そして、昨今食品のアレルギー表示が目に付くようになってきたりしているように思え、また、消費者の側も自ら食べる食料について慎重に考えて買う人が増えているように感じました。また、より安全で新鮮な食品を求める消費者だが、ほんとに口に入れているものは、安全なのか?遺伝子組み換え食品は安全なのか?など未だわからないことも多いと思いました。
そこで遺伝子組み換え食品については、よくわからないことも多いと自分自身でも感じていて、それらのことから身のまわりの食品に関する問題で遺伝子組み換え食品の問題について研究していきたいです。
否定派の意見
日本の表示義務について
世界の状況について
「遺伝子組み換え」とは?
そもそも遺伝子というものはタンパク質をつくりだすもの!!
遺伝子を「組み換える」、というよりは、「つけ加える」技術である。
また、そのような遺伝子が付け加えられると新しいタンパク質が
つくりだされる
EX)「害虫に強い遺伝子」を付け加える
↓
「害虫に強いタンパク質」がつくられる
そして、このたんぱく質によってその効果を発揮する。
それを食料品にも応用したのが遺伝子組換え食品。遺伝子
組み換え食品に使われている技術は全体の約7割が除草剤耐
性を持ったものであり、次が殺虫性です。
安全性の審査
遺伝子組換え食品の安全性の審査は、食品安全委員会に おいて科学的に実施されています。
具体的には、
遺伝子の安全性
@遺伝子により生産されるたんぱく質の有害性の有無
Aアレルギー誘発性の有無
B遺伝子が間接的に作用し、他の有害物質を産生する可能性の有無
これにより、2001年4月1日から、安全性審査を受けていない遺伝子組換え食品又はこれを原材料に用いた食品は、輸入、販売等が法的に禁止されています。
肯定派の意見
@安価で健康によい(消費者)
ビタミンやミネラル、タンパク質などの栄養分を従来より
多くの含んだ作物の研究がすすめられてる。
それらは、生活習慣病予防の観点から、栄養素や
機能性への注目されている
EX)ゴールデンライス
βカロテン(ビタミンAの前体)を豊富に含む
フラボノイドを強化したトマト
糖尿病や心血管疾患のリスク低下が期待
A育てやすい(生産者)
遺伝子組み換えによる開発
↓
1)害虫に強い作物を開発することにより、病害虫による損失を抑えることができる
2)耐塩性を向上させ、塩害地でも栽培できる作物や過酷な条件下でも生育可能な作物の研究など
B人口増加による食糧不足の解決(マクロな視点)
<問題>
1960年代には30億人余りだった世界の人口は、2001年には
61億人を超え、2050年には90億人に達するとの予測もあり
ます。国連の統計によれば、現在8億人が慢性的な栄養不
良、との結果も出ています。また、その一方で、農耕地は砂
漠化や海水面の上昇によって減少しています
↓
<解決策として>
より多くの実をつける作物や、比較的短期間で実る作物を開
発すれば、その収穫量が増すなど、食糧増産の有益な手段
のひとつと考えられています。
否定派の意見
日本の表示義務について
世界の状況について