Diary 2015

秩父市小鹿野町 宮の湯での合宿 記念撮影(2015/11/11)
Always, now under Construction.


2016年3月25日(金)
卒業式&謝恩会


文キャンの記念会堂の取り壊しで、大隈講堂での式典。その後で、銅像にて記念撮影。桜は3分咲き


ゼミ御用達の「いねや」にて。3年生が数名参加。最後の晩餐会

(担任)


2016年1月30日(土)
卒論発表会@3号館202教室&納会

 数日前に降雪があり、この日の天気や交通、通学に不安が残り、例年参加の新ゼミ1年生には、急遽、参加しないよう担任が一人ひとりに連絡。現役ゼミ生だけの卒論発表会を、3号館の最新設備の教室で実施した。

【卒論発表会】3号館202教室

 秋山君

 一ノ瀬さん

 城山君

 鈴木君

 仲田さん

 濱島君

 牧野君

 宮田君

 和田さん

 卒業生

 参加者全員

【納会】




(担任)


2016年1月19日(晴れ)
第14回授業
欠席者:4年3名(1名試験対策、1名免許合宿中)、2年3名(1名留学中、1名研修、1名体調不良)
遅刻者:4年1名(内定先行事)
早退者:2年1名(体調)

 先週の1月12日は、全学臨時休業。前日の「成人の日」を受けて、その翌日は、例年休業とか。地方での成人式出席を考慮してなのか。恒例の1分間スピーチは、ゼミ論発表の後に行ったが、何名か成人式への参加し、また、各自の年末年始の話で盛り上がった。

【3年 大塚発表】研究テーマ「超高齢社会における地域の在り方」
章立て:

  1. これまでの流れ
  2. 研究の悩み
  3. 現在の政策
  4. 事例@高知県上勝町の葉っぱビジネス
  5. 事例A米国NPOの“SCORE”
  6. 今後の展望
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • これまでにこのような全国組織はなかったのか。
  • リクナビやマイナビなどの民間就職団体の参入状況を確認するべき。
  • 葉っぱビジネスは有名になり暫く経つが、現在の状況や他地域でのモデルについてももっと研究を進めること。米国などNPO先進国の事例をさらに深める。
  • 高齢者の雇用、生きがい、という初めのテーマにしっかり結びつけていくこと。課題テキストとして政策の窓モデルを使ったNPO法の成立過程の研究文献を使ったが、その過程では、当時の経企庁の政策アクティビストは、今後退職が予想される団塊世代の生きがいの受け皿として、NPO活動を考えた。

【3年 杉橋発表】研究テーマ「東海地震の対策について」
章立て:

  1. 震災後の流れ
  2. 震災直後の死者数
  3. 備蓄の重要性
  4. 事例からの考察
  5. 参考文献
  6. 資料「阪神淡路大震災 事例」
発表に対するコメント:
  • 都道府県としての備蓄量とその有効性についてのデータがほしい。
  • 県や自治体の防災計画の検討から、過去の震災の事例から検討する今回の発表は、新たな気付きとなり、研究の方向性を示唆してくれているようだ。
  • いつ起きるかわからないものに対して、過去の事例を研究するのは大切なこと。最近、震災の被害は、直接的というよりも、その後の漏電火災やボンベの爆発などに起因していることが重視され、対策も講じられ始めた。阪神淡路大震災から21年目でもあり、3.11で派遣された自治体職員のアンケート結果が報道されている。Course N@viの情報提供ボックスに置いた資料も参考にすること。

 次回第15回授業は、期末試験期間中なのでゼミ教室では行わず、各自、ゼミ論・卒論の更新作業をし、期限までに最終更新フォルダをCourse N@viにて提出し、先生がフィードバックを行う内容です。

(3年大塚、杉橋)


2015年12月22日(晴れ)
第13回授業&忘年会@いねや
欠席者:4年2名、2年3名(うち1名留学中)
遅刻者:4年1名、3年1名

 今回は、前回に続き、2年生後半の6人によるゼミ論の研究発表を行った。

【2年 柳下君発表】研究テーマ「都市インフラの更新―今こそ急がれる老朽化対策―」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 日本のインフラの現状
  3. インフラの老朽化による被害
  4. 現在取られている対策事例
  5. 今後の方針
発表に対するコメント:
  • ゼミの先輩で同様の研究をした人がいたが、下請け関係や図面すらないという困難な事情の一般論で、考察が深まらなかった。一般論ではなく、地域や企業の具体的な取り組み事例に絞るとよい。
  • 技術関係の話にならないほうがよい(社会科学的な視点から)。
  • エータベースでの検索を使い、適当な事例をたくさん探すべき。

【2年 青木君発表】研究テーマ「離島存続にむけて」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 概要
  3. 離島漁業の現状
  4. 先行研究
  5. 先行研究からわかること
  6. 事例
  7. 研究課題
発表に対するコメント:
  • 離島が持つ資源や安保の意義を強調しているが、もう少し強い研究動機を考えなければ、論文を書く上で厳しくなる。観念論が先立って、離島の実情が見えてこない。

【2年 中村君発表】研究テーマ「空家増加を食い止める〜空家特措法の拡大に向けて〜」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 空き家が引き起こす問題
  3. 現状
  4. 空き家のメカニズム
  5. 今後の方針
発表に対するコメント:
  • テーマの重要性については、今回のプレゼンで良く表現されている。しかし、特措法の政策過程など、中身の考察に入るべき。
  • 空き家の土地の所有者は、地域等によって異なる。都会に暮らす子供が地方の親の家を相続する。
  • 最近、不動産会社による空き家を利用した地域振興策の記事を読んだ。

【2年 稲垣さん発表】研究テーマ「生物多様性農業の促進」
章立て:

  1. 研究概要
  2. 研究動機
  3. テーマ名の一部変更の理由
  4. 生物多様性とは
  5. 愛知ターゲットについて
  6. 日本の政策について
  7. 成功事例紹介
  8. 今後の展望
発表に対するコメント:
  • 生物多様性がキーワードだが、広く理解され支持されている、と思い込まない。読者に丁寧にその意義を説明するべき。
  • 生物多様性を重視して生産したお米への需要が減少しているそうな。お米の生産は、北海道でも新ブランド米ができ、従来のブランド米も生産調整を強いられている。そういう状況下で、佐渡のお米がどうなるのか考察すべき。
  • TPP等による生物多様性農業への影響を分析すべき。

【2年 堤君発表】研究テーマ「脱ギャンブル依存国家〜パチンコ依存患者のケアと賭博に頼らない国づくり〜」
章立て:

  1. 日本のパチンコ依存者の実態
  2. パチンコ依存症が誘発する社会問題
  3. 先行研究(1) パチンコ依存症の個人的要因
  4. 課題(1) 「依存症=病」についての社会的認識(の無さ)
  5. 心理分析を応用した治療の実践
  6. 課題(2) 不足する治療施設
  7. 先行研究(2) パチンコ依存症の社会的要因
  8. 課題(3) 研究から政策へ
  9. 課題(4) カジノ解禁論議
  10. 今後の研究方針
発表に対するコメント:
  • 研究で利用する調査データ資料や参考文献については、著者の所属やリサーチ方法を調べて確認しておく。
  • 日本医師会や法律家、NPOなどのパチンコ依存症に関わる組織の政策提言にも着目したらよい。
  • パチンコの非合法化に成功したという事例の政策過程を参考にすべき。

【2年 片矢さん発表】研究テーマ「東京都におけるごみ処理問題―名古屋市のごみ処理成功事例の観点から―」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 前回までの発表
  3. 東京との最終埋め立て地が抱える問題
  4. 先行研究
  5. 参加者の定義とゴールの設定
  6. 東京都の現行の政策
  7. 応用可能な具体例
  8. 今後の研究の展望
発表に対するコメント:
  • ゴミ処理場の延命化の年数は、対策をしたからといって簡単に変わるものなのか。
  • 東京都職員になっているゼミ卒業生が少なくない。確か、一人は処分場にも詳しい。話を聞いたらよい。
  • 小中学校生徒の教育面での意識改革は、名古屋市の事例をそのまま東京に当て嵌めるのは難しいかも。無論、有効な政策ではある。

【忘年会@いねや】



(2年 柳下、青木、中村、稲垣、堤、片矢)


2015年12月15日(晴れ)
第12回授業
欠席者:
遅刻者:

 今回は、予定通り、ゼミ2年生(前半)のゼミ論のプレゼンを、持ち時間5分で行った。先輩達からのコメントや助言を今後得る体制を作るため、である。
 以下の記事は、発表者自身がまとめたものです。

【2年 石川 発表】研究テーマ「スポーツ傷害における後遺症とその予防、社会的対応について」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 日本でのスポーツ障害
  3. 日本におけるスポーツ傷害の理解
  4. アメリカにおけるスポーツ傷害
  5. 日本における改善
  6. これからの研究方針
発表に対するコメント:
  • これから研究していくにあたり、もう少し、どの立場、視点から考察し提言する論文なのかを、念頭に置いて進めて行く。
  • アメリカなどスポーツ医学やトレーニング法の先進国において、どのような経緯や政策過程で体制作りが行われてきたのかを調べていくべき。日本について考察するヒントにはなる。

【2年 真壁 発表】研究テーマ「自転車事故を防止する〜免許制度の導入を通して」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 概要
  3. 章立て
  4. 今後の展望
発表に対するコメント:
  • 事故の防止策について考えるということだが、事故後の保険や補償の制度について考えてもいいと思う。
  • (前回までの研究テーマである)観光振興策よりは、身近で重要な課題であり、具体的にアプローチできそうで良い。
  • 先行研究とともに、具体的な取り組み事例について、しっかり調べるように。

【2年 富山 発表】研究テーマ「商店街の活性化に向けて」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 研究動機
  3. 商店街の衰退状況
  4. 頑張る商店街77選
  5. 事例
  6. 今後の方針
発表に対するコメント:
  • 何をもって活性化というのか、定義するべきでは。
  • ユニバーサルデザインの事例に挙げた松蔭商店街をもっと掘り下げてみては。
  • その商店街を知っているが、活性化しているのだろうか。
  • 商店街という条件を使うか否かが、活性化にどう違いがでるのか。
  • 例に挙げた大隈商店街などは、大学生がアイデアで関わる研究事例としてはよく見られるが、商店街がさびれる理由、条件や歴史的経緯もあり、社会学者などが研究している。それ以上に考察する視点や問題があるのだろうか。

【2年 秀 発表】研究テーマ「公教育におけるICTの有効活用〜小中学校での活用を目指して〜」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 文部科学省の方針
  3. ICT活用教育の事例
  4. ICT活用教育の問題点
  5. 今後の方針
発表に対するコメント:
  • 富士通などの民間会社がICT教育を推進している。調べてみては。以前、自動車交通の安全策が課題となり(当時のゼミ生が卒論とした)、官民挙げてITSに参加したのが、今日の自動運転技術に繋がっている。
  • 機器を国が用意するとなると民間から買う形になるので、税金をどのように使うかという点での問題にぶち当たると思う。
  • 紙媒体を無くしたからといって学力に大きな差が出るとは思えないが、あるいは、先行した韓国では成果があがらず見直す動きもあるが、成果が出ている国もあるので、バランスよく研究する価値はあると思う。
  • 教育格差は、ソーシャルキャピタルのいう関係、関与の格差だ、という議論もある。
  • 国の審議会の政策過程や、アクターを含め、先行研究をまず押さえて発表する。

【2年 木村 発表】研究テーマ「日本におけるサッカーを利用した地域振興策〜地域クラブの事例から〜」
章立て:

  1. 日本のサッカーリーグ構造
  2. 2つのクラブ経営モデル
  3. 先行研究
  4. 今後の展望
発表に対するコメント:
  • サッカークラブが地域振興に貢献できている実例や関連全体図を提示しておく。またサッカークラブと地域のどちらを中心に据えるのかを考える。
  • 地域振興の手段としてサッカークラブを用いるなら、方法が非常に重要となる。
  • 「地域の人が集まる機会の創出」といった、スポーツが果たすことのできる役割などに着目して研究すると良い。テニスもバレーボールも、ブラスバンドも中高生まで、あれほど活発なのに、その後の人生の場面に途切れてもったいない。国境や世代を越える活動を機軸にして、健康で豊かな人生、人間関係を構想したらいい。映画「ビリー・エリオット」や「ブラス!」を観たらいい。

【2年 良元 発表】研究テーマ「地域振興における行政のあり方〜テーマパークによる地域活性化〜」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 研究概要
  3. 前回の発表
  4. テーマパークとは
  5. 遊園地とテーマパーク
  6. 関連法案
  7. 今後の方針
発表に対するコメント:
  • 地域振興に向けての手段として、テーマパークの研究を進めることが重要になると思う。
  • 引き続き、先行研究から学んで、自分の疑問やアイデアを付加していく。

【2年 海津 発表】研究テーマ「高齢者向けの電話サービス」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 研究概要
  3. アメリカにおけるIP化
  4. スウェーデンの通信サービス
  5. 今後の展望
発表に対するコメント:
  • KDDIのアナログ電話はなぜ終了するのか。→詳細はまだ調べていない。ホームページには、利用者が少なくなったから、と記してある。
  • 総務省による調査・研究会があるはずなので、調べる。懸念や課題をどう認識し、対策を考えているのか。
  • スウェーデンに焦点を当てたのは、人口構成が日本と同じで、理にかなってる。韓国などの通信が先行して発展している国も調べてるのも良いかも。

 次回は、残りの2年生が発表を行う予定。

(2年 石川、真壁、富山、秀、木村、良元、海津)


2015年12月8日(晴れ)
第11回授業
欠席者:
遅刻者:

【3年 藤田発表】研究テーマ「航空業界はどう再建されるべきか〜LCC参入の観点から〜」
章立て:

  1. 前回までのおさらい
  2. LCCの「客層」を読む
  3. 「日本のLCC」を読む
  4. 「日本の交通事情」を読む
  5. これからの研究の課題
発表に対するコメント:
  • 航空業界全体を対象にした研究だと、一般論的で抽象的な研究になりがち。→LCCを切り口にして、各空港や各地域などの課題を明らかにして研究し、政策提言に結びつける。
  • 航空業界という産業は関わる人が多く、「日本に合った業界の再編」をゴールとするとあるが、根幹となるべき理念が不明だ。何のための、誰のための再編なのか。

【3年 小梶発表】研究テーマ「地域活性化〜ふるさと納税の在り方を模索する〜」
章立て:

発表に対するコメント:
 次回は、

(3年藤田、小梶)


2015年12月1日(晴れ)
第10回授業
欠席者:
遅刻者:


【4年生 発表】テーマ「就職活動から学び、考えたこと」
章立て:

  1. 4年ゼミ長の鈴木洸平君によるメイン報告(スライド配布資料あり)
  2. グループ単位でのディスカッション

 教室授業のあと、場所を移して、引き続きの相談と懇親。

(担任)


2015年11月24日(晴れ)
第9回授業
欠席者:3名
遅刻者:1名

【3年 鈴木発表】研究テーマ「働きやすい環境へ〜ブラック企業・ブラックバイトの事例から考える〜」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 日本の昔からの労働市場の社会構造
  3. 社会構造を支えているものについて
  4. 現在安定が揺らいでいる社会構造
  5. 今後の展開
  6. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 内部労働市場の説明があったが、外部労働市場システムの話をしている、谷本真由美さんの「ノマドと社畜」という著書が参考になるのではないか。
  • 日本の労働市場は1%の大企業と99%の中小企業である。中小企業の中での労働市場システムはどうなっているのか
  • 非正規雇用が増えて、正社員が減る⇒ブラック企業化が進むという関係性がある。それを自分でしっかり理解し、把握していく。関係性を自分で見つけていく。
  • 成果主義に関しては90年代からあがっている話であるがもう落ち着きつつある。内部労働市場システムがあるから、技術継承が進む。内部労働市場でまわっていく部分も日本にはある。

【4年 仲田発表】研究テーマ「外国人労働者受け入れに向けての政策提言ー外国人技能実習制度見直しの視点からー」
章立て:

  1. 前回までの研究@〜B
  2. 事例研究@−雇用許可制度(韓国)
  3. 事例研究A−JMIU静岡西部地域支部
  4. 今後の展望
  5. 参考文献
  6. GD
発表に対するコメント:
  • 研究内での「外国人労働者」と「技能実習生」の区別が曖昧。一括りにせず、各々を切り分けて考えるべき。
  • 外国人受け入れに関して、「単純労働者であるから受け入れない」という考えではやっていけないのに、それに固執して思考停止しているから制度の矛盾や問題がいつまでたっても解決しない。「発展途上国に自国の技術を移転していく」という制度本来の視点・考え方に立ち戻ることが必要。
  • 「労働力確保」という目的よりは、「技術移転をどうシステム化していくか」という視点から政策提言につなげていった方がいい。退職した技術者や日本語教師などを現地に派遣して訓練してから、日本で技術や技能を実習する。
  • 様々な主体が関わってくる複雑な問題であるからこそ、主にどこが主体になるか・どのようにして連携をとっていくのかをしっかり検討すること。

 次回は、4年生による就職報告および座談会を行う予定です。

(3年鈴木、4年仲田)


2015年11月9日〜11日(曇り、雨、曇り)
秩父合宿(第7&8回授業)
欠席者:4年4名(うち2名は3年生の早稲田祭運営スタッフ)
遅刻者:4年1名(早稲田祭運営)、2年4名(授業ほか)
早退者:4年1名、2年3名(授業ほか)

 1泊2日では慌しいからと、大昔のように2泊3日を企画したが、9月のセミナーハウス抽選に漏れ、結局、2日間の学部デーを活用しての生協商品の秩父合宿となった。大学からの生協チャーターバスでの出発と違い、「西武秩父駅」改札11時の現地集合となった。



 特急「ちちぶ号」。意外と都心から近い。朝から雨との予報が外れ、晴れ間も覗く曇りの幸運。



 西武秩父駅改札口。11時を過ぎても現れないゼミ生がいた。なんと到着後に歩いて10分ほどの秩父鉄道の「お花畑駅」で乗車して、「秩父駅」で下車して待っていた2年生男子3名。(東武線と秩父鉄道を使って早朝に到着して、仲見世通りで待っていた4年ゼミ長にも気付かず)。後で、思わぬ影響が・・・。



 何度も訪れている担任から、武甲山(ぶこうざん)の説明。中腹までセメントの材料として削り取られているが(秩父セメント)、地元民の信仰の山。日本酒の銘柄で有名。



 お世話になる小鹿野町 宮本の湯 からの送迎マイクロバスに乗り込む。2台に分乗する手はずが、1台が「秩父駅」の2年生3名のみ!を迎えに行くため、ギュウギュウ詰めに。
 宿までの途中、芝桜で有名な「羊山公園」が見えたり、紅葉が見頃の山々の連なりに囲まれた畑、イチゴ狩りの看板、林業とまさにテキストで学んだ「里山」を進む。それにしても、紅葉が美しい。







 宮本の湯は、築200年の農家屋敷の向かい側の広大な土地で営業。付近には、川や河川敷、畑などで体験学習や乗馬などもできる「秩父ふるさと村」があるそうで、到着早々の休み時間に見学に行くグループも。案内板には、武田信玄攻めの村とあった。



 宮本の湯に到着。玄関の宿泊団体の看板は、多数あり、それも日毎に入れ替わる当館の人気ぶり。殆どは、年配者の同年の会や近隣の寄り合い、あるいは、秩父札所巡り。大浴場もカラオケも食堂も年配者ばかり。



 早速、カレーライスでランチ。駅前や途中でランチとは違い、落ち着いて食事ができたし、男子は何度もお代わり。ただし肉は豚か。鹿肉はまだか?





 ランチの後、食後と準備の休憩時間。スケジュール表に従い、研修室での発表の準備を始める3年生。近くを散策する2年生、4年生・・・。玄関にいたお茶目な2年生2人を撮影。



 アネックス?の研修室兼宿泊施設の1階。横綱曙関の優勝記念写真と関取だった当館当主の写真が見下ろす。プロジェクターとスクリーン、ミラーボール?は標準装備(もしかしてカラオケ会場?)。パソコンは杉橋ゼミ長が持参していてセーフ。他大学のゼミも合宿中だった。

【4年 鈴木 発表】研究テーマ「介護福祉士不足を補うための政策提言」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 研究目的及び目標
  3. これまでの研究成果
  4. 政策提言と研究プロセス
  5. 介護予防の評価
  6. 外国人介護福祉士とその評価
  7. 海外の介護事情(途中)
  8. 今後の方向性
  9. 参考文献
GDのテーマ:「地方移住論という政策に賛成か反対か、その理由は?」

発表に対するコメント:

  • 参考文献の書き方(リンクページの開設者に「不要」。リンクテキストは何か。)を正しく記述するように。
  • 医療介護格差が、地方では起こりやすい。そのため、地域包括ケアシステムは「都心の方ができやすい」のではないか。
  • その結果、地方移住論との結びつきは、論文の論点からズレてしまうのでは。
  • 3つの視点を誰が、どの点から推奨しているのかをクリアにするように。 (先行研究と研究機関をきちんと明示することが大切→事例研究→それに対する自分の意見)。
  • 海外の事例は、論点からずれてしまう可能性が大きいのでは?
  • その代り、地域包括ケアシステムの論点をもっと深めるとよい。
  • スウェーデンの事例は、社会保障が充実しているからできることでは。税金の高負担の話(お金の面)になってしまうのではないか?

【4年 杉崎 発表】研究テーマ「未来の交通手段〜高齢化社会のモビリティシステム〜」
章立て:

  1. これまでの研究の概要
  2. 本日の流れ
  3. 高齢化社会における交通需要
  4. 想定されうるモビリティ
  5. 地域での取り組み
  6. 今後の展開
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • スマートシティにまで研究対象を広げてしまうとおさまりがつかないので、あくまで交通輸送に関する政策提言に収めること。
  • イーグルバスの実例が極めて有効であると思われるので、これについて考察を深める。
  • イーグルバスの例から、成功モデルを抽出する。

【4年 濱島 発表】研究テーマ「日本の再生可能エネルギー推進政策ー地熱発電の視点からー」
章立て:

  1. 研究の概要
  2. 今までの発表まとめ
  3. 提言の概要
  4. 今後の予定
  5. 参考文献
GDのテーマ:「地熱がある街に住んだらこんなのほしい」
GDの意見:
  • 電力を活かす…ハイブリットカー、充電所、公共物
  • ジオパワー…観光施設の設置、床暖房、
  • 個人の利益…家の空調、調理、保存
  • 公共的利益…施設、除雪、塩を作る、浄水、熱の保存、輸送
  • 観光利用…ジオパワービジネス温水プール、温泉、植物園、水族館に熱帯用(経費削減)、凍結防止、カップラーメン用お湯スタンド
  • 発電…床暖房、発電所の近くの温泉、ヒーター加工用牛乳の保温
  • そのまま利用…除雪、温泉卵、生ごみボックス
  • 先生…融雪、養殖、農産物の品種開発、(地震発電)

発表に対するコメント:

  • 地熱を生活に使うのか、産業に使うのかによって研究の方向性が変わる。アイスランドは生活用。
  • 利害関係者の整理を行うこと。どういう思惑で動くのかを明確にする。
  • 中小企業、地元主体の人たちの思惑など大きなところ以外の、地方創成の可能性も探っていってほしい

【夕食】





 食堂での夕食。鹿鍋は?

【4年 和田 発表】研究テーマ「日本におけるセクシャルマイノリティについて」
章立て:

  1. 前回までの発表
  2. 渋谷区 同性婚
  3. 子の福祉としての同性婚
  4. 同性婚 課題と今後の展望
  5. 参考資料
  6. GDのテーマ
発表に対するコメント:
  • 議員の中に、セクシャルマイノリティについてマニュフェストを、掲げている人も出てきているので、調べるとよい。
  • 大企業が牽引すれば中小企業にも広がっていくと思うので、政策の対象は、まず大企業に向けたものでよいのではないか。
  • LGBTのイベントに実際に参加してみては。
  • 研究の方向性をもっと明確に定めるべきでは。

【4年 宮田 発表】研究テーマ「日本におけるネット選挙のこれから」
章立て:

  1. 前回までの発表
    • 研究動機
    • ネット選挙とは
    • 解禁の結果
    • 米韓の取り組み
  2. 政党の取り組み
    • 海賊党の取り組み
    • 日本を元気にする会の取り組み
  3. ネット時代の資金調達
    • クラウドファンディングによる資金調達
    • NPO法人ドットジェーピーによるZIPANGO
GDテーマ:「知名度のない新人政治家(候補者)がクラウドファンディングを用いて資金調達を行う場合、どのような対価を用意すればよいか。」
発表に対するコメント:
  • 自分の経験を研究に反映させることは良い。今後も続けること。
  • 海賊党の液体フィードバックの仕組みに関して更に詳しく調べること。個別具体的に政策提案過程に関して調べてみる必要がある。
  • クラウドファンディングに関して、政治家の資金調達方法として適切なものか改めて吟味してみる必要がある。


11月10日

【4年 牧野 発表】研究テーマ「尖閣諸島における領土紛争について」
章立て:

  1. 研究の意義
  2. 歴史背景から見た結論
  3. 日本がとるべき行動
  4. 日台漁業交渉
  5. 日台漁業交渉の詳細
  6. 漁業協定の意義
  7. 漁業協定の課題
  8. イニシアチブ構想の意義
  9. イニシアチブ構想の課題
Gディスカッションテーマ:著作権法は親告罪であるべきか、非親告罪であるべきか

発表に対するコメント:

  • もう少しわかりやすい副題をつけて整理するべき。
  • 行為体を具体的にするべき。日台漁業委員会に関しても具体的にどのような組織、人員で構成されたものなのか、明らかにしなければならない。
  • 今後の台湾の対日政策を予想し、仮説を立てるところまではできるはず。

【3年 清信 発表】研究テーマ「日本の林業を振興する」
章立て:

  1. 研究概要
  2. 前回までの発表
  3. 日本の林業の問題点
  4. 最近の木材需要
  5. 森林の保有形態
  6. 政策案
  7. 今後の研究方針
GDテーマ:「あなたが小さな山を持っていて、それを経営・整備していないとき、どのような条件があったら、その山を管理してみようと思うか。」

発表に対するコメント:

  • 森林経営の成功事例を調べると参考になると思う。
  • ビジネスモデルが不明確。実際にどのような経営が可能なのか、事例をよく調べること。

【3年 石田 発表】研究テーマ「埼玉県菖蒲町における交通改善」
章立て:

  1. 新型交通システムの事例研究‐BRT
  2. 導入事例
  3. BRTの長所
  4. 今後の展望
  5. 参考文献
GDのテーマ:「BRTの短所って何でしょう?」

発表に対するコメント:

  • BRTは建設費が安いということだが本当に採算が合うのか。菖蒲町に建設するのなら、新たに土地を買うよりも既存の道路を活用した方がいいのではないか。
  • BRT以外の交通システムにイーグルバスがある。実際にときがわ町で交通改善が行われているので、参考にしてみてはどうか。
  • 「今後の展望」にもあるが、新型交通システムの一般論だけでなく具体例を調べる。
【ランチ】



 秩父名物の豚カツ丼。ではあるけど、鹿肉はどこに行った?

【レク】

 当初の話では宿から近くにある体育館だったが、送迎車2台で長いこと走行して、秩父の山の中をどんどん入り、暗いトンネルを抜け、カーブも多く、不安になった頃、漸く川沿いのグランドの体育館に到着。



 体育館だけは有効活用しよう、ということ。天井から垂れたロープに早速掴まって・・・。



 気分は小学生!あるいは、秩父紹介PV気分?



 2年生男子。



 女子全員でポーズ。



 男子上級生。



 先生の発案で、最初は紅白玉入れ戦!



 小鹿野町立倉尾小学校体育館
十数年前に廃校となった。校舎と渡り廊下に隣接する屋外プールの空の床面に雑草、寂しさが増す。



 体育館の倉庫内。大繩、各種ボール、ネット、得点表示板、・・・使われることもなく手入れもされることなく。
 体育館の壁の時計の下方に、秩父の杉板であろう、校歌の歌詞が嵌め込まれていた。



 ドッチボールの学年対抗戦となった。負けたチームが、再戦を申し込む。



 最後は、ミニバスケット。でも得点が入らない。下手だねえ。

【焼肉の夕食】





 昔とった杵柄?!90分食べ放題。豚と牛肉と野菜にご飯。各テーブルで賑わう。最強は、無論、先生チームと2年男子。

【懇親会】

 焼肉の後、休憩時間をとって、風呂タイム。入浴時間が制限されるセミナーハウスと違い、一日中温泉に入れる。玄関に隣接した宴会用の部屋で、懇親会。3年生が、お酒などを事前にネット注文と配達を手配してあり、これも買い出し作業がなく便利。
 今流の懇親会は、ただ漫然と進行するらしい。昔は、歌や芸を披露したもの。学生の飲み会では、芸を指名したりしたら、人が集まらないと教えられたが、何人かに声を掛けたら、見せるは見せる、面白い芸を持っている。もったいないぞ。



 テーブルを分けず、みんなで向かい会おうよ。all for one・・・



 ケーキと秩父錦の大吟醸を囲む3年生役員の皆さん、ご苦労さま!



 アメフトの準備運動ですけど、何か?



 五郎丸選手のルーティンのつもり、ですが何か?



 ダチョウ倶楽部のつもり、ですよね、肥後ちゃん。



 蛇も真っ青、です、本当。

【出発の朝の記念撮影】



 最後の合宿が終わってしまった・・・



 資格試験や2限授業で早退した数名を除き。

 送迎バスで西武秩父駅へ。杉橋ゼミ長の音頭で一本締め、解散。鈍行で大学に向かうもの、秩父名物のそばを食べて特急で帰る学生、秩父鉄道で帰宅するもの。担任は、名物「ちちぶ餅」を買い、4限、5限の講義のため大学へ向かう。次回は、振替。

(担任、4年鈴木、杉崎、濱島、宮田、和田、牧野、3年清信、2年石田)


2015年11月3日(晴れ、曇り)
第6回授業(祝日授業)
欠席者:4年4名
川村杉崎仲田和田、3年1名、2年1名(留学中) 遅刻者:なし

【3年 松谷 発表】研究テーマ「介護士不足ー海外移民労働者ー」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 介護士不足
  3. 外国人移民受け入れ
  4. EPA
  5. 日本語教育
  6. ドイツの事例
  7. 今後の展望
発表に対するコメント:
  • EPAは政府の発表では介護士不足のためには行っていないのでそれをメインで不足を解消することは難しいかもしれない。ほかの手段を主として考えて見たほうが良い。
  • イギリスでは警察など公共サービスの人手を解消しているとこもある。
  • 自治体としての政策は静岡のほかに群馬、神奈川なども多いはず。自治体は施設だけでなくコミュニティとしてあるので調べるとよい。

【3年 緑川 発表】研究テーマ「エコシティの推進-地域活性化の視点から-」
章立て:

  1. 前回の発表・コメント
  2. 事例
  3. 取り組み
  4. 取り組みの成果
  5. 考察
  6. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 「エコ」という視点を重視してやっていくなら、人の多い都市部に注目してやっていかないと効果が上がらないのではないか。
  • マクロな視点で一国の取り組みを政策としてまとめるのではなく、ミクロ的な視点で取り組みを実行する地域に注目するべき。
  • 里山資本主義を振り返ると、域外に頼ってお金を流出させるのではなく、域内循環を確立させ、自立するというところにポイントがある。
  • 今後、大消費地を調べるにあたっても地域内で受け入られる仕組みを考える必要性がある。

 次回は、ゼミ合宿。学部デーの趣旨を生かして2泊3日の秩父小鹿野町での合宿を、3年役員が計画準備してくれた。

(3年松谷、緑川)


2015年10月27日(晴れ)
第5回授業
欠席者:4年3名、2年3名(うち2名留学中)
遅刻者:なし

【3年 大塚 発表】研究テーマ「超高齢社会における都市の在り方」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 事例@〜NPO法人 SOHO普及サロン三鷹〜
  3. 事例A〜NPO法人 京都シニアベンチャークラブ連合会〜
  4. 事例B〜NPO法人 全米退職者協会〜
  5. 今後の研究
  6. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 既存の独立行政法人の活動も調べてみると良い。
  • 就労意欲の低い人たちを後回しにして、意欲ある人たちを先にターゲットにした方針は正しい。
  • 「老人破産」や「健康寿命」、社会保障費負担などの問題を踏まえたゼミ論テーマの政策課題の明確化と位置づけが必要。
  • 参考文献の書き方に注意。図書館講習で得た書き方に従うこと。

【4年 秋山 発表】研究テーマ「地域防災ー地震災害から区民を守るー」
章立て:

  1. 前回までの流れ
  2. 研究の動機
  3. 研究の目的
  4. 「要点チェック」
  5. 防災教育(兵庫県立舞子高校 環境防災科)
  6. グループディスカッション
発表に対するコメント:
  • 紹介のあった「防災教育」の実践というアプローチは、有効で面白い視点だ。
  • 地域の固有の文化と防災を組み合わせることで、独自性が生まれ、研究の意義が出てくる。
  • 中野区の人口密度の高さやも木賃ベルト、狭い道路、少ない公園や緑、と、他方で若年、単身世帯、核家族の多さという特徴は、街づくりの経緯や、なぜ地縁が弱いのかを更に掘り下げると面白いし、政策提言のヒントにもなるのでは。
  • 行き詰ったというなら、これまで調べ考えたところを持って、一度是非、区役所の担当者にインタビューしてみるべきだ。研究にきっと役に立つはず。
 次回は、引き続き、研究発表。

(3年大塚、4年秋山)


2015年10月20日( )
第4回授業
欠席者:4年4名、3年1名(忌引き)、2年2名(留学中)
遅刻者:なし

【3年 杉橋 発表】研究テーマ「東海地震の対策」
章立て:

  1. 前回のフィードバック
  2. 今後の研究の3つの方向性
  3. 静岡県民の関心度
  4. 防災備蓄不足の現状
  5. 自主防災組織
  6. 政策提言、アイデア
発表に対するコメント:
  • 前回のフィードバックを受けて、一般論ではなく、データで検証して思わぬ発見があったのは良かった。
  • 地震で最も注目するのは死傷者の数であるため、この対策を行政レベルだけでなく、住民レベルでも考えるべきでは。
  • 備蓄の対策について政策提言をするならば、これまでの被災地において、備蓄不足でどれくらい困ったか、を調べて示すべきだ。
  • 過去の被災地の事例からいかに学べるか、それらの反省が現行プランに反映できてるかを検証する。そしてどこに穴があるのか、これから、どう、いかに、活かすべきなのかを研究するべき。

【4年 城山 発表】研究テーマ「日本におけるアイスホッケー競技の振興策」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 競技場不足
  3. サッカー競技の発展
  4. 総合型地域スポーツクラブ
  5. 競技場不足問題の解決策
  6. 観るスポーツとしてのアイスホッケー
  7. アイスホッケー負のスパイラル
  8. 参考文献
発表に対するコメント:

 次回は、引き続き、研究発表。

(3年杉橋、4年城山)


2015年10月13日(晴れ)
第3回授業
欠席者:4年2名、3年1名
遅刻者:なし

 最初に、前回同様、公開ゼミガイダンスを、3年の杉橋ゼミ長の全体説明と3年藤田君の研究事例をメインに行った。
 上級生が教室外で待機するほど1年生が集まってくれた。

 次に、全員の1分間スピーチのあと、研究発表と講評を行った。

【4年 一ノ瀬 発表】研究テーマ「日本の育児休業について」
章立て:

  1. 前回の発表の振り返り
  2. 新たな課題(育児だけに注力するのではなく、家事問題全体を通じた考察)
  3. 今後の展開と参考文献
発表に対するコメント:
  • 政策提言に向けた具体的な目標値を設定しないと、研究の方向性が見えないのでは。
  • 制度にばかり捉われず、実際に行われている企業の取り組みについて調べると良いのではないか。
  • 日本の労働、雇用問題を全体としてではなく、育児休業にフォーカスした経緯は分かった。政策提言に向けて、さらに具体的に調べ考察して欲しいが、海外の事例を入れると色々と目に見え、気付くことがあるのでは。

 次回も3、4年生の発表です。

(4年一ノ瀬)


2015年10月6日(晴れ)
第2回授業・公開ゼミガイダンス
欠席者:4年2名
遅刻者:3年1名

 本日は、初めの30分を使ってゼミ・ガイダンスを行った。
 ガイダンスは、杉橋がゼミについて包括的な話、3年藤田君がゼミ論研究の話、最後に上沼先生のお話という流れで行った。
 来てくれた1年生は17名ほど。来週もあることを考えれば想定内の人数であった。
 反省として、もう少し合宿の内容やOBとのつながりを紹介すべきだったというのがある。次回に生かしたいと思う。
 引き続きSNSを活用した広報活動を行い、上沼ゼミを知ってもらうよう努力していきたい。
 ガイダンス終了後、10分ほど個別相談を行い、通常の研究発表に移った。

 今回の研究発表は4年川村さん。今後、研究テーマの食品ロス対策を世界各地の事情を調査することに。4年の同期生から、所属するサークルでも、元横浜市長が在学中に同様の研究をし、その後、後輩が引き継いで研究発表しているので、参考にすると良い、とのコメントがあった。

 最後に、11月合宿について3年役員の大塚君から「特急券」購入についての説明があった。(来週もう一度訂正があるのでそのつもりでお願いします。)

 来週はゼミガイダンスおよび、研究発表(1名)を行う。

(3年 杉橋)


2015年9月29日(曇り)
秋学期第1回授業
欠席者:3年1名(インターンシップ)
遅刻者:なし

 後期の初回でもあり、恒例の1分間スピーチでは、夏休みのそれぞれの活動をテーマに語り合った。特に、4年生は2名を除き内定が出て表情もゆとりが出ていた。3年生、2年生はそれぞれ、それなりに。

 来年度のゼミT募集に伴う公開ゼミ説明会を、3年生の意向から6日と13日の2回、5限クラスで実施することになり、副ゼミ長の小梶が募集ポスターを披露し、説明会用の発表者として3年藤田君が、リハーサルを実施。コメントを寄せた。
なお、会計担当役員の3年大塚君から、秩父でのゼミ合宿について、駅までの送迎バスが途中参加者は利用できないので注意して欲しいと注意があった。

 次回は、公開ゼミと研究報告(1名)を行います

(3年小梶)


2015年7月28日( )
第15回授業&懇親会@いねや2階
欠席者:
遅刻者:

 久しぶりの日記とあり、しかも老いのボケもあり、春学期末のことが思い出せない、正直。ただ、我がゼミ御用達の「いねや」にての懇親会のことは、鮮明に覚えているが、それも写真のせいかも知れぬ。就職活動中の4年生も殆どが駆けつけてくれて、ゼミ生の熱気と釜飯とで、室温があがる。ビールと刺身、唐揚げがうまい!







(担任)


2015年7月14日(晴れ)
第14回授業
欠席者:4年2名(就職活動)、3年2名
遅刻者:なし

 予定通り、今回は、ゼミ2年生の期末課題、ゼミ論研究計画書案のプレゼンを、里親あるいはメンター?であるゼミ上級生クラスで行い、コメントをお願いした。恒例の出席確認の1分間スピーチは省略して、直ちにプレゼンに入った。
日記当番は、2年生。

【青木君】

  1. テーマ:「地域の漁業活性化に向けて」
  2. 副題:離島漁業再生を視点に
  3. 研究動機:漁業は従事人口が減っており、安定した供給が可能か興味を持ったため。
  4. 概要:離島漁業における問題点から水産物の供給を守る。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • なぜ「離島」漁業に目をつけたのか?
  • 漁業の衰退要因といえば、国際的な漁獲量枠協定とか、新規参入国などが挙げられる。
  • 時代や食糧資源の変化とともに資源の枯渇など、ふつうは国際的な観点が出てくるが、なぜ「離島漁業」に目を付けたのか、が分かりにくい。
  • 漁獲高の2割を占め、他の大型魚の漁獲量に影響する離島漁業だが、具体的な離島業業のイメージや実態のデータは?
  • 島に人がいなり無人島となること、と排他的経済水域がなくなることは、イコールではない。

【石川君】

  1. テーマ:「スポーツ障害における後遺症とその対応」
  2. 研究動機:フットボールの怪我で関心を持つ。学生スポーツには事故が多い。
  3. 概要:前回とほぼ同じだが、起きた事故などの例を見ながら事故の発生を減らしていく。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 統計データがほしい。問題の重要性がどの程度であるのかを示すために。
  • スポーツ障害保険制度は?(選手登録などで保険に加入することになる)。
  • 具体的にどういう実態で、どんな制度や対応がとられているのか、どこを改善できるかを示すべき。
  • 前回のコメントで「狭く議論していくと所沢キャンパス学部での研究になってしまう。社会科学的側面に考察を広げていく。」というコメントをしたが、まだ不十分。
  • 政策提言に関して、いま考えていることだと狭く浅い。
  • 競技だけでなく、スポーツが社会に有する意義を掘り下げて、選手だけでなく、一般的な人にも活かせるような政策提言をできるといいかも。

【稲垣さん】

  1. テーマ:「生物と共存する社会の構築」
  2. 副題:「企業の取り組み促進」
  3. 研究動機:自然が豊かな中で生きてきたが、人々の関心が薄れ、現在きれいな自然が失われてしまうのは悲しい。生物は食べ物になるなど私たちの「命」に関わること。しかし、世界的にも生物の多様性が失われる問題は深刻化している。手遅れになる前に対策をする必要がある。
  4. 概要:生物多様性の崩壊を食い止める効果的な方法を考える。それには、影響力を持っている企業の取り組みを促進するのが良い。中小企業に焦点を当てる。生物多様性の現状の原因などを分析し、事例などから研究を進めていく。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 事例の具体例がないと、何をどう研究するのかが見えてこない。
  • あるならしっかりプレゼンをしないと材料不足になってしまう。
  • 企業や事業の取り組み例を具体的に示せるように修正すること。
  • なぜ中小企業に焦点をあてたのか?
  • 自治体とか他のアクターを飛ばした理由も、プレゼン内容にあるといいかも。
  • 問題があってこその研究だから、いろいろな事例を調べよう。

【井上君】

  1. テーマ:「東京23区外の観光客を増やす」
  2. 副題:「観光業の地域格差の是正」
  3. 研究動機:東京出身で、所属する旅行サークルの活動から関心を持つ。
  4. 概要:日本人、外国人などの旅行の形態の違いなどから政策提言。東京の観光業の実情では西多摩地域、離島地域の観光客が少なく、都心に集中している。郊外での成功例(高尾山)から、西多摩地域をケースとして考察したい。旅行日数の長い外国人は、日本人より都心だけでなく郊外に連れて行きやすいのではないか。また、奥多摩町の歳入の約半分を観光業収入が占めている。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 誰の視点で、政策提言をするのか?
  • 例えば、奥多摩地域住民に、ニーズはあるのか?
  • 観光の成果をあげたい地域を絞ろうと考えている?
  • 日本全体は難しいので、地域に絞るのはいい考え。
  • 研究の入り口として、まとまっていてよいのでは。

【遠藤君】

  1. テーマ:「日本人留学生の増加」
  2. 副題:「地方学生をターゲットに」
  3. 研究動機:本学の留学生候補生になった。その経験を活かしたい。
  4. 概要:地方における日本人留学生の割合が少ない。留学の必要性を認識させ、日本全体、地方の留学の現状を改善していく(増やしていく)。外国の留学推進政策などと日本を比較。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • どこにフォーカスするのか?
  • 留学生を増やしてどうなるの?
  • 国際力を身につけてどうなるの?
  • なぜ宮崎県、大分県が留学派遣数で特異な数値を示せているのか、を明確にする必要がある。立命館大学の国際化プログラムの拠点が留学生数に現れているのでは。疑問を抱き、考えながら、研究を進めていくべし。
  • 自治体の政策は、独自のものか。それとも政府の予算にヒモついたものなのか。
  • 説得力を持たせられるようにプレゼンをすること。視点がぼやけてしまっている。
  • 地域ごとの留学生に関して、低い地域は人口自体が少ないのでは?統計の取り方を確認してみよう。

【海津君】

  1. テーマ:「アパレル業界と海外工場」
  2. 副題:「国内生産への回帰」
  3. 研究動機:アパレルに興味があり、海外でのアパレル市場の諸問題に関心がある。
  4. 概要:国内生産ブランドの方針やメリットを分析。鎌倉シャツなどの成功例を一般化し、国内での製造成功条件を考察し、政策提言を行う。
  5. 鎌倉シャツは、国産にも関わらず大量生産に対抗できている。その理由は低価格の販売を実現しているため。SPAで企画から販売を一貫していることが低価格を実現。売りは品質。海外にも最近進出。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 鎌倉シャツの実態の説明を聞きたかった。
  • 工場誘致に何の意味があるの?
  • 自分が注目する事例を縦軸で通し、横軸で背景や環境、条件、アクターによる政策などを織り込んで研究を深めて行くこと。
  • なぜ事例が注目するに値するのかを、社会科学的にしっかり論拠づけて研究をしていくこと。
  • 海外で生産しているメリットがあり、棲み分けはできている。そこで国内誘致を進めてしまうと鎌倉シャツの特異性が薄れてしまう。工場を変えていくほうが将来性があるのでは?

【片矢さん】

  1. テーマ:「東京都におけるゴミ処理問題」
  2. 副題:「名古屋市の成功事例の観点から」
  3. 研究動機:出身地(名古屋)のごみ処理は、成功例として以前から関心を持ってきたが、東京では分別も殆どせず、埋立地も限界で、うまくいっていない。
  4. 概要:名古屋市がモデルケースになるのは、取り組んで最初の2年で20%削減の成果をあげているため。名古屋市の取り組みを踏まえて、東京都に活かす。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 生活ゴミの統計が出たが、産業用のごみの対策はどうなっているの?
  • 東京の分別は地域によって全然違うので、統一するのか地域ごとに対策を練るのかを考えていくと、より良い研究になるかも。
  • 流れはすごくいいと思いますが、東京都は大きいから、比較可能か。

【木村君】

  1. テーマ:「日本のサッカーを利用した地域振興」
  2. 研究動機:サッカーが大好きで、日本のスポーツへの期待もある。
  3. 概要:自分の住んでいる八王子市を選定。地域クラブの問題が、八王子市が抱える政策課題にも関わっているので、行政の問題からも研究。近隣の町田市のクラブチームの問題点。茨城県鹿島アントラーズの成功例をモデルケースに。これらのクラブを中心にほかのチームと比較していく。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 鹿島アントラーズは、先行研究が多い。
  • 地元のクラブチームを研究するのはいいが、八王子市との関わりが見えてこない。
  • 先行研究が殆どない八王子のクラブと地域課題に、注目することは良いが、どれだけ成果を出せるか。
  • モンテディオ山形が、地域密着型の事例としてあるので、調べてみては?

【堤君】

  1. テーマ:「ギャンブル依存症からの脱却」
  2. 研究動機:前回同様。
  3. 概要:日本の25人に1人が、ギャンブル依存症患者と意外と多い(潜在患者もいる)。特に9割を占めるパチンコに焦点。患者は、借金を抱え、社会復帰が厳しい。しかし、行政もマスコミも問題化しないし、ケアも不十分(病院数など)。
  4. 病的賭博への対策が不十分にも関わらず、政府や議員、あるいは地方議会はカジノ合法化を進めようとしている。もしカジノを日本に取り入れると、パチンコ業界がビジネスチャンスを得て、依存症患者がより蔓延化してしまう恐れがある。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • ギャンブル依存症は、日本的な現象か?欧米のアルコール依存症とカウンセリングプログラム。
  • なぜ他の国ではないの?
  • カジノが盛んな国では依存症問題はどうなのか、国際的な比較をしながら研究をする。
  • ギャンブル依存症患者と対策などの統計、制度を示さないと論拠が少し弱い。
  • ギャンブル依存症患者は、年々増えているの?
  • ギャンブル依存症の患者を更生させるの?新たに生まれないようにするの?

【富山さん】

  1. テーマ:「住みやすい街づくりを考える」
  2. 副題:「バリアフリーの観点から」
  3. 研究動機:高齢化社会において、高齢者の社会進出のためには、バリアフリーが必要不可欠。ハード面(物)でのバリアフリーは進んでいるが、ソフトな面(心)は不十分。祖父の体験から。
  4. 概要:ソフト面での対策を考察、バリアフリーとユニバーサルデザインの比較などから政策提言。街づくりにおいては、バリアフリー度は、公共交通や建物と比較して、半分以下の評価しか受けていない。*特に商店街・飲食店。バリアフリーを積極的に導入している街、海外の事例(デンマークなど)から日本に活かせるところを見つけ、政策提言につなげる。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 松陰神社商店街の事例は、興味深いけれど、ハード面のように見えたが、ソフト面は充実しているの?
  • ハードなほうがやっていることが目に見えるので楽だが、ソフト面に重きを置いていると思うので、事例を探すのをがんばってください。
  • 前回発表の離島の政策は、青木君の研究に託しましょう。

【中村君】

  1. テーマ:「空き家問題政策」
  2. 副題:「空き家増加への対応」
  3. 研究動機:近所の物置の崩壊や、牛小屋の放火事件で、空き家問題解決へと目覚める。
  4. 概要:空き家の増加の問題点は、過疎化、放火、風化など。空き家対策特別措置法では不十分な所有者不明の空き家に焦点。空き家の増加傾向などから。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 特別措置法で対処できない「所有者不明の空き家」は、どの程度の規模の問題か?そこを示さないと弱い。まだ、問題の重要度がわからない。
  • 都市部も含めて人口減少や、それに伴う相続した家屋の維持や処分に困る、などの社会問題の方が重要では?(所有者不明の空き家や倒壊対策などは、現行の行政処理で十分か)
  • 空き家⇒過疎化ではなく、過疎化⇒空き家なのでは?
  • 空き家があることによる問題ということで都内だと、地震などによる火災や倒壊などの二次災害もあるのでは?
  • 所有者がわからない空き家が存在する理由なども考えてみよう。
  • 鬼怒川温泉の空き家の例(噂の東京マガジンより)。
  • 「景観問題」の観点からも考察できると思う。

【秀】

  1. テーマ:「若年社員の早期離職の改善」
  2. 研究動機:学習塾のアルバイト業界で、社員の早期離職、転職を耳にする。
  3. 概要:早期離職は、本人にとっても、投資した会社にとっても問題や損害では。明日は我が身として。早期離職の推移、会社による対策、などを分析して、政策提言をしていく。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 景気の好調、不調に関連づけて、早期離職率を説明したが、最近は雇用なき成長・繁栄(リストラ・非正規雇用)という現象。
  • 転職市場もある。転職も問題とは限らない。そこら辺をどうするかが考えられていない。
  • 離職率の改善に、どのように政策提言をしていける?
  • 離職・転職よりも就職などに焦点を当てた方がまだ見えてくるものがあるのでは?

【真壁さん】

  1. テーマ:「北陸観光業の振興」
  2. 研究動機:国内旅行をした際に、地方では外国人を見ない。
  3. 概要:北陸と四国の観光客数が低い。そこに政策提言の余地がある。外国人観光客の誘致に成功した都市を例に研究。姉妹都市などの観点からも。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 北陸新幹線開通や特集番組など、政府民間を挙げて観光立国の動き。それらを整理、観察することから何が課題なのか、何が足りないのか、誰の視点かを明確にしながら分析を進める。
  • 北陸で外国人観光客を増やしていくということだが、それでどのようなプラス面につながるのかを示す。

【柳下君】

  1. テーマ:「新横浜都心構想」
  2. 研究動機:最寄りが新横浜。新横浜駅を境とする両側地区の繁栄と衰退・放置のギャップに興味。
  3. 概要:新横浜駅はビルが多く、空きオフィスが多い。横浜の魅力を高めるために嘗て提言された「新横浜都構想」の見直しなどから考察する。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 「新横浜都構想」は、時間とともにどう展開し、住民、行政などは、現在、どう評価しているのか。セルフ、アス、ナウを明確にする。
  • 問題点として、駅の反対側が田舎の部分がある、というほかに何か問題があるのか?
  • 新横浜に直通する鉄道網があるなら、それで栄えるのでは?

【良元さん】

  1. テーマ:「国内テーマパーク産業における第三セクター」
  2. 研究動機:TDR・USJにおいて来場者数がパンクしている(偏り)状況を目の当たりにし、ほかのテーマパークに興味をもった(ハウステンボスなど)。特に、テーマパークと行政の関わり。テーマパークに行くために、その土地に出向く人が多い⇒地域振興が可能なのでは?
  3. 概要:現状と課題のピックアップ。国内テーマパークにおける行政の取り組みを分析し、第三セクターの問題点などを分析。成功事例としてテーマパーク産業以外での行政の取り組みはどのようなものがあるのか?経営以外での行政の関わり方とは?以上から政策提言を行う。
発表に対して、以下のコメント等があった。
  • 第三セクター形式が課題だと思う。
  • テーマパークの来場者数の偏りは、人気度合などで問題ではないかも。
  • 地域振興、運営方式としての第三セクター、行政の関わり、など、それぞれ面白い論点だけに、それらがどう関連し合うのか明確にしつつ考察する。論文を貫く縦軸の展開と、それを補足する諸要素・要因の横軸と。

 先生より、次回は、2年生は、コメント、講評を基に各自、修正・更新をし、3年生以上は、ゼミ論ホームページの更新(最終更新日を明記)をし、ナビにて課題提出を行う授業とする、とのお話があった。また、最後の授業日の夕刻から期末の打ち上げ納会を行うとゼミ長の杉橋先輩から連絡があった。

(2年 秀) 


2015年7月7日(曇り雨)
第13回授業
欠席者:4年3名(就職活動)
遅刻者:4年3名(就職活動)

【3年 小梶 発表】研究テーマ「地域活性〜ふるさと納税の在り方を模索する〜」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 課題の整理
  3. 今後の方針
グループディスカッション:
「特に特徴のない自治体が寄付を集めにはどうするべきか。」
  • 実用性のあるもの(ビジネスマンの交通費支給)
  • サイトの工夫、見せ方
  • 観光ツアー
  • 寄付の少ない自治体同士での連携
  • もらったお金を全部、電通にあげちゃう。流行らせてもらう。
  • 付加価値をつける
  • ターゲットを絞る(地元) 公共の場に名前を付ける
  • その後の発展に期待。投資というイメージ 発展したら特典を
  • 現状の問題に危機感を持つ人に寄付してもらう。課題解決
発表に対するコメント:
  • がんばってる県とがんばっていない県の差なのでは。そもそもやる気があるのか。知識、アイデアがなければ民間企業を使う。各地の事例の共通点を見出すとよい。
  • ふるさと納税の「原点」(出身者による地元への恩返し)にもどる。ターゲットを出身者に絞る。出身者をPR大使的な感じにする。情報発信と産物素材を用いた店舗など、アンテナショップに力を入れる。
  • 以前紹介した、ふるさと納税を地域の課題解決にどう活用しているのか、に戻って、ふるさと納税がどんな効果を生んでいるのか、という方向を掘り下げる。

 最後に、ゼミ幹部から、9月中旬のセミナーハウス申請の抽選漏れを受けて、11月9、10日の学部デーを利用した2泊3日の秩父市ゼミ合宿案が提案され、質疑応答の後、賛成多数にて仮予約をすることに決定した。また、期末のスケジュールと納会予定についても確認があった。
 次回は、2年生のゼミ論研究計画書案の全員プレゼンと講評の予定です。

(3年 小梶)


2015年6月30日( )
第12回授業
欠席者:4年3名(就職活動)
遅刻者:4年2名(就職活動)、3年1名

【3年 石田 発表】研究テーマ「埼玉県菖蒲町における交通改善ー新型交通システムの可能性ー」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 新型交通システムの事例研究−LRT
  3. LRTの長所
  4. LRTの短所
  5. LRT導入による交通改善事例
  6. 今後の展望
  7. 参考文献
発表に対するコメント:
  • 建設費の問題とあったが、実際に菖蒲町にLRTを建設することは可能なのか。現実的な事例研究を。
  • ヤマト運輸のクール便は当初利用者がいないと想定されていたが、実際にサービスを行うにつれて利用者が増えたということである。利用者が少ないから無理ではなく、交通改善を通じて利用者を増やせる可能性もあるのでは。
  • 一つの市だけでなく、周辺の地域と共同で交通改善をしてみては。建設費の問題に対処でき、広域的に交通改善が行える。
  • 富山ライトレールによる交通改善のいきさつを、詳しく調べる。

【3年 藤田 発表】研究テーマ「航空業界はどう再建されるべきかーLCCの参入の観点からー」
章立て:

  1. スカイマーク、エア・ドゥの新規参入
  2. エア・ドゥの設立
  3. エア・ドゥの破たん
  4. なぜエア・ドゥは破綻したのか
  5. スカイマークの設立
  6. スカイマークの破たん
  7. エア・ドゥとスカイマーク
  8. 両社から学ぶLCCの今後
グルディス:
「既存航空会社との差別化としてLCCに求めるもの」
  • 現地での手続きの手軽さ
  • 地域密着性(ラジオ、食事)
  • 若者をターゲット 大学提携 生協と提携 イベント開催
  • 安全面
  • 回数券
  • 外部委託 コラボ
発表に対するコメント:
  • 商社が中間に入る
  • 政府の観光立国政策と絡める、あるいはオリンピック開催という環境の変化は。

 次回は、3年生のゼミ論研究発表の最後。

(3年 石田、藤田)


2015年6月23日(晴れ)
第11回授業
欠席者:4年6名(就職活動)
遅刻者:なし

【3年 鈴木 発表】研究テーマ「働きやすい環境へーブラック企業・ブラックバイトの事例から考えるー」
章立て:

  1. 前回の発表の概要
  2. 前回の発表へのコメント
  3. 残業について(残業の種類・36協定・固定残業代)
  4. 考察
  5. 参考文献
発表に対するコメント:
  • サービス残業が横行する無茶な働き方が一般的で、働きすぎの文化が日本にはある。ブラック企業を見ていく前に、日本的な働き方にスポットを当てていくべき。
  • 効率の良い働き方が日本ではできてない。そうなっている社会構造の研究などがスマート。
  • 日本の労働環境とブラック企業はちょっと離れたテーマでありそうで、ブラック化し易い条件がある。まずは、どのような歯止めや対策が提唱され、制度化しつつあるのか。その先に、望まれる労働環境の先取り実施事例を取り上げる。

【3年 松谷 発表】研究テーマ「日本の介護福祉士不足ー海外移民労働者ー」
章立て:

  1. 前回の発表
  2. 研究動機
  3. 日本における少子高齢化の現状
  4. 海外移民労働者うけいれ
  5. イギリス移民の歴史
  6. EPA
  7. 地域、施設の活動
  8. これからの展望
グループディスカッション:
「移民を受け入れやすくなるために、国民が意識改革できる政策とはなにか?」
  • 外国人の犯罪など、マスコミが誇張して報道することが多い。マスコミの変革が必要。宗教の知識が足りないので、教育で補うべき。
  • 植民地経験がある国が多い一方、日本は歴史的に慣れていないことが原因でもある。一気に大量の移民を受け入れ慣れさせる。
  • 自治体が、協働して大きな交流会などを開く。
発表に対するコメント:
  • カナダもアラブの春に移民を受け入れた時期がある、群馬の太田市の工場も受け入れを強化しているので、研究に使えるかもしれない。
  • 研究の方向を、イギリスの介護福祉士の国内育成策から、日本の移民労働力の活用へと移すとあるが、前者の紹介と考察についてまだまだ不十分である。
  • アベノミクスの話をもっと広げる方向もある。技能実習制度について、先輩のゼミ論では課題が指摘されている。賛否両論あるので、よく調べ考察するべき。

 次回も、個人研究発表の続きです。

(3年鈴木、松谷)


2015年6月16日(曇り)
第10回授業
欠席者:4年6名(就職活動)、3年1名、2年1名
遅刻者:なし

 3年ゼミ長の杉橋君から、夏休みの9月中旬の2泊3日合宿につき申し込んだセミナーハウスの抽選で選に漏れたので、改めて合宿日程を検討中である旨の報告があった。

【3年 清信 発表】研究テーマ「日本の林業を振興する〜地域を出発点として〜 」
章立て:

  1. 研究概要
  2. 研究動機
  3. 前回の発表
  4. 森林組合いについて
  5. 森林・林業再生プラン
  6. 再生プランへの森林組合の対応
  7. 思ったこと
  8. これから
  9. 参考文献
グループディスカッション:「先行研究や、自分より専門性の高い団体(ex.森林組合)が既に政策提言をしている場合、それについて調べ政策提言をすることを目指す身にある者としては、どのような対応をすればよいと思いますか。(紹介してお終いか?)」
  • 専門性があるということは視野が狭いということ。素人だからこそ広い視野から研究を進めていくことができると思う。
  • ほかの一次産業(漁業など)も参考にするとよいのでは。
  • 再生プランに対して真っ向から批判をするのではなく、総花的で一般論的である官庁プラントと現場とのギャップに目を向け、その差を縮めていくことを目指すとよい。
  • プランの実際の進捗を確認する。うまくいっていないならなぜうまくいっていないのか原因を探ることで研究が深まる。
発表に対するコメント:
  • ビッグデータの活用など、先進技術を林業に活かしていくことも考える。
  • 「林業女子」という言葉がある。そのような人たちがなぜ林業に興味を持ったのかを調べることで、林業従事者を増やすことができるかもしれない。
  • 林業を振興することでどれくらいの経済利益があるのか。数字を用いて示すことができるとよい。
  • なぜ林業を盛んにする必要があるのか、改めて考える必要がある。
  • サブタイトルの「地域」の具体名を入れるような研究になればいい。

【3年 緑川 発表】研究テーマ「都市の環境政策〜エコシティの推進〜」
章立て:

  1. 前回の発表とコメント
  2. 環境基本計画について
  3. その課題と性質の変化
  4. 参考文献
発表に対するコメント:
  • エコシティというのは省エネ等に起因するものであり、結局個々人の意識の問題になってしまうのではないだろうか。
  • ある地域を取り上げて、どのレベルまで環境負荷を減らせばいいのか、を明確にしてみると良い。
  • 地域活性化をという方向で調べていくなら、前回紹介した「限界集落」でも生活の質を維持していける仕組みを作る、一つの解決策としてのエコシティを調べてみると良いかもしれない。
  • いずれにしても、一般論ではなくて、地域を限定して課題とその解決を探っていくのが良い。

 次回は、個人研究発表の続きを行います。

(3年清信、緑川)


2015年6月9日(雨のち曇り)
第9回授業
欠席者:4年5名(就職活動)、3年1名、2年1名(体調不良)
遅刻者:なし

【3年 大塚 発表】研究テーマ「超高齢社会における地域の在り方」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 高齢化の現状
  3. 高齢者の就労意欲と実態
  4. 事例〜柏市豊四季台団地〜
  5. 今後の研究方針
  6. 参考文献
グループディスカッション:「これから高齢者が活躍できそうなところはどこか、また今後NPOや企業に参画してもらいたい地域課題は何か」
  • 駐輪場の整理や塾講師として登用
  • 長年培ったノウハウを生かし後輩の指導をする
  • 家電量販店での同世代への接客対応
  • ニートなどに対しての相談相手
  • 保育園などでの保育補助
  • ネット利用率の高さから、デスクワークや社内教育、教育ビジネスへの展開
  • 集まる機会を設け、地域の課題を発見してもらう
発表に対するコメント:
  • シルバー人材センターの低利用率の現状の理由は何か、また中間組織を作るうえでセンターに役割を担わせるのか。
  • アクティブシニアの人口を出すことによって、どの程度雇用が生まれるか予想し、そこに社会のニーズを合わせて考えていくとよい。
  • 今回の発表で事例に出した地域は元々ホワイトカラー層が多い地域。事例研究を行う上でそれぞれの地域の特徴、経緯にも目を向けるべき。
  • アダプション(里親制度)が欧米では進んでおり、地域住民に行政を担ってもらうシステムが出来上がっている。日本各地でも地味ながら実施されている。

 次回も、個人研究発表。

(3年 大塚)


2015年6月2日(晴れ)
第8回授業
欠席者:4年4名(就職活動)、3年1名
遅刻者:なし

【3年 杉橋 発表】研究テーマ「東海地震の対策」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 東海地震とは
  3. 静岡県の特徴から考えられる被害
  4. 地震対策の移り変わり
  5. 静岡県アクションプログラム
  6. 今後取り組むべき課題
グループディスカッション:「ソフトな側面での対策において、有効な手立ては何が考えられるか。」
  • 教師など指導者層への地震対策の徹底
  • 想定される被害対策を地域ごと特化して行う
  • 東海地震の日を設定
  • 東北など大震災の被災者との交流会
  • 防災科目をつくる
発表に対するコメント:
  • 数値がないと漠然とする
  • 情報量が膨大であるため、方向性を定めないと着地点が見えない
  • 地方議員の政策提案をみるとよい
  • グループディスカッションの市民版、市民会議の開催はどうだろう。特に、人口稠密で被害が甚大と予想される市で。それが、広報されれば、市民会議の波が県全体に波紋を広げるのでは。解決策にすぐには結びつかなくとも自分たちの問題として意識させることができる。

【3年 小梶 発表】研究テーマ「地域活性化〜ふるさと納税の在り方を模索する〜」
章立て:

  1. 研究動機
  2. ふるさと納税とは
  3. ふるさと納税実現までの流れ
  4. 研究方針
発表に対するコメント:
  • 総務省の中からの視点を持ってみるとよい。「電子政府構想」という政策案、アイデアがかつて存在した。ふるさと納税というアイデアがなぜ生まれたのか。政策の流れモデルでいうプロセスを明らかにしたらいい。
  • ふるさと納税には課題が多い。そのためどの課題に対して改善点を見出していくか、絞る必要がある。
  • ふるさと納税成立の裏側や背景には、40年体制の下での地方交付金制度の変遷や課題、地域経済の衰退という、もっと大きな課題が存在している。そうした大きな政策課題を背景にして、ふるさと納税の意義と課題にアプローチしてみる。
 次回は、3年生の個人研究発表の続きを行う。

(3年杉橋、小梶)


2015年5月26日(晴れ)
第7回授業「図書館講習その2(RefWorksを用いた文献情報の管理)」@14号館614学部端末室
欠席者:4年生11名(就職活動)
遅刻者:なし

 前回に引き続き中央図書館の方にお越しいただいて学術情報検索結果の管理法について学んだ。
 今回は、前回までに作ったアカウントを用いてRefWorksの実習を中心におこなった。RefWorksとは、文献の情報を蓄積管理するもので、自分の文献データベースを使用することができる。
 基本的に、WINE,CiNii Books,CiNii ArticleはRefWorksに対応しているのでリンクがあるものの、ヨミダス歴史館など過去の新聞を検索するデータベースにはリンクがついていないので、手動でコピペ入力が必要である。
 3年生はもちろんのこと、これから自分の研究論文が始まる2年生も検索結果を貯めておくと良いだろう。
 蓄積されたデータ(レコードという)はフォルダを作って自分なりに整理しておくこともできるし、参考文献リストを指定様式に従って簡単に作成できる。

 次回は、3年生の研究論文の発表と講評の予定。
(3年松谷)


2015年5月16-17日(小雨〜快晴)
第6回授業「鴨川セミナーハウス合宿」
欠席者:4年生(就職活動)
早退者:3年1名(サークル合宿に役員として)

 
 
 
 
 
 
 
 

【3年 清信 発表】研究テーマ「日本の林業を振興する〜地域を出発点として〜」
章立て:

  1. 研究テーマ
  2. 研究動機
  3. 日本の林業の現状
  4. 参考
  5. ドイツの林業
  6. 日本とドイツの比較
  7. 日本林業の課題
  8. これからの研究方針
グループディスカッション:「最近森や山の中に入ったか。その理由は。どのような取り組みが行われたらそれらがより身近なものになると思うか。」
  • 最近山の中に入ったことはあまりない
  • 理由はそれらが都心になく、アクセスが悪いため。これといった魅力もない
  • 学校行事を山で行うなどすればよいのでは
  • 自治体による交通整備が必要
  • 企業・行政と提携して、広告を募集すると知名度を上げられる
  • アニメなど、違うジャンルと協力するといいかもしれない
発表に対するコメント:
  • お手本とするドイツの木材産業について、木材「需要」の内訳が何なのかを明らかにするとよい
  • 供給側だけでなく、需要側の可能性にも目を向ける。需要を拡大していくために何が必要かを考える
  • 着目すべき地域の事例を調べ、それを広げたり、助成する政策を考える

【3年 緑川 発表】研究テーマ「都市の環境政策ーエコシティの推進ー」
章立て:

  1. 研究動機
  2. エコシティの始まり
  3. 環境基本法
  4. エコシティと地域活性化
  5. 環境モデル都市・環境未来都市
  6. エコシティと地域活性化
  7. 参考文献
グループディスカッション:「下川町にある集合住宅に住む上でのメリット・デメリット」
<メリット>
  • 高齢者の孤独死が防げる
  • 関連雇用が生まれる
  • 環境について常に意識できる
  • 暖房費が安い
<デメリット>
  • お風呂の時間が自己決定できない
  • プライバシー
  • 雇用を生むが事業が小さいため継続性があるのか
  • 若者はしがらみが嫌いなのではないか
発表に対するコメント:
  • 研究テーマとは関係ないが、環境配慮に対する国際的な枠組みが必要となったのは先進国と途上国の意見のギャップがあるから。
  • 環境基本法で定められている「事業者の責務」というのは具体的にはどのようなことか。
  • 平成5年の環境基本法の制定から平成20年の環境モデル都市制定までの15年間は、何をしていたのか、環境省以外の各省庁の取り組み等について調べた方がよい。

 
 

【3年 松谷 発表】研究テーマ「日本の介護福祉士不足-海外移民労働者-」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 日本における少子高齢化の現状
  3. 「海外労働者受け入れ」という選択
  4. 先進国の例
  5. 日本のこれから
グループディスカッション:「外国人が働きやすい環境とはなんですか?あるいは永住してもらうためにはどういう政策が適切だと考えますか?」
  • まず日本人として移民を受け入れやすい国柄ではない、もっと寛容であるべき。
  • 宗教面での対策が、まだ日本ではまだ不十分である。
  • 日本語をインドネシアなどの海外などで指導する。
発表に対するコメント:
  • 前回まで、イギリスが国内育成により介護不足を解消できた、という事例から進んでいたが、今回はまったく別のアプローチでイギリスの移民政策について述べていた。前回のほうが興味深かったし、今回なぜ変えたのか説明不足である。
  • 国の政策としての案は出ていたが、もっと自治体や住民組織などが実際どういう取り組みをしているかなどミクロな視点の政策を調べるべき。
  • 参考文献の書き方が不適切。作者が先でそのあとに題名。年号日付の表記法は統一する。ex.2015/05/16

【3年 藤田 発表】研究テーマ「航空業界はどう再建されるべきか〜〜LCCの参入の観点から〜」
章立て:

  1. 研究概要
  2. 本邦航空業界の歴史
  3. 45/47体制がもたらしたものとその終焉
  4. 運賃規制緩和のはじまり
  5. 航空法改正
  6. スカイマークの参入
  7. LCCの誘致
  8. LCC元年の到来
  9. LCC参入の評価
  10. 次回発表の展望
  11. 参考文献
グループディスカッション:「航空業界における価格競争は進めるべきか」
  • ローカル線に関して言えば、価格が大事になる
  • 価格競争したところで、底は見える
  • 価格が下がったうえで、サービスの競争が起きればいい
  • 安全面に考慮して制度化すべき
  • 乗務員の労働環境が心配
発表に対するコメント:
  • 先行事例として、アメリカや東南アジアなど海外との比較を進めるべき
  • 誰が政策を進めるのか明らかにする
  • 地方の活性化という側面も強めていければいい
  • 航空以外の交通手段もかかわってくるはず

【3年 鈴木 発表】研究テーマ「働きやすい環境へ〜ブラック企業の事例・事情から考える〜」
章立て:

  1. 研究動機
  2. ブラックバイト、ブラック企業って何だ
  3. ブラックバイト、ブラック企業の事例
  4. 政党・政治家たちのブラックバイトへの動き
  5. 今後の展開
グループディスカッション:「@皆さんの考えるブラックバイトって何でしょうか? 、Aブラックバイトだと思う実体験を話し合ってみてください。(職種も合わせて教えてほしいです)」
<A班>
  • 本人はブラックバイトに気づいていない。
  • シフトを1週間前に言われる。有給申請しても取れない。
  • 周りからブラックだと言われることで気が付く。
<B班>
  • 辞めたいのに辞められない、休憩時間が満足にない。これはブラックバイトである。
  • 夏休みに1週間に40時間超える労働経験も。
<C班>
  • 雑務でも、残業代が出るか出ないか。これは大きなブラックバイトかのラインだと思う。
  • 塾講師の場合、土・日に否応なしに研修が入ることもある。
<D班>
  • シフトが希望通り通らない。
  • 3K仕事・・・きつい・きたない・きけん
  • 個人個人の感情に寄るところが大きい。

発表に対するコメント:

  • 大学窓口・・・実際、早稲田大学はそういった窓口を置いているのか。
  • ブラックバイトの導入から政策プロセスに焦点を当てる。
  • 会社を糾弾するという方向では、一方的で考察が深まらない恐れがある。そういう実態から抜けられない事情や社会構造の解明に焦点を当てて、社会科学的に考察する。

【3年 石田 発表】研究テーマ「埼玉県菖蒲町における交通改善」
章立て:

  1. 研究動機
  2. 菖蒲ってどんな所?菖蒲町の交通の現状
  3. 問題解決の方向性
  4. 新型交通システムの検討
  5. 今後の展望
  6. 参考文献
グループディスカッション:「地図を見て菖蒲の交通改善をしてみよう」
  • まず道路が少ないので道路を増やす
  • セグウェイの活用
  • 川に恵まれているので水上バスを通す
  • 久喜駅まで動く歩道を作る
  • ヒッチハイクの普及
  • シェア自転車
  • 北本駅から久喜駅までモノレールを作る
  • 圏央道・東北道を利用して高速バスを走らせる
発表に対するコメント:
  • 多摩モノレールの例のように、地下鉄7号線も国道122号の上に通して延伸したらどうか。土地を買収する必要がない。
  • バスが渋滞にはまるのは道路の外側の車線を走っているから、という話がある。名古屋の基幹バスのように、道路の中央にバスレーンを設置してみたらどうか。

 
 
 
 
 
 
 

 次回は、図書館講習の第二弾。情報検索をした結果を、ネットで一元管理し、参考文献の作成を簡単にできるソフト、Ref Worksの講習を学部端末室で行う。必ず、事前予習動画を視聴し、アカウントを取得してくること。また、各自の研究テーマに役立つ資料をインポートするので、キーワードを用意してくる。(担任)

(3年 清信、緑川、松谷、藤田、鈴木、石田)


2015年5月12日(曇り一時雨 )
第5回授業(図書館講習その1(情報検索))
欠席者:4年7名(就職活動)
遅刻者:3年1名(病院)、4年1名(就職活動)


 毎年恒例となった中央図書館職員の方々による「情報検索の講習」を、学部端末室を借り切って実施した。今回の実施タイミングについては、3年生からの希望を基に、図書館に依頼し、調整した結果である。
 事前に、図書館からナビに掲載してもらった、情報検索及びRefWorksの自習用ビデオを視聴することを課題とした。視聴期間を今学期中と広く設定したので、生半可な諸君は復習に活用すること。
 講習内容は、各自のゼミ論、卒論の研究と執筆には必須のスキルであり、毎年、図書館の出前講座の形で実施している。ネット検索ではなく、本格的にキーワード等により、大学が持つデータベースを効率よく検索し、先行研究から学び、吸収し、アイデアを導くことが求められる。心して臨むこと。

 学術情報検索でできることは主に5つであった。

  1. 「WINE」を利用して図書館の書籍の検索ができる。
  2. 「CiNii Books」を利用して他大学の書籍の検索ができる。検索した書籍は本学の図書館から取り寄せも可能。
  3. 「CiNii Articles」または「Web of Science」を利用して学術論文の検索ができる。
  4. ヨミダス歴史館を利用して過去の新聞記事を検索できる。接続数が限られたDBでは利用後、必ずログアウトをする。
  5. 学外や自宅からでも必要なログイン手続きをすれば、データベースを検索することができる。

 図書館講習の次回、その2は検索結果を一元管理するソフトを学ぶ。次回までの宿題として、「RefWorks」のアカウントを作成しておくこと、コースナビにアップしてある動画を参照して予習しておくこと。また、来週の授業は、鴨川セミナーハウスでの合宿とする。

(3年藤田&担任)


2015年4月28日(晴れ)
第4回授業+新ゼミ生歓迎コンパ@いねや
欠席者:4年2名(就職活動)
遅刻者:4年1名(就職活動)
早退者:4年1名(就職活動)

 2年生以外の出席確認と1分間スピーチに続き、2年生15名の自己紹介を、スライドで5分間ごと、プレゼンした。名前の由来、出身地、サイクル、バイトをイントロにして、ゼミ論で研究したいテーマ、ケースについて発表した。

  • 【秀 隆行君】
    神奈川県出身、出身校は、いきものがかりのボーカル母校
    東北に多い名前
    バイト:予備校のチューター
    サークル:バスケ 趣味:読書・服あさり・ラーメン
    研究テーマ:戦争抑止につながる教育政策
    理由:戦争体験者がいなくなる危機感&日本史が好き

  • 【青木亮介君】
    由来:三国志から亮(諸葛亮)&いかりや長介の介
    戸塚出身(愛知・北海道・横浜にも住んでた)
    サークル:バドミントン&フットサル
    趣味:アニメ鑑賞(アクティブ系)&球技&ジャグリング(4つまで)
    研究テーマ:日本の漁業利益増大
    構想:近年の日本漁業問題&21世紀に成長の欧州との比較&利益増大についての提言
    理由:寿司好きから漁業

  • 【石川優太君】
    由来:優しくたくましく
    5歳まで海外→松戸→小4からロンドンなどなど転々
    サークル:アメフト
    趣味:スポーツ観戦
    バイト:食堂
    研究テーマ:アメフトの普及策
    理由:アメリカ一位だけど日本の競技人口が少ない。
    城山さんからコメント・・・研究しづらいけど、先輩の発表持って来たりしたりして工夫を。テニスの先輩もいるし

  • 【稲垣里帆さん】
    先週のシジュウカラ観察から、その卵の話
    由来:姉の名前と母音が重ならないよう
    横浜出身
    サークル:ロドリゲスとわせオケ(ビオラやってます)
    好きな季節:夏
    好きなもの:ワンオク、いも好き、小豆バー
    研究テーマ@:企業の環境保護活動について
    理由:エコプロダクツでCSR活動に興味がある
    研究テーマA:自然遺産の活動について〜佐渡の棚田で儲ける〜

  • 【井上佳亮君】
    由来:佳は佳子様から&亮は諸葛亮から
    誕生日:3月20日・・・地下鉄サリン事件の日
    90年代音楽が流行り
    あだ名:なす
    バイト:生協
    サークル:名所古墳研究会(旅サークル)&下懸宝生会
    興味あるテーマ:観光・トイレ・オウム
    いかにして東京に観光客を呼ぶか(人口減少中観光客は必要不可欠)(トイレとか)
    オウムの残虐を繰り返さないための国や地方自治体について考える。

  • 【遠藤 魁君】
    由来:魁・・・魁皇みたく強くなってほしい&さきがけ・・・パイオニアになってほしい
    部活:サッカー
    趣味:ツーショット
    研究テーマ:和光市北口の活性化
    理由:北口と南口の差がある。
    富士見にアウトレットがあるのに和光市駅はなぜ?

  • 【海津礼知君】
    由来:れいちという音で決める→礼儀を知る
    出身:西東京市
    部活:サッカー
    世界史が好き
    サークル:サッカー
    バイト:コールセンター
    趣味:音楽鑑賞(邦ロック)
    研究テーマ@新潟柏崎→原発問題・エネルギー問題
    研究テーマA犬2匹飼ってる→動物殺処分問題
    研究テーマB西武線にいらつく日々→公共交通機関の正常運行

  • 【片矢有紀さん】
    由来:生まれた日に雪&姓名判断
    片矢→40世帯
    愛知県名古屋出身
    サークル:書道
    習い事をいろいろやって、その結果世の無常観を語り仏門をたたく→宴会芸となる
    趣味:書道・読書・旅
    はまってること→1リットルの涙&神社検定
    研究テーマ:日本文化を守る外国人雇用
    理由@グローバル化が嫌い。
    Aバイト仲間に外国人が多い。
    B書道を通じて日本文化と今後に関心。

  • 【木村 巧君】
    由来:意味はなく、字数にこだわった。
    出身は八王子市、学園都市でラーメン店が多い。
    趣味:スポーツ観戦(サッカー・ラグビー・野球)・旅
    サークル:サッカー部の応援をするサークル
    研究テーマ:サッカーを利用した地域振興策
    理由都市への人口流入、スポーツ好き、サッカークラブ自身の経営不振、解散したクラブの存在。自治体から金をもらう現状。

  • 【堤 陽平君】
    由来:太陽と平和から
    趣味:読書、映画鑑賞、寺社巡り、旅
    バイト:博物館運営スタッフ
    出身は大阪の藤井寺市全国で5番目に小さい(藤井寺球場昔近鉄)(藤井寺に千手観音がある国宝)(伊達正宗や真田行平が陣を構えてた)
    研究テーマ:ギャンブル依存症
    理由@IR推進法案(カジノ法案)再提出の動き(一回はねられた)
    Aギャンブル依存症・・・500万人越え

  • 【中村太一君】
    由来はないが4画と1画でこうなった。公一も候補にあったが。
    伊勢原出身(いきものがかりボーカルの隣)
    部活:中高陸上部
    教職(社会)火曜6限に授業
    サークル:野球&テニスのサークル
    バイト:食品工場
    趣味:数独。電車の暇つぶし
    ・軽い運動(体育3個履修)
    研究テーマ:空き家問題に対する政策
    理由:自分の家の物置を半年放置してたら屋根崩壊。

  • 【真壁美美子さん】
    真壁・・・桓武平氏の一族らしい
    由来:心も体も美しく育つように
    洗足中高出身・・・クイーンエリザベス号モチーフの校舎
    サークル:名所古墳研究会
    バイト:コンビニ
    趣味:買い食い・犬猫・漫画(北斗のけん)・旅行・宝塚
    研究テーマ:2020年に向けた地方への外国人観光客誘致と課題
    理由@:名所の数の割に観光客が少ない
    Aバイトでの外国人とのふれあいやサークルで地方へ
    Bアクセス・言語・文化的背景の違う人への配慮

  • 【柳下史弥君】
    あだ名:やぎ、やぎちゃん、やぎした
    横浜出身
    部活:水泳部
    サークル:水泳同好会、弓道同好会、温泉旅行サークル
    バイト:なし
    研究テーマ:少子高齢化問題
    理由@:日本の諸々の問題の原因
    A父母祖母2祖母1の家族構成
    B地域コミュニティ・子育て支援の面から見ていきたい

  • 【良元日向子さん】
    由来:三月生まれのひなまつりと関係
    石川出身→市川右大阪豊→市川
    サークル:鵬志会
    バイト:ディズニー
    好きなもの:映画(履修にも影響)&TEAM NACS&TDR・USJ
    研究テーマ:日本のテーマパーク産業の活性化
    理由@:テーマパーク好きだから
    理由A日本のテーマパークのあり方に疑問を持つ(USJのハリーポッターとか)
    理由B海外から見た日本のテーマパークが気になる

  • 【富山ゆりなさん】
    横浜出身
    部活:テニス部
    由来:沖縄のゆうなと母からゆりな
    バイト:個別指導とスタバ
    趣味:映画鑑賞・音楽鑑賞
    ノンスタイル、アンジャッシュのお笑いを見て元気を出している
    研究テーマ:企業における環境対策
    理由@個人でする環境対策に限界がある。
    理由A私たちが考えなきゃいけない問題だと思う。

 次回は、図書館職員を招いての情報検索とRefWorksの講習会


(3年鈴木佑弥)


2015年4月21日(曇り)
第3回授業
欠席者:4年生3名(就職活動)
遅刻者:4年生1名(就職活動)

 本日は、4年生以外の出席確認と1分間スピーチあと、ゼミ長の私からゼミ合宿および歓迎会についての連絡を行い、続いて4年生が自己紹介を行った。以下、2年生への研究テーマ選びにおけるアドバイスを中心にまとめる。

  • 【秋山さん】
     所属サークルのモーニング娘。研究会について熱弁をふるった。人気予備校教師のような話し方でゼミ生の関心を集めていた。研究テーマに関して、自身の経験から研究テーマが変遷していった状況を説明した。ゼミ内でのフィードバックで研究テーマを変更することも可能であるため難しく考えすぎなくてもよいというアドバイスがあった。

  • 【遠藤さん】
     サークル、バイト、趣味のお話のあとに研究テーマである銭湯について説明した。現在少なくなっている銭湯の活用策について防災や介護の側面から研究していると紹介した。テーマ選びとしては興味あること、現代的なことであることを題材にするとよいとアドバイスした。

  • 【一ノ瀬さん】
     アイスランドに留学した経験にふれ、それが現在の研究テーマにつながっていると説明した。アイスランドに関することと面白いとおもった授業という、異なる2つの興味分野を複合させてテーマ決めをしたという話だった。また、2年生がゼミUVをいかに活用すべきかのアドバイスがあった。

  • 【城山さん】
     自身の姓名判断や出身地の紹介のあと、所属サークルのアイスホッケーチームの紹介があった。ここからアイスホッケー競技の課題と発展に向けた政策をテーマにしたとのことであった。テーマ決めに際しては。身近な問題であることや興味があることに加え、資料があるか、ゴールできるかなど、その後の研究を見越して考えることをアドバイスした。

  • 【鈴木さん】
     身内の方の病気の発症から介護についての疑問が生まれ、テーマが介護のテーマになったと説明した。はじめから大きなことをやりすぎると行き詰る可能性があるという注意があった。また、前ゼミ長として上沼ゼミは風通しの良いゼミであることを2年生に伝えた。これはフィードバックが大切な本ゼミにとって重要なことである。

  • 【仲田さん】
     バイトやサークルを紹介したスライドの隅にのっていたおでんくんの画像が印象的だった。普段の生活の中で気になることを見つけ、そこに問題がないかを考えるとよいというお話だった。またゴールの見通しを立てることも大事だと説明があった。また、将来進みたい道に関する研究をするのも一つの手だというアドバイスがあった。

  • 【濱島さん】
     趣味であるスポーツ観戦、特にNBAの説明に力をいれていた。研究テーマの決め方については、@好きなもの、興味があって調べたいもの(will)の中から、A社会にとって必要なことを(must)選び、Bそのうえで自分が考えやすくてゴールが見えるもの(can)にするとよいとのアドバイスがあった。

  • 【牧野さん】
     ガンダム研究会についてと、ラーメンについていかに好きかをお話になった。研究テーマは尖閣諸島問題であり、マスメディアが伝える以上のことを自分で調べたかったという研究動機を説明した。また、現在の研究内容を紹介した。

  • 【和田さん】
     セクシャルマイノリティというテーマを選んだ経緯を話した。研究テーマは、社会にとって必要であるか、ゴールが見えるか、一部の限定的な人だけでなく社会全体の課題のであるかを気にかけるべきだとした。また自分なりの選択肢を作ってその中からテーマ探しをする方法を例を使って説明した。

 4年生のテーマ決めにおいて、ゴールがみえるものにするというアドバイスが何人かに共通してみられた。これは3年生のアドバイスのなかではあまり見られなかったものである。4年生のように、実際に長いスパンで研究を続けていく中で感じることなのではないのだろうか。またゼミで学んだことを就活で話す機会があるということから、そういった就活生的な視点でのアドバイスも随所にみられた。

 来週は2年生の発表、および歓迎会を行う。

(3年ゼミ長 杉橋)


2015年4月14日(雨)
第2回授業
欠席者:4年2名(就職活動)
遅刻者:4年1名

 本日は、3年以外の学年の出席確認と1分間スピーチのあと、ゼミ長の3年杉橋から合宿および歓迎会についての連絡を行い、3年生9名が自己紹介を行った。以下、昨年度の反省を基に、現3年生が苦労をし、途中に脱落者を出す一因となった「研究テーマ設定の経緯」を中心にまとめる(発表順)。新2年生の研究テーマ設定のヒントとなれば嬉しい。

  • 【石田君】
     出身地である埼玉県菖蒲町、そして趣味の鉄道に関することを中心に自己紹介をした。そして、それが研究テーマである「菖蒲町の新型交通システムの可能性」につながることを説明した。テーマを決める際のアドバイスとして、
    1. 身近な問題であること
    2. 自分の好きなこと
    を軸に選び、先に答えや結論が分かっているものを調べ学習するのではなく、あくまでも「問題、課題」をテーマの入り口として課題解決の取り組みなどを掘り下げて研究するべきだと強調した。

  • 【大塚君】
     はじめに出身、バイト、サークル、特技について話をした。特技をTwitter検索としていたが、大塚君はそこで得た情報をゼミ員に共有してくれることで知られている。個人活動が多いゼミであるため、このような協力体制は持続すべきだと考えられる。身近な家族の事情からテーマに行き着いたが、テーマ探しのネタとして、
    • クローズアップ現代
    • NHK解説委員室
    • 日経テレコン21
    • ニュースアプリ
    を推薦した。

  • 【小梶さん】
     出身、サークル、バイト、趣味を紹介したのち、研究テーマである「ふるさと納税」の話をした。研究動機は、知名度に反して利用者が少ないと自分の経験から感じたからであると説明した。最初のテーマ案は、データから研究が深まりそうになかった。

  • 【杉橋】
     出身、サークル、バイトと共に、履修した授業などを例に自身の興味分野を紹介した。その一方で、漠然とした分野や抽象的なでかい話では、調べ学習や評論になり、「だから何?」と研究テーマにならないことを、かつてテーマ選ぶで苦心した経験から強調して伝えた。そして出身地や高校の部活などでなじみの深かった東海地震対策について研究することになったと説明をした。

  • 【鈴木君】
     自身の優しい性格の説明に時間を割くというユニークな自己紹介であった。牛丼チェーン店でのバイト経験をもとに、ブラックバイトに興味を持ち、それらを改善するにはどうすればよいか考えたくなった、という研究テーマに至る経緯を説明した。

  • 【藤田君】
     出身、趣味に軽く触れた後、研究テーマの概略を説明した。テーマ決めの際、
    1. 政策提言に結びつくか、
    2. 自分にとってだけでなく、多くの人、社会にとって身近で意味のある課題であるか、
    を考えるべきだとアドバイスした。

  • 【松谷君】
     出身、サークルバイト、好きなものをはじめに紹介した。研究テーマを考える際、ゼミのホームページの先輩方の研究に目を通し、それらを参考にしたうえでじっくり考えることが大切だと伝えた。また、一つのテーマについて、各国の事情や対応策を比較する、という視点もありだ、と。

  • 【緑川さん】
     生い立ちを中心に自己紹介を行った。そのなかで、母校の小学校の校庭が天然芝になるなど緑化政策を目の当たりにした。そういった経験から持続可能な経済社会システムを実現するには都市の環境政策が必要不可欠だと感じ、研究テーマを決めたと説明した。

  • 【清信君】
     出身、将来の志望、趣味、サークルについて話をした。所属サークルであるロドリゲスの活動が研究テーマに結びついたことを説明した。また、休みの期間を利用して森林保護のボランティア活動を行うなど、研究内容につながる取り組みも紹介した。
 以上のことからわかるのは、自分の興味がそのままテーマになった人と、そうではなく身近な問題を見つめなおしてテーマを決めた人の2通りがあることである。2年生はどちらのパターンになるにしろ、テーマ決めまでの経緯は参考になるはずなので心に留めておいてほしい。

 自己紹介プレゼンのあと、上沼先生から、ゼミのメーリスの名前の由来を、是非、考えて欲しい、哲学者アイザー・バーリンの本に「大きなことを一つ知っているハリネズミと小さなことをたくさん知っているキツネ」の話があるが、なぜ、2年生はハリネズミで、3年生からキツネになるのか。これは2年生のみならず、上級生にとっても改めて見直すべき心構えであった。

 次回は、4年生の自己紹介を行う。

(3年ゼミ長 杉橋)


2015年4月7日(雨)
第1回授業
欠席者:就職活動の4年生2名

4限を終え休憩した2年生15名が前列に着席するところへ、3,4年生が加わり満員のなか授業開始。
今年度は、同じゼミ室610教室で連続して授業が出来る。ゼミ生にも好評。

  1. 新年度の授業開始前のこと。新3年生のゼミ役員から、春学期のゼミ運営についてアイデアの提案があった。新入生が15名加わるので、昨年度の自分たちの経験の反省を活かしてのアイデアである。先輩達の自己紹介をしたい。特に、落伍者が出ないよう、研究テーマ、事例の選択や設定に役立つ情報提供を新入生に与えたい、のだと。大いに結構な心構えであり、できるだけ提案通りにしたいと、学部事務所や図書館の職員の方々と調整を行った。
  2. 新3年幹事長の杉橋君から、3年生で相談した年間スケジュール;まず3、4年生の自己紹介、続いて2年生自己紹介と歓迎懇親会(いねや)、図書館の情報検索とRefWorksの講習会@614端末室、春合宿(鴨川セミナーハウス)、の流れの紹介があった。副ゼミ長の小梶さんから、合宿について説明があった。
  3. 補足して、ナビの講義概要に従い、春学期のスケジュールと授業の進め方について、合宿は授業扱い、ゼミ論が単位の前提など、担任から話があった。
  4. 発表を何回かして、担任やゼミ生から質問やアドバイスを受けて、研究を進める循環を作って、期末にゼミ研究ホームページの更新ができる、というのが基本形である。研究や就職活動に煮詰まったら、独りで悩まずにゼミでアドバイスを受け、あるいはリラックスして次のステップに進むように。
  5. 3年、4年の上級生から、2年生(ゲスト登録済み)まで、恒例の「1分間スピーチ」による出席確認を行った。就職活動中にもかかわらず欠席は2名のみ。その意欲や連帯感に驚く。

(担任)


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