これからの二輪業界〜政府の規制とそれに対応するための生産〜

社会科学部4年
政策科学研究ゼミナールV
井澤忠


  • 図はHONDAのCB400SF 出所HONDAホームページ

    研究動機

    現在の自動二輪業界は、排ガス規制や騒音規制などの影響で、今まで人気だった車種を生産終了せざるを得なかったり、基準値をクリアするためバイクそのものの性能を落として製造しなければならなかったりなど、二輪車を生産するにあたりいろいろ苦労しているようです。そこで、これからの二輪車業界がどのように新たな二輪車を製造していくのか、そして、すでに厳しい規制を課している政府が更なる規制を課すのか、また、課された場合二輪業界はどのように対応していくのかなどの研究をしようと思います。

    章立て

    第一章 排ガス規制・騒音規制の内容

    第二章 規制後の国内の流通(逆輸入規制)

    第三章 海外(欧州)の規制内容及び国内における新たな規制政策

    第四章 各メーカーの技術革新

    第五章 政策提言

     最後に政策提言となるが、政府は、事業仕分けにて、メーカーに電動及び燃料電池二輪車以外の技術開発(ex,ニューミッドコンセプトシリーズやメタルハニカム触媒)への資金援助をし、各メーカーへの技術革新への後押しをするべきであると思う。また、不正改造車に対する取り締まりの強化をするべきであると思う。

    参考文献


    Last Update:2013/02/01
    ©2010 Tadashi Izawa. All rights reserved.