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1998年11月21日
OB・OG会
第一部・新14号館402教室


記念撮影する先生と参加者

 ゼミの幹事長、茅島さんの歓迎の挨拶の後、千葉くんが今日のスケジュールを紹介し、上田くんがゼミのホームページの紹介をしました。日々の活動の報告がホームページで見られること、OB・OGからのお手紙などを紹介するコーナーがあることを紹介し、先生のホームページで故・椎名厚史さんの追悼文を掲載していることを紹介し、追悼文の寄稿をお願いしました。

 「せっかく卒業生に集まってもらって飲むだけではなんだから、新しい14号館の教室を使って個人研究の発表をしよう」という先生の発案で、第一部は今年の9月に竣工した14号館の教室で、個人研究発表の紹介をしました。ゼミの時間を使って、Microsoft PowerPointで作成したスライドを用いながら、現役ゼミ生がテーマとケース、章立てを発表しました。


スライドを用いた発表風景(先輩方は後方に)

 先生も政策科学の授業で使用しているスライドを映し、普段の講義の様子を紹介されました。このような形式の集まりにした理由を「新しい14号館の機材を活用した授業をすることが、授業料を負担している学生に対する使命」であり、「その様子を先輩諸君に紹介したかった」と説明されました。また、留学を予定さているロンドン大学のホームページを紹介され、留学の準備の進展具合などを報告されました。そろそろ、ご自身や周囲の方々の健康状況を留意しなければならない年代になった、とこぼされていました。

 その後、出席された先輩方の自己紹介と先生、ゼミ生への一言をいただきました。先生には、「先生は全然変わらない」「イギリスでは『ラウンドアバウト』を観察してきてください」「留学の成果を期待しています」「勤務先が東京になったときに、ゼミを訪れたくなった。上沼ゼミはそのような暖かさがあるゼミ。」といったコメントがありました。特に、多くの先輩方から先生に対するちょっぴり辛口のコメントがあり、先生とゼミ生の変わらない結びつきを感じることができました。ゼミ生やゼミ生の発表に対しては「PowerPointやパソコンのスキルは社会では必須。もし私の学生時代にそのような環境があったならば、研究も変わっていたはず。」「発表の仕方が変わっても、方法論や議論の進め方には以前と共通性があり、私がいた上沼ゼミそのものだ。」というコメントがありました。

 そして、一同教室の後方に集まり、先生を囲んで記念撮影をしました。

 この後、2階の大会議場を見学し、14号館10階の新研究室に向かいました。先輩方からは「研究室は新しくなっても広さは変わらない」という感想が聞かれました。みなさんは、上沼研究室の向かいの共同研究室で、久しぶりの再会を喜び、先生を囲んでにぎやかに談笑をしていました。


第二部・「いねや」
 7時を前に、場所を上沼ゼミおなじみの「いねや」に移し、壮行会兼懇親会が開かれました。このころになると参加者は増え、「いねや」2階の宴会場に人が一杯になりました。乾杯を前に、先生から御挨拶があり、ロンドン留学への決意などを伺いました。先生の御発声により乾杯をし、壮行会兼懇親会はすぐに大きな声に包まれました。



テーブルごとの参加者(撮影は先生)

 この時間帯はゼミもある「社学タイム」。みなさんのお酒のピッチもすすみ、ビールや日本酒が数多く追加注文されました。また、都合で参加できなかった7期生の田代智大さんが熊本特産の馬刺を保冷宅配便で「いねや」に送付してくださり、おいしくいただきました。また、第3期生の須永久恵さんからビール券を郵送していただきました。今回は利用できませんでしたが、新年会の時に先生とゼミ生で、もしくは、21世紀の後輩たちがいただくことなると思います。


先生が学部生の頃から食事の世話になった「いねや」さんからの差し入れ

熊本の第7期生・田代智大氏より差し入れられた馬刺し

 会は、最後に6期生の鈴木剛先輩の発声により、参加者一同、肩を組み、「人生劇場」を唄うことになりましたが、現役生をはじめ若い世代が人生劇場を唄えず、断念、校歌を歌いました。先生は「最近ゼミ生と飲んでも校歌も歌わない」と悲しんでおられましたが、久しぶりに校歌を熱唱。私達も、最も「ワセダ」を感じるひとときでした。

 お開きになり、OB・OGのみなさんで、先生をいねや前で胴上げをし、万歳で研究室に引き上げる先生を見送りました。その後、先輩のみなさんは、高田馬場駅前へ移動し、二次会へ、そして三次会へと、久しぶりの「学生時代」を堪能されたそうです。


卒業以来の再会を喜ぶ先生と第一期生の原瀬 庸さん

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