調査する
  • 日本だけではなく外国での着物事情を探すとよい
  • パワーポイントが単調なので文字テキストばかりではなく写真を入れる

【4年田中】研究テーマ:「日本のテニス振興策」
章立て

  1. 自己紹介
  2. 前回までの発表
  3. スポーツ立国戦略
  4. スポーツ基本法
  5. スポーツ基本計画
  6. 生涯スポーツ
  7. 総合型地域スポーツクラブ
  8. 考察
  9. 参考文献
グループディスカッション:お題「日本でオリンピックの種目(球技)を3つ選択するとしたら何か。」
選択の着眼点:
  1. 幅広い年齢や男女が参加できること
  2. お金になるスポーツ
  3. 日本が強いスポーツ
  4. ルールがわかりやすい
  5. などなど・・・
コメント・意見:
  • アルビレックス新潟の例(多種目のスポーツチームの実施)
  • 大学スポーツ(所沢キャンパスの取り組みの調査)
  • 体を動かすということのつながりの具体例の調査

【風呂と夕食、コンパ】

【起床、朝食、片付け、レク】

【復路】

(担任、3年牧野君、杉崎君、4年大池君、清水君、杉本君、高部君、田中君)


2014年5月27日(晴れ)
第7回授業
欠席者:2年1名、3年2名、4年5名、5年1名
遅刻者:なし

【研究発表 3年川村】研究テーマ:「日本の食を守るには」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 日本の食料自給率
  3. 食料自給率低下の原因
  4. 他の先進国と比べて
  5. 食料自給率が低いとなぜ悪いのか
  6. 食料廃棄
  7. 今後の展開
  8. 参考文献
発表へのコメント:
  • 題名やテーマがあいまい。
  • 食料廃棄(食品ロス)、地産池消、食育などにフォーカスをした方が、具体的に研究できる。
  • 西友のセカンドハーベス・ジャパンという取組めに参加してみてはどうか。
  • スイス、フランスの農業政策まで広げないほうがいい。国情の違いもあるし、分析が深まらない。
  • カロリーベースでいみるのか、生産額ベースでみるのか。
  • 参考文献の書き方を正しく。図書館講習で習った通りに。

【研究発表 3年鈴木】研究テーマ:「介護福祉士不足を補うために」
章立て:

  1. 研究テーマ
  2. 研究動機
  3. 介護福祉士不足の現状
  4. 介護福祉士不足がもたらす影響
  5. 今後の展開
  6. 参考文献
発表へのコメント:
  • NHKのある番組で介護レベルを低くし、介護を不要にするための政策が行われている地域が紹介されていた。その場合、介護福祉施設や介護福祉士の賃金が安くなってしまう可能性があり、それらのバランス問題が取り上げられていた。このようなビジネスの視点からも介護福祉士について見ていくといいかもしれない。
  • 潜在的介護福祉士の存在を、どのように生かせるか。
  • 介護福祉士不足を補うための政策の一つとして、外国人労働力を導入する制度にぶち当たると思うが、6年前に始まったインドネシアEPAでは実際国家試験が難しく、介護福祉士に慣れず強制帰国などを余儀なくされた事例が存在する。そのため、外国人をただ現場に導入するだけでは問題解決となりえないので、この政策を提案するためには慎重な態度が必要。
  • 介護福祉士を増やすという視点だけではなく、要介護者をどのように減らせるのかという視点で研究してみても面白いかもしれない。
  • 全国の独居老人で認知症の数はおよそ800万人と報じられてTV番組で取り上げられている通り、介護福祉の限界など問題は根深い。そのような問題に取り組んでいる東京都知事に就任した舛添要一氏の都市政策、介護政策を見てみてもいいかもしれない。
  • 引きこもりの人たちを介護福祉施設に参加してもらうことで、相互のニーズを補うことに成功している地域の事例なども参考にするといいだろう。

【研究発表 3年濱島】研究テーマ:「日本の再生可能エネルギー推進政策ー地熱発電の視点からー」
章立て:

  1. 研究テーマ
  2. 研究動機
  3. 日本におけるエネルギー事情の一連の考察
  4. 研究の方向性
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 地熱発電が広がらない理由を調べた方が良い。
  • 地域など、もっとミクロなレベルでの研究をしたほうが良い。
  • 地熱発電が歴史的にどのように扱われてきたか、なぜ有意な発電にならなかったのか、といった歴史的背景を発表に入れるべき。

(3年川村、鈴木、濱島)


2014年5月20日(晴れ)
第6回授業
欠席者:
遅刻者:

【研究発表 3年秋山】研究テーマ:「東京一極集中問題の解決」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 研究概要
  3. 地域危険度
  4. 一極集中
  5. 一極集中のメリット・デメリット
  6. 今後の課題
  7. グループディスカッション
発表に対するコメント:
  • 一極集中と防災という二点では、研究が先輩の二番煎じと中途半端な防災対策案という別々のものにしかならない。
  • 連係させると、結局は一極集中の解決ということですべて解決してしまう。
  • 東京の防災に絞ったほうがいいのでは?
  • 一極集中という反面、東京でも人口減少が進行している。地方で消防団員が不足するように、東京では住民自治会が組織できない、機能しない、という課題がある。事実の細部を、実態を見て、概念に振り回されないように。
  • 今回の発表に対して、グループディスカッションのテーマの関連性が低い。

【研究発表 3年和田】研究テーマ:「日本におけるセクシャル・マイノリティについて」
章立て

  1. 研究動機
  2. セクシャル・マイノリティとは
  3. 性転換に関する法律
  4. 職場での問題
  5. 日本企業の取り組み
  6. ダイバーシティ経営企業
  7. 今後の展開
  8. グループディスカッション
発表に対するコメント:
  • 宗教と絡めてしまうと研究テーマが広がりすぎてしまう。
  • 研究動機と問題提起をもっと明確に文節化した方がよい。
  • 性転換の法律や、経産省のダイバーシティ経営支援の政策過程を調べる。
  • 参考文献で、ただURLを張り付けるだけでなく、リンク先も明記する。

(3年秋山、和田)


2014年5月13日(晴れ)
第5回授業
欠席者:3年1名、4年4名
遅刻者:なし

前回の日記を確認し、Course N@viに置いた懇親会の写真をダウンロードする際には、個人情報の保護に注意し、第三者に配布しないよう先生から注意があった。
会計担当の牧野君から、懇親会の会計報告があった。
幹事長の鈴木君から、5月31日・6月1日の鴨川SH合宿について、確認があった。

【研究発表 3年一ノ瀬】研究テーマ:「北欧における男女平等について」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 男女平等ランキングについて
  3. ノルウェーにおける男女平等政策
  4. 今後の展開
発表に対するコメント:
  • 北欧だけに固執せず、他の欧州の国々や日本も視野に入れると良い。例えば、労働時間短縮の「オランダ・モデル」や、岐阜県の未来工業の取り組み(中村達也「経済学へのタイムとリップ」連載第11回「短時間労働の国、短時間労働の企業」)。
  • ジェンダー的視点だけでなく、労働者にとって働きやすい環境をつくるために、という方向性も考えると良い。
  • 歴史的背景に留意すると良い。
  • 北欧と日本の比較をする際に、日本が不平等である要因を多角的に考えるべき。

【研究発表 3年城山】研究テーマ:「アイスホッケー競技の課題と発展に向けた政策」
章立て:

  1. アイスホッケーとは
  2. 研究動機
  3. するスポーツ、観るスポーツ
  4. 初期費用の高さ
  5. 競技場不足
  6. 今後の展開
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 今回の研究で挙げた課題だけでは少ない。今後の研究で課題を見つけるべき。
  • アイスホッケー競技を発展させることである社会的なメリットはなにか。
  • するスポーツ、観るスポーツの両側面から研究を進めるとどちらも深く研究できないので、片方に特化するべき。
  • 企業との関わりや生涯スポーツという観点で研究を進める。
  • ゴルフなどは初期費用が高いが人気があるので、何故違いがあるかを研究する。
  • アメリカや北欧などの寒冷な地域だけでなく暖かい国でアイスホッケーが盛んな国との比較をする。

【研究発表 3年遠藤】研究テーマ:「若者のコミュニケーション不足について」
章立て:

  1. 研究動機
  2. コミュニケーションとは
  3. コミュニケーションの環境の変化
  4. 現代の若者の特徴
  5. 新たな若者と社会の関わりかたについて
  6. 今後の課題
発表へのコメント:
  • なぜコミュニケーション不足といわれているかの例が少ないため根拠が弱い
  • 政策としてどういったところに向かっているのかが曖昧
  • 地域のコミュニケーションを復活させることなのかインターネット等でのコミュニケーションを充実させていくことなのか政策をしっかりと定めて研究を進めたほうがいい
  • コミュニケーション不足の何が問題なのかが漠然としているのでテーマについてもっと具体的になるように考えた方がいい
次回は、3年生のゼミ論研究発表の続きを行う。
(3年 一ノ瀬、城山、遠藤)

2014年4月29日(曇り、夜半より小雨)
第4回(祝日)授業
欠席者:3年1名、4年2名
遅刻者:4年2名

今日は、祝日だが、明日からの大型連休の調整か、授業日となった。
4年生の内定、内々定が報告され、残り数名となる。悔いのないよう、粘り強く活動して欲しい。
5年生が1名参加して挨拶。科目登録が間に合わなかったようで、正式参加できるようにしたい。
今回は、予定通り、2年の新ゼミ生11名が、スライドを使って自己紹介を行った。
直前の授業でリハーサルを行ったが、殆ど覚えてきたかのように、そのまんま、で担任としては・・・であったが、上級生からは合いの手も笑いも入り、いいかんじ、かなあ。
プレゼン後、直ぐに新ゼミ生歓迎懇親会の会場である早稲田通りの香港料理店に移動し、今期初めての懇親を深めることとなった。
連休には事故にあわないよう、あったら大学に届け出ること、など注意を行った。




(担任)


2014年4月22日(曇りのち雨)
第3回授業
欠席者:3年生1名(体調不良)、4年生5名
早退者:3年生1名、4年生1名

 前回に続いて、中央図書館の利用支援課による「文献管理ツールRefWorks」の講習と図書館ツワーでの実習を行った。

 まず、613学部端末室にて、図書館の藤原職員が、前回の復習をし、次に、文献管理ツールRefWorksのアカウント作成、ログイン、データの取り込み(WINEやCiNiiの検索結果のインポート、手入力で新規レコードの追加)、フォルダ(一種のフラグ)でのレコードの管理、参考文献リストの作成を指導してくれた。続いて、作業時間をとって、押川職員、仲谷職員のサポートを得て、各自の記入済みの検索結果シートを基に、レコードをRefWorksにインポートし、APA式のフォーマットで参考文献リストを出力。また、図書館所蔵雑誌の文献1点の所蔵記号を控えた。

 その後、全員で中央図書館の4階AVホールに移動し、荷物をおいて、3階の雑誌コーナーでの説明を受け、各自、1点を探してコピーをする実習。コピーした順に4階に戻り、チェックを受けて、アンケート用紙を記入。解散した。

 欠席して休んでいるはずの学生に遭遇したり、バックナンバー書庫を探して無く、受付でサポートを得て発見、1点のはずが何点も発見して時間オーバーとなった、あるいは、担任と地下2階の研究書庫で見つけたり、雑なメモで発見に手間取ったり、慌しい実習だった。
 しかし、いくらスキルを教室で学んでも、図書館で探したいものを見つけて読めるようにしなければ、意味がない。一歩前進して、大変よかったと思う。参考文献をみれば論文内容の程度が自ずと分かるもの。図書館が誇る蔵書やデータベースにアクセスして、各自の論文の質を高めることが、自分の成長となり、お世話になった図書館の職員の方々に報いることだと思います。

 18時を回った図書館の外は、傘が必要なほどの雨降りだったが、すがすがしい外気だった。

(担任)


2014年4月15日(晴れ)
第2回授業
欠席者:3年生1名、4年生7名(就職活動の連絡あり)
遅刻者:なし

 新3年生の研究テーマが前年度末に固まりつつあるのを受けて、中央図書館の利用者支援課による「情報検索法の講習」を実施した。教室は、接続が安定した学部端末室613。
 ゼミ論文を書くためには、まず研究テーマと事例を決め、それらの「先行研究」をサーベイして押さえ、「自分の視点」を付け加えることが基本。
 ネットで検索して情報を集めることは普通になっているが、「学術」論文としては、学術情報検索ツールを使って、早稲田大学が誇るデーターベースから、効率よく論文の材料を集めて読み、教室で発表しコメントやヒントを得て更に展開方法を検討する積み上げが必要となる。
 図書館の出前講座のサービスは、主な他学部では学部を挙げて行われている。今回は、職員の押川さん、藤原さん、仲谷さんに指導していただいた。
 授業の事前課題として、

  1. 図書館の活用と情報の探し方
    http://www.wul.waseda.ac.jp/tutorial/index.html
    から検索方法の動画を視聴する。
  2. 図書館セルフツワー(スタンプを集めるとクリアファイルもらえる)
  3. 特に3年生は研究テーマの情報集めでの失敗や苦労話を用意。
    皆さんの知りたいこと、困っていることなどニーズが明確なら、図書館の方の 教え方にも、皆さんの授業効果も、ともに高まります。
 次回の授業では、引き続き、検索結果を一元的に整理して管理し、学術論文の要件の1つである「様式に則した参考文献」を作成するスキルを実習し、中央図書館にて論文を見つけてコピーするまでを実施する。
  1. 前回のおさらい
  2. RefWorks概要紹介
  3. RefWorksのアカウント取得
  4. RefWorksへの文献取り込み
  5. 論文のコピー
 以下の準備をすること。
  • 次回も、直接、14号館613学部端末室に5限開始前に着席し、各自、パソコンを立ち上げ、スタートできるように準備する。
  • 教室講習に続いて、全員で中央図書館に移動して、検索結果を探しあてる実習を行います。
  • 皆さんがあまり利用しない「論文を入手する方法」を実習をしますので、次回までに、各自の研究テーマあるいは関心・キーワードから興味のある論文で中央図書館に所蔵されているものを検索して検索結果記入用シートに記入してくること。見つからなければ、次回、教室で検索をサポートしますが、自分でやってみること。
  • 【持ち物】
     検索結果記入用シート
     学生証
     図書館コピーカード(論文のコピーのため)
  • 以上の実習をしっかりと実施するため、5限の終了を延長する可能性があります。延長してもよいよう段取りすること。

(担任)


2014年4月8日(快晴、暖かい)
第1回授業
欠席者:就職活動の4年生5名

4限を終えた2年生11名が合流して、609教室で授業が開始された。

  1. 上級生の出席確認が行われ、恒例の「気の利いた一言」を一巡。
  2. ナビの講義概要に従い、春学期のスケジュールと授業の進め方について、担任から話があった。
  3. 今年は、3年生の研究テーマが絞れたのを機会に、学術的で効率的な方法で研究が進むように、図書館のサービスを利用して、次週から2回、学術情報検索の方法と検索結果を管理し参考文献リスト作成ができるツールとを学部端末室(14号館613教室)で実施する。
  4. 基本的には、春学期は3年生のゼミ論研究の発表と質疑応答が主で、2年生も参加して 研究の仕方を学ぶ。
  5. 3年幹事長の鈴木君から、幹部で調整した年間スケジュール(2年生歓迎会、春学期合宿、新ゼミ募集・ガイダンス、秋学期合宿、卒論発表会、OB会)の紹介があった。
  6. 2年生の自己紹介と歓迎会を4月29日、合宿を5月31−6月1日(鴨川SH)とする方針が 決定した。秋合宿は、11月中旬に軽井沢SHで実施を希望。OB会予定は後日。
  7. 担任から、OG・OBルームのページの紹介があり、卒業してからも3代が連絡をとりあい、何かあれば集まれる関係ができることを望んでいるとの話があった。また、この3月25日に卒業した先輩の写真などが紹介された。
  8. 発表を何回かして、担任やゼミ生から質問やアドバイスを受けて、研究を進める循環を作って、期末にゼミ研究ホームページの更新ができる、というのが基本形である。研究や就職活動に煮詰まったら、独りで悩まずにゼミでアドバイスを受け、あるいはリラックスして次のステップに進むように。
次回の図書館講習の事前課題として、図書館の活用と情報の探し方(2013年4月作成)から、以下を必ず視聴すること。
  • (3)学内の本や雑誌を探す (5分28秒)
      WINEを使った学内資料の探し方
  • (4)学外の本や雑誌を探す (6分18秒)
      CiNii BooksとWebcat Plusを使った学内にない資料の探し方
  • (5)論文を探す (4分39秒)
      CiNii Articlesを使った論文の探し方、論文入手の手順
  • (6)新聞記事を探す (4分12秒)
      新聞記事検索データベースの使い方
次回は、14号館613端末室に直接集合(遅刻厳禁)。
担任より、「委任カード」が、最初の当番の2年生石田君と3年生秋山君に渡された。
3年生が残って、発表順など話し合った。

(担任)


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