【1】練馬区の統計
【東京都地図 練馬区公式HPより抜粋】
誕生:35区から22区。板橋区から独立し23区へ。 面積:東京都総面積の約2.2%、23区の中では5番目の面積を有している。 地形・地質:練馬区は、ほとんど高低差のないなだらかな地形をしている。武蔵野台地と呼ばれる、青梅市を頂点とする扇状地のような洪積台地である。 人口:練馬区の人口は、689,187人。(平成21年1月)23区別に見ると、世田谷区の約83万人に次いで2番目となっている。 (資料:昭和44年練馬区地下水調査報告書)
以上、練馬区HPより引用
【練馬kの人口:練馬区HPデータより著者作成】
【2】練馬区の農業
【23区の農地面積の割合:東京都調査平成19年3月31日現在 より著者作成】
東京区部の農地面積では、練馬区は23区内で第1位。(平成19年3月現在)
練馬の農業の特徴は、キャベツなどの少品目を大量に生産する市場出荷型の農業経営と、少量多品目を生産する直売型の農業経営が並存していること。 ここ30年間の主要作物の作付け面積の推移を見ると、キャベツなど生産量の確保にある程度の農地面積が必要な作物が減少している一方、ネギ・ニンジンなど直売向きの作物の面積が増加している。その他、トマト・キュウリなどの夏野菜やブルーベリー・イチゴなどの果実の生産も盛んになっている。 現在では、農業人口の高齢化と安価な輸入農産物の流入により農業経営が困難となっているため、練馬区が農業推進支援を行っている。練馬大根は、江戸時代から栽培されるようになり、当時すでに人口百万をこえる江戸の需要にこたえる野菜の供給として発展してきた。 明治の中頃から東京の市街地が拡大していくのに伴い、練馬大根の生産も一層増大した。その後、昭和の初めのころまで盛んに栽培され続けるが、昭和8年の大干ばつや、何回かのモザイク病の大発生、食生活の洋風化・急激な都市化による農地の減少などにより、昭和30年頃から栽培が衰退し、練馬大根が出回ることはほとんどなくなった。 練馬大根の栽培が激減していくなかで、キャベツ栽培が主になり、現在の主要生産物はキャベツになっている。
東京都地域別マスタープランにおいて、練馬区は、「都市環境再生ゾーン」として、その住宅地としての役割を担ってきた。
東京湾ウォーターフロント活性化ゾーン(政治・経済・文化の中心) センターコア 再生ゾーン(東京湾、交通・物流の拠点) 都市環境再生ゾーン(住宅地から市街化) 核都市広域連携ゾーン(多摩ニュータウン) 自然環境保存・活用ゾーン(西多摩地区 山間部)